2009/12/28(Mon)
仕事納めとさせて頂きます。



 ども。



 あー、バタバタ。「師走〜っ」な感じ。



 いこか。



 えー、昨日もバタバタ。朝起きて、そのまま代々木公園をグルグルと走ってゲロゲロ。うん、走らんといかん理由がある。で、昼からは六本木のJ-WAVEに行って、生放送の『TOKIO HOT 100』に出て、また嫌ーっな汗ビッチョリになるかと思ったけど、昨日はなんかそうでもなくて、いつもより少しやっつけてやった感じ。珍しく中川にも誉められた。なーんも考えずに行くのが正解と理解。流してもらったのはチーノの「Never Change」。うん、今後も呼ばれたら、変わらずなーんも考えずに行くことにしとこ。



 で、そのまま恵比寿・中目黒で私用をやっつけて、夜にはクラブ・ジャマイカに。シャインヘッドを10年振りぐらいにチェックしに行くことに。まっ、以前の会社時代にシャインヘッドのアルバムとか出したりしてて、なんやかんやの付き合いだったけど、色々とあって連絡とかも取らない感じになってたんだけど、「なんか会いに行きたいんだ、ただ、なんとなく」と行くことに。



 入口を抜けたら、いきなりシャインヘッドが立ってて、アララ。なんか色々とあったこともあって、「どーやって声掛けよ」とも思ったけど、とりあえず「久し振り」と声掛けてみたら、「おー、久し振りだな」な感じでなんか緩い感じで再会トーク。感激とかはない。まっ、色々とあったけど難しい話はしないよ。少し老けたようにも見えたけど、お互い様か。でも、使っている香水は以前のままだったな。香りは記憶と密接だな。



 で、この夜はシャインヘッドが皿回し/セレクターをやることになってて、「アーティスト以外に新しい仕事見つけたな」と冷やかしたら、「元に戻っただけさ。アフリカン・ラヴでマイク握る前、その前にダウン・ビートでマイクを握る前は俺はセレクターだったんだ。俺はセレクターからアーティストに転身したんだよ」と言われた。そうだったのかもしれないけど、忘れてた。



 何年か振りの再会だったけど、特には盛り上がらず。でも、会えて良かったな。仕事関係を抜きにして、シャインヘッドは自分に取ってはスターで、大切な存在だし、話せただけで良かった。現在はロサンゼルスに住んでいるみたいだけど、以前の付き合いの時に、「ホーム」のニューヨークのハーコーな場所を、スリーピー・ワンダーと一緒に色々と案内してもらったのは良い思い出。



 スタジオや溜まり場だけでなく、自宅や通っているコイン・ランドリーとか長時間連れ回されたけど、シュガー・マイノットとか、駆け出しの頃のアサシンとか色々と出会えた。あと、いつの年だったか、自分の誕生日に電話してきてくれて、留守電に「ハッピ〜・バースデ〜・トゥ〜・ユ〜」と延々と歌って吹き込んでくれたのも良い思い出。変な時間に電話してきたから、自分は寝てたんけど、電話のベルで目が覚めて、「うくぐ・・」と電話を取ろうとしたら歌い出したので、あえて受話器を取らずにそのまま最後まで聴いてた。そのダブと言うか、留守電は現在も取ったままにしてる。なんかそんな思い出もいっぱい。



 で、そんなコトをボケーッと思い出してたら、昨晩のイヴェントにゲストで参加してたバーン・ダウンのカズ君と「あらあら、どもども」。ちゃんと話したのは初めてかも。「ココは初めてのハコなんで緊張しますわ」と言ってたけど、ガッチリと客をボスしてて流石。良い曲をたくさんアリガト。また会いましょ。



 そんで、そーこーしてたら、DJブースではシャインヘッドの皿回しタイムがスタート。「ホントにやるんだ」と思ってたら、ビックラするぐらいガッチリとファウンデーション・チューンをプレー。ちゃんと自分でレコード持参したとか。



 で、それを聴いて楽しんでいたんだけど、会場でリンクしたマイ・クルーと「今、何時? 3時半? だったら間に合うか?」と、クラブ・ジャマイカを出て、急遽ハーレムに移動。「プラチナム・ジャム」を覗きに行くことに。昨晩はサンセット、スーパー・Gのレギュラー陣に加えて、特別ゲストとしてマイティ・クラウン、チョーゼン・リー&ホーム・グロウンが出演。



 で、会場着いたら、ちょうどチョーゼン・リー&ホーム・グロウンのライヴが終わったところでアララ、遅かった。でも、知り合い関係者多数で、そのまま「今年もお疲れでしたー」とカンパーイで、忘年会モードに。結局5時までアハハで終了。楽しかったね。



 で、自宅で仮眠して普通出勤。銀行周りとか色々でバタバタ。メール会員さん達からの「アンケート/プリゼント応募メール」もバタバタと到着中。リアクションが早いのと多いのに感謝。なんかこの親密感は悪くないぜ。とりあえず、眠いし、疲れているけど、テンション高めは昨晩からの継続中。今日がウチの今年の仕事納め。このままのテンションで終わらせたいな。



 えー、今年も一年間有り難うこざいました。全ての皆さんに感謝を。



 で、今年は色々な意味で「変化」を感じた年でした。社会や経済、自分達を取り巻く様々な状況が大きく変化しているコトを肌で感じた年でした。で、そうしたウネりの中で、ココから守らないといけないものもあったりすると感じてますし、変わっていかないといけないこともあるようにも感じています。守るべきことはタイトに、変わるべきことは、変容ではなくて、進化となるように努めたいと思います。ブレずにいくことは当たり前ですけど、変わることを怖れずにいこ、と。ええ、ウチのスタイリーのままに。




 また来年も頑張ります。零細・弱小・非力で微力は理解していますが、その中で自分達なりの表現と努力を重ねていきたいと思います。そうした環境を自分達で維持していきたいと思います。また来年もヨロシクです。相手して下さい。遊んで下さい。そんで、叱って下さい。皆さんとのリンクは大切な財産です。それをより大きくしていきたいと願っています。



 えー、改めて今年もお疲れ様でした&有り難うございました。感謝しています。また来年元気に会いましょ。皆さんも良い休暇を。良いお年を。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/25(Fri)
閉店と休刊と本日アンケート送信と中川。



 どもです。



 いこか。



 えー、まず、クリスマスなんですけど、どーよ?



 あっそ。プレゼントもらったの? へー、そりゃ、良かったね。うん、鳩山総理にもサンタじゃなくて、東京地検特捜部からプレゼント届いたみたいで良かったじゃん、と。



 で、ウチへのクリスマス・プレゼントは今朝届いたメールの中に発見〜。ええ、ニューヨーク在住の池城美菜子嬢からのメールで、「サンチェスのインタヴューを無事ゲットしたどー」な内容。昨日に急遽お願いして、快く受けて頂いて大感謝。どうもサンチェスもご機嫌だった様子で良い話をたくさん聞けたみたい。また掲載関係が決定したら報告しますけど、来年2月のVPからの待望の新作『NOW & FOREVER』のリリースに合わせる感じとなる予定。お楽しみに〜。



 で、まぁ、メールと言えば、やはり毎年クリスマス時期になると、ウチの海外関係もお休みになるところが多くて、海外からのメール数は普段よりもドーンと減ります。まっ、それによって、至急に欲しい回答が届かなくなったりとか困ったこともありますけど、それはそれで良い感じ。こうしたメールをサバくのにも結構毎日時間も取られているしね。



 で、昨日は、クリスマスのおかげで、そうしたメールをサバく時間を短縮出来たりもしたので、昼間には小田急線に乗って、東京郊外の多摩センターまで行くことに。キティちゃんが住んでいるサンリオ・ビューロランドで有名ですけど、ヤクザなラガ・ラジオ・ディレクターの中川の地元というダークな部分もある街。



 ああ、中川と言えば、明後日のJ-WAVEの『TOKIO HOT 100』にまた呼び出されています。多分、年末で他のレコメンダーの皆さんが忙しいんだと思いますけど、とりあえず呼び出しを無視するのも怖いから行ってきます。3時過ぎぐらいから、またレゲエに全く興味はないだろうクリス・ペプラーさん相手に、全く噛み合ない会話をして、なんか一曲流してもらいます。中川のバカ。



 で、その多摩センターに行ったのは、駅ビル内にあるCD店のタハラさんに行くため。この店には空手家でもある熱血レゲエ・バイヤーの清水さんという方が居るんですけど、清水さんは、この多摩センター店もですけど、これまで藤沢とか横浜駅とか色々のタハラのお店でもレゲエを熱心にサポートとしてきた気持ちだけではなく、結果も残してきた名レゲエ・バイヤー。



 で、昨日に清水さんを訪ねに行ったのは、この清水さんがキープしてきたタハラの多摩センター店が、今月で閉店することになったから。ビルの工事かなんかがあって、当初は移転予定もあったけど、最終的には閉店することになってしまったんです。清水さんも他店に異動することなく、これを機に退社されるとのことで、その前に会っておきかったから。仕事上のお礼もあるけど、それ以上に長年付き合った仲間として、なんか会いたくなった。



 まっ、暗い話をし出したらキリも無さそうだし、空手家で凛とした精神を持つ清水さんだったので、なんか「前向いていこ」と励ましあった。今後の予定は決まってない様子だったけど、また何か一緒に仕事できる関係であれれば嬉しいな。勿論、そうでなくても変わらないけど。えー、改めて、有り難う&お疲れ様。区切りとして一度言わせておいてちょ。そんで、今後もヨロシクね。ああ、今日の添付写真はその清水さん、念のため。



 で、「今年もCD店さんが何店か閉店したなー」と思いつつ、また小田急線で事務所まで戻ることにしたんだけど、「あっ」と思い出したのは、お店ではないけど、雑誌のコトで、これもチト哀しいニュース。うん、お付き合いのあるシンコー・ミュージックの営業さんから「『WOOFIN' girl』休刊」のメールを先日に頂いた。来年の1月発行の3月号を最後に休刊しちゃうみたい。



 まっ、女子ファッションとかがメインでしたけど、『WOOFIN'』と同様にレゲエをたくさん紹介・掲載してくれた雑誌なだけに寂しい感じ。是非、また復活を期待します。



 うーむ、なんかクリスマスなのにダークな話題ばっかでスイマセン。全部中川のせい。関係無いかもしれないけど、ロッカーズ・チャンネルのキタノのせい。アイツは危険。忘れてはいけない。



 で、忘れていけない、と言えば、本サイトのメール会員さん達を対象とした「年間ベスト/プレゼント大会」。今日に一斉に実施概要を会員さん達にメールします。携帯の人は「PCからの受信拒否設定」をハズしておいて。



 で、今日中に、自分とマイ・クルーの「年間ベスト」も「MONTHY NEWS」にアップしておきます。会員さん達のアンケートと同質問内容で回答しておきます。なんかアンケート記入の参考になれば幸い。とりあえず、楽しんで応募してもらえたら幸いです。お待ちしてます。締切は1月8日です。



 えー、で、まぁ、クリスマスもなんか終了気分ですし、もう年末よね。来年は今年よりも良い年にしよう。楽しんでいこ。で、事前に言っときますと、ウチは来週月曜日/28日が仕事納め。年明けはアバウト。で、ココのアップとかも休暇中はしない、と思うけど、気分次第。とりあえず、そんな予定でヨロシクです。



 長過ぎるな。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/24(Thu)
サンチェスとタイガー・ウッズ狂演ビデオだよ!  



 どもです。



 いこか。



 えー、ジャマイカのキングストンのノーマン・マンレー空港では、アメリカン航空機の事故があった様子。ニュース映像を見たら、機体が割れていて大変そう。クリスマス休暇に合わせて帰省しようと搭乗してたジャマイカンも多いと思うけど、皆さんが無事であることを願います。




 で、帰省と言えば、自分も正月に実家のある名古屋に帰省する予定。で、そんな帰省のコトを考えている時に、なんとなくグーグルで自分の実家を検索してみたらビックラ。ええ、あの画像でリアルに風景が見えるやつで見てみたんですけど、なーんと自分が実家のマンションの前を歩いている姿が映ってた!



 で、映ったのは2年ぐらい前の夏の自分で、単パンにリュックな正統派小学生スタイリー。名古屋のイヴェントに行った時に実家に泊まったけど、その時の自分。東京ではなく、この年に何回も帰らない実家の前でパシャリされていたとはスゲエ確率と偶然。アハハ〜なんだけど、自分の肖像権も気になるぜ。



 で、気になる権利と言えば、某メーカーさんから「獲得してくれ」と頼まれたヴァイブス・カーテルの某人気曲の使用権利のコト。まっ、色々とカーテルに説明したりなんなりで、先日に「契約&使用しても良いよ」までこぎ着けてやれやれ〜。



 で、「あとは契約書送って、送金して、マスターをゲットで自分の役割は終了よね〜」と気楽に思っていたら、その曲を使用する企画盤の発売が1月だったことが発覚。「えっ、春ぐらいじゃなかったの?」と大慌て。「おいおい、リリースまで一ヶ月切っているぜ」と焦りまくり。最初に言ってくれよ、メーカーさん。



 で、嫌ーっな汗たっぷりとなった一昨日の夜は、ホントは川崎チッタで開催されたバーン・ダウンのリリース・パーティーに行く予定だったんだけど、急遽カーテルを捕まえてマスターをゲットする作業に突入することに。チッタではなくて、自宅でオールナイト。お誘い頂いたビクターの阿久津さん、ゴメンなさい。



 そんで、無事確保出来たカーテルの理解もあって、なんとか無事マスターもゲット。メールは便利だな。アリガト、ティーチャー。話の分かる良い人だ。



 で、「あー、疲れたー」な昨日の朝だったんだけど、「まだまだやらんといかんコトがある」と代々木公園を走ることに。走らないといけない理由が今はある。ヘロヘロでもやるしかねぇぜ。でも、なんか公園は人が少なくて気持ち良かったネ。



 そんで、「まだまだやらんといかんコトがある」と午後には渋谷にテクテクと出掛けたら、代々木公園とは真逆に吐きそうになるぐらいの人の大洪水。「そっか、もうクリスマスだもんな」と納得なんだけど、「ってことは『カヴァーズ・クリスマス』ももうすぐ終了〜な感じになっちゃうなぁ〜」とも。うん、クリスマス盤はクリスマス・ケーキと同じで、賞味期間が短いネ。



 えー、是非皆さんヨロシク、と。明日までにチェックして、と。i-tunesでは依然として絶好調。レゲエ・アルバムでは1位とかになってるけど、既に楽しんでくれているマッシヴにはナフ・リスペクト。



 で、結局、渋谷と原宿方面を人の波に飲まれながらテクテクして終了。自宅に戻って、メールとかをチェックしてたら、VPからサンチェスの件で連絡有り。来年2月に久々の新作『NOW & FOREVER』をリリース、しかも、その新作は〈ペントハウス〉プロデュースってことで、「うっひょー」なんだけど、そのサンチェスが「電話インタヴュー受ける」とのこと。でも、実施予定日は日本時間の今日の深夜になってて、「急過ぎるでしょ」と、うーむ。



 でも、なんとかしよ。だって、サンチェスだよ。久々の新作も嬉しいけど、あの取材嫌いでもあるサンチェスが「取材に応じる」ってのはナカナカナイ。なんとかしよ。



 で、サンチェスと言えば新作収録予定曲で「Won't Surrender」ってのがあるんですけど、まっ、内容は「君は僕の携帯を見て、僕のコトを疑っているみたいだけど、僕にはやましいコトはないし、僕は逃げないよ〜」っていった男女間のトラブルを歌った曲。



 で、この内容で「あっ」と思い付くのは最近のタイガー・ウッズ君。ええ、喰らってますな。で、この曲のビテオと言いますか、なんて言いますか、そのタイガー・ウッズが共演と言いますか、まっ、タイガー・ウッズをイジったビデオがVPから到着。とりあえず、可哀想だけど笑える内容。早速「エンターテイメント」欄にアップしているのでチェックして。


 http://www.247reggae.com/entertainment/index.html



 えー、とりあえず、メリー・クリスマスとか言っときましょ。楽しめユーツども。頑張れよ。



 ながーい。



 そんな感じ。ではでは。



2009/12/22(Tue)
ベレス・ハモンドの新7インチとレコードのコト。




 どもです。



 いこか。



 えー、情報から。



 VPから7インチ・リリースのインフォが到着。今回はベレス・ハモンドの「Bring It On」。昨年リリースされた最新作『A MOMENT IN TIME』収録の人気曲。ちなみに現在絶好調の『STRICTLY THE BEST VOL.40』に収録されているベレス・ハモンドの「No Goodbye」も同アルバム収録で、ロング・ヒット曲の「I Feel Good」もそう。まっ、改めてですけど、名曲大量収録のアルバムですので再注目ヨロシクです。



 で、今回の「Bring It On」はVP盤ってことで、アメリカ・プレス。音質・品質も問題なしと思います。リリースは間もなくで、現在受注期間中。卸店・小売店さんの皆さんは是非ヨロシクです。



 そんで7インチと言うと、今年は新作のリリースが以前と比べてかなり減少している感じ。ジャマイカの最新ヒット曲、ヒット・リディムも7インチでリリースされないものも増えている感じ。先日に参加した『リディム』誌の討論会の場でも、同席したレコード店の方が、「以前は一月で新作が200枚ぐらいあったのが、現在は40枚程度まで減っている」と語っていて、正直「減っているのは知ってたけど、そこまで?」とビックラした感じ。



 で、現在、日本の各レコード店さんはこうした状況の中で、直接ジャマイカのレーベル/プロデューサー側と交渉して、日本向けに7インチをリリースしてもらう活動をしていたりします。結構大変な作業と労力。勿論、レコード店さん側には、販売出来る商品を獲得しないといけないというのも事実だと思います。ただ、それ以上にレコードというソフトへの愛情と、レゲエ/ジャマイカに受け継がれて来た7インチのカルチャーへの愛情がその事実を上回っているのも事実。そうでなければ出来ない現実。



 まっ、ジャマイカのような途上国だと、何かのインフラが整備され始めたりすると、ある時期に一気にそれ以前のものが消えていくコトがあったりしますけど、見ているとジャマイカはアナログ・レコードからCDに移行するのに時間を要して、それがままならないうちに一気にデシタル配信に突入しようとしている感じ。で、その中でお金の部分でも、スピードの部分でもリスクの大きいレコードは一気に減少傾向にある感じ。「プレス工場の閉鎖」「プレス機を海外に売却」とかいうニュースも聞きます。あと、サウンド・マン達もダブを以前のようにアセテート盤でカットするのも減少しています。



 「そうした時代」と言われたら、それまでですけど、やはりこうした状況は寂しいところ。せっかく培って来たものが途絶えるのは残念。で、現在の日本の各店が努力されている活動、それを通じてレコードの素晴らしさと面白さ、そのカルチャーを伝えようとする想いがより多くの人達に届くことを強く願います。うん、ジャマイカにも届いて欲しい。



 で、そんな日本のレコード店さんの活動とかを、先週のVPとの長電話ミーティングでも話したら、VPの幹部が「VP管理の楽曲であればプレスの要請に応じるよん」とのこと。勿論、ミニマム・ロットとかはあるとは思いますけど、条件等が色々と合えば、プレス生産は出来そう。是非、各レコード店関係の皆さんはご検討を。



 あと、レコードと言えば、昨年のシスコさんの閉店は記憶に新しいところなんですけど、そのシスコ・渋谷レゲエ店に勤務していた、と言うか、その以前には新宿ハイ・タイムスの店長だったで加藤さん(ジェネラル・Kさん)が、自身で中古盤専門サイトを開設しました。下記がアドレス。今後はもしかしたら二度と見つからなくなるかもしれないレコードもあると思いますので、是非チェックしてみて。


 http://feverrecords.shop-pro.jp/



 えー、なんか色々と書いちゃいましたけど、戻ってベレス・ハモンドの7インチもヨロシク、と。



 えー、他にもなんかあったけど、このへんしとこかな。既に長いしね。



 明日は祝日。良い休日を。



 そんな感じ。ではでは。



2009/12/21(Mon)
携帯メアドから登録のメール会員さんにお願い。



 どもです。



 今週もヨロシクです。



 えー、今週は祝日があったり、クリスマスがあったりで、ココから一気に年末モードな感じになってきますな。えー、寒かったり、大雪の地域とかもありますけど、体調管理もタイトにガッチリと楽しんで、今年を良い感じで締めましょ。



 えー、で、年末ってことで、既に予告させて頂いている通りに、今年も本サイトのメール会員さんを対象とした「年間ベスト/プレゼント大会」を実施します。今週の25日に会員さんに実施メールを一斉送信させて頂く予定です。まっ、簡単なアンケート形式なので気楽に参加して頂ければ、と。で、今年も抽選でプレゼントをドーンとご用意しますので、そちらもお楽しみに。



 そんで、チト大切な案内とお願いが。ココ最近に会員登録されている方にも多いのですけど、「携帯メール・アド」で登録頂くのは全然問題ないのですけど、こちらからそのアドレスにメールさせて頂く際に、メールが戻ってきてしまうケースが多々あります。



 で、そういう場合は、そうした皆さんの携帯のメールの設定が「PCからのメールを受信しない」とかなっているのでは?、と。とりあえず、メール会員さんなのに、こちらからのメールが届かない、またココ最近に「登録希望」とこちらにメールを送ったのに、こちらからの登録完了メールが届いていない人はチト携帯の受信設定を確認して下さい。ヨロシクです。



 えー、違う話。



 リリースに関する件ですけど、既報の通り、来年1月にグリーンスリーヴスからシズラの新作『CRUCIAL TIMES』がリリースとなります。まっ、「新作」と言っても、全曲新曲・新録とかの一般の新作ではなくて、チト特別な感じの内容。で、そうした作品説明を「MONTHLY NEWS」内にまとめて紹介・アップしてみました。作品の理解に役立てば幸いです。あと、一部試聴とかも出来ます。是非ご確認頂けば、と。で、来年のリリースを楽しみにして頂ければと思います。



 そんなとこかな。



 えー、週末はスロー調整だけど、内容はハード。うん、チト来年のはじめに「決戦」が控えていて、それに向けての調整と強化な感じ。ジャンボ・マーチのタイムには勝てそうもないけど、1キロを5分台半ばで少しはいける感じにはなってきた。ただ、スピードとかタイムよりも、とりあえず最後までしっかりと辿り着くことが目標。残り時間は少ないし、不安も大きいけど、チョーゼン・リーの「自信は頑張った分だけ〜」の通り、もうやるしかないな。



 で、昨晩はぐったりと乳酸だらけな感じで「M1」とかを鑑賞。で、笑い飯さんにリスペクト。一回目にアレだけのを見せておいて、決勝では、しかも休日のゴールデン・タイムの生放送で「チンコ」連呼はなんとも荒業。記録よりも記憶に残る名演でしたな。自分の来る決戦も「記録なんて関係ねぇ、自分の記憶に残る楽しいもんにすれば良いぜ」となんか励ましてくれたな。




 えー、改めて今週もヨロシク。楽しんでいきましょ。




 そんな感じ。ではでは。



2009/12/18(Fri)
読まなくて良いと思います。長いし。



 どもです。



 いこか。



 えー、なんやかんや。まず改めて「ブジュ・バントン来日中止」の件は、昨日の報告の通り。色々とお問い合わせも多数。中にはこちらを励ます内容のものもあって、なんか恐縮。アリガト。でも凹んでない。現実を受け入れていくだけ。



 で、そんな昨日は、昼間に渋谷にマイ・クルーとテクテクと。木曜日だったのに「フライデーズ」でランチ。マイ・クルーの選ぶ店はいつも量が多い。珍しくチキンを頼まないので不思議に思っていたら、「夜にレゲエ・ユーツ達と焼き鳥屋に行く」。参加メンツを聞いたら、全員知り合い。「たまには面倒な世代が居ない楽しい飲み会をしたい」。そりゃ、結構。好きにしなさい。



 げっぷ、と食い過ぎたままタワーレコードさんをパス・スルー。発売となった『ガヴァーズ』のベスト盤とかの様子を見に行くことに。クリスマス盤と共に展開でなんか安堵。店頭に行くのは楽しいけど、なんかドキドキする。何年やっていてもそう。子供もいないくせに、「元気にしてるか? 店員さんに可愛がってもらってるか? 楽しくやってるか?」となんか子供のように気になる。



 で、ついでにアリシア・キーズの新作を買おうとしたら、国内盤と輸入盤で内容が違うものが三種類あって、うーむ。来月1日にはさらに別の種類も出ると知って、さらにうーむ。聴きたいのに買えない。決められない自分を責めない。この気持ちと経験を自分のところの仕事に活かそう。客の気持ちを乱すリリースは考えもの。学習させてもらってアリガト。



 で、「ロッカーズさんにも行きましょ」とマイ・クルーに言われて、「はーい」とロッカーズ・アイランドさんにテクテク。店長さんは相変わらず爽やかだな。で、ココでも『カヴァーズ』が展開で嬉しい。爽やかだ。で、「あったどー」と見つけたのは、スティーヴィー・フェイスの『TELL IT LIKE IT IS』。ココ最近は「I Wanna Wake Up With You」が調子良いシンガー。往年のボリス・ガーディナーとは違う魅力で、名曲を受け継いでくれている。それも収録なので即ゲット。大人なシンガー作品を探している人にはお勧め。今年はシンガー・アルバムの当たり年だけど、コレもその一つでしょ。



 で、マイ・クルーがシズラのLPを3枚もゲットしているので、自分も他のものも物色してたら、店の奥からナイフのような鋭い視線。恐る恐るその方向を見たら、ケテのロットン大将。で、横には知らん黒人さん。てっきりロットン大将が締め上げているのかと思ったら、「取材してる」とのコト。



 で、その黒人さんを紹介してもらったら、来日中のアフリカのサウンドのシャシャマーニのお方。まっ、アフリカって言っても広いんだけど。あと、キンタマーニはバリ島の山のコト。関係無いね。で、今日添付写真はその時に撮らせて頂いたもの。手にしているのはシャシャマーニが優勝したUKでのクラッシュのDVD。



 少し話したら、普段はニューヨークに居ることが多いそう。でも、プレーは「ストリクトリー・アフリカン・ヴァイブだよ」とのこと。で、自分の名前もアフリカン・ヴァイブとか。なんか元気な人だった。もう少し日本に滞在して、ダンスの予定もあるそう。是非楽しんで行って欲しいな。



 で、「帰ろうかな〜」と思ったら、ロットン大将から「ちょっと・・」と言われて、話をすることに。で、楽しい話かと思ったら、なんと言うかチト困った話。仕事というか、それに関連した内容。確認しとくと、ロットン大将は悪くない。逆に、気を遣ってその困った話を色々と教えてくれたところに信頼を感じた。それが有り難い。やっぱ「『アナーキー』と言えば?」と聞かれて、「ラッパー」よりも「逸見!」と即答しちゃう世代の仲間は有り難いな。感謝です。



 で、またテクテクと事務所に戻って、そのまま結局、ずーっと朝方まで仕事とかすることに。昨晩はVPとの電話ミーティングとかもあって、そんな感じに。こういう時は時差って面倒。で、話している時に地震があったので、生中継で「アースクェークだ〜!」と伝えたら、サクっと「日本は地震が多いんだろ? 住みたくねぇな」とか失礼なコトを言われちまうんだけど、その時にはすでに頭の中では「あー、中学の時にアースシェーカーってバンドが好きだった友達がいたな〜」と違うコトを考えてたりして、そんで何時間も電話続くから、「疲れる〜」と思いつつ、受話器を耳にしたままニュース・サイトを見てたら、「シー・シェパードが日本の捕鯨調査船を妨害」ってのが出てたんだけど、その内容よりも「あー、千昌夫のカミさんだった人はシェパードさんって名前だったな〜」と違うコトを考えてて、なんかそうしたくだらない連想ゲームが延々で、なんか夜中ならではのしょーもないモードに包まれて終了。



 で、一度自宅に戻って、風呂入って再びさっき出社。マイ・クルーから昨晩の飲み会の報告を受けて、「ふーん、そうか・・」。フン、普段は仲良くしているつもりでいたアイツ等がそんな悪口を言っていたとはな。もう優しくしないよ。あと、マイ・クルーの株価も暴落。いんふぁーまー・ふぃ・でっど。覚えとけ。



 あー、眠いな。なんでこんなにダラダラと書けるんだろ? こんなに頭回んねぇのに。何書いてるんだろ? 書く必要ないのに。こーゆーところが、ユーツからするとウザいんだろうな。なんか分かるよ。うん。でも、ちっとも気にしねぇけどな、バーロー。



 仕事しよ。



 今週のもアリガトさん。良い週末を。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/17(Thu)
「ブジュ・バントン来日公演中止」とランキンさんとDJバナ。



 どもです。



 いこか。



 えー、今日もブジュ・バントンの件からです。



 予定されてました「2月の来日公演は中止が正式決定」しました。色々とお伝えして来た通り、現在のブジュ・バントン側の状況と、今後の来日に向けての諸々の段取りとか準備等を考慮すると、予定されている日程での実施は困難という判断となりました。



 このまま全て「中止」で終わるのか、また改めて「延期」して実施出来るかは確定出来る段階ではありませんが、とりあえず2月の公演は「中止」で決定です。弊社も今回の公演を積極的にサポートしてきただけに色々な意味で非常に残念。楽しみにして頂いた皆さんに、弊社としてもお詫び申し上げます。チケットの払い戻し等、詳細は下記のビルボート・ライブさんのサイトでご確認願います。


 http://www.billboard-live.com/



 えー、気を取り直して、次ー。えー、「CCPP(チンチンピンピン)」が話題となっているランキン・タクシーさんですけど、そのランキン・タクシーさんが、現在VPの公式着うたサイトの中で実施している企画があります。ええ、VP30周年ってことで、ランキン・タクシーさんが30曲をコメント付きでレコメンドしてくれる特別企画。



 で、その企画もいよいよ大詰めで、最終回/第3弾として「90年代の10曲」が本日にアップとなります。レコメンドした曲もですけど、そのコメントもピンピン。エデュテイメント。これまでの「70年代」「80年代」と一緒に是非チェックしてみて。


 着うたフル
 http://bg.i-music.tv/c/vp30_boyoyon/


 着うた
 http://bguta.i-music.tv/c/vp30_boyoyon/


 えー、とりあえず、30周年の年内に全てアップ出来て良かった。間に合った。ランキン・タクシーさんのご協力にも感謝。ROLの小磯さんとハワイ娘のサポートにも感謝。



 えー、次。で、「間に合った」と言えば、DJバナ。今年の夏前ぐらいから会う度に「来週に事務所に行きますよ」と言われ続けてたんだけど、一度も来やしねぇ。で、先週に会った時もまた同じコトを言うから、「あのよー、バナの『来週』って一体いつなんだよ? 同じ暦で生きてるハズだよな?」とイヤミみたいにシェーっと言ってみたら、昨日にドスドスと現れた。



 まっ、こんな失礼な関係でお互いにいられるのも長い付き合いだから。うん、バナが今から30キロは痩せていて、原宿限定のラジオ局の「FMバナナ」でハンチング帽を被って、ベストとか着ていた時代からの付き合い。で、そこからのバナのストーリーはなんかずっと見て来たな。ラジオの裏方もやってたし、スタッフも居ない中で一人で番組の全部も作ってたし、クラブの現場に進出していく時とかも見てた。基本、バナはずーっと一人でブクブクと太った、じゃなくて、コツコツとやって来た。うん、愛すべきインディペンデント。



 で、昨日も何しに来たのかよく分からんかったけど、アハハでガハハと雑談して、なんか楽しかった。来てくれてアリガトさん。適当に話した来年の目標をお互いに実現させようぜ、なんだけど、バナの来年がいつ来るのかは知らんよ。でも、ラジオ、現場、CDとか色々とまた活躍してくれるところを見せてちょ。刺激になりますので。



 あー、あとバナと言えば、今年も毎年恒例の日本人レゲエ・2枚組コンピの『Di VIBES』のミックスCD盤の方を担当しています。発売は来週の23日って言ってました。それと引き続きFM横浜の『BAYSIDE REGGAE LOUNGE』もヨロシク。色々とチェックしてみてちょ。



 長っ。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/16(Wed)
発売日です。



 どもです。



 えー、しゃむ〜い。で、気持ちをしゃむくさせるのは、相変わらずブジュ・バントンの件。昨日にニューヨークから久々に電話くれた池城美菜子嬢も凹んでた。自分達はブジュ世代のど真ん中だしな。



 で、なんかサイト上ではブジュ・バントンの訴状みたいなのも出回ったりしてますけど、書かれている内容もコレじたいがホントかどうかなのかは分かんないな。とりあえず、現地の今日・明日には裁判も始まるみたいなので、その動きを待ちましょ。来日公演の件も全員一度ペンディングでヨロシクです。



 えー、温かくなる話を。えー、本日は16日ってことで、既に話題の『横浜レゲエ祭2009』のDVDが発売。マイティ・クラウンのサイト内のブログでは、マスタ・サイモン大将の「お勧めの楽しみ方」も掲載されているからチェックしてみて。



 あと、アリシア・キーズの新作の国内盤も今日発売のハズ。オッサンの心の恋人のビヨンセ嬢(先日出たライヴDVDは超スウィート!)とのデュエットとか、そのビヨンセ嬢の旦那でオッサンの心のエナミーのジェイ・Zとの大人気の例の「ニュ〜ヨ〜ク〜」の別ヴァージョンとかも収録の様子とか。チェックしてみよっと。



 で、ニューヨークと言えば、ゴジラ選手がお別れの様子。新天地はロサンゼルスと言うか、アナハイム。強いチームで良かった。またワールド・シリーズとか出れると良いな。まっ、赤いヘルメットのイメージが浮かばないけど、今後もガッチリと応援しましょ。それよりも広島カープの嶋が「赤ゴジラ」ってなってんだけど、どーなんのかな?



 で、そんなコトは置いておいて、またリリース関係に戻ると、本日はウチが携わっている『カヴァーズ』のベスト盤も発売になります。まっ、5年目で初のベスト盤になるのかな。こーゆーのを出せるまで育ててもらったことにまずは感謝。そんな気持ちも込めて廉価でヴォリュームもたっぷり。色々なデータを基に純粋に人気曲だけを選曲している感じ。



 まっ、個人的にはサンプル盤を見ながら、「あー、〈カイザー・ソセ・2〉とも結構な付き合いになってきてるな」な感じで、それを通じてジャマイカンとの付き合い方もまた学んだし、この作業を通じて、色々とジャマイカとかでも見たいものを見せてもらえたな、となんか思うところ色々。特にジャマイカから日本は勿論だけど、全世界に発信出来たのも良かったな。こうした経験をまた大切にしていけたらな、と。ええ、新作も来年出せそうだしね。



 まっ、でも、なんか一区切りってことで、ファン/ユーザーの皆さんは勿論ですけど、サポート頂いたCD店/レコード店/媒体/関係者の皆さんに改めて感を。いつも、ありがとうございます。



 えー、そうだ、あと今回のベスト盤ですけど、タワーレコードさんでは応募でバッグ・プレゼントとか施策とかしているので良かったら是非。そんで、クドいけど、クリスマス盤もヨロシク〜、と。



 えー、あとですけど、昨日にショーン・ポールの「Hold My Hand」のビデオ・クリップをアップしておきました。今年のダンスホール・シーンで一番売れたアルバムで最新作の『IMPERIAL BLAZE』からのシングル・カット。アリフ・クーパーの〈フレッシュ・エアー〉産の[RELATION SHIP]リディム使用のメロー・チューン。で、ビデオもメロー&スウィート。ショーン・ポールよりも出番の多いモデル嬢がメジャー級。可愛いね。是非、確認してみてちょ。



 なんか元気良い感じに書いてみましたけど、どうでしょう? ええ、腹立つコトあったので、無理に明るく書いてみました。面倒なトラブルに巻き込まれるのは嫌になりますな。でも、大丈夫。ええ、今年ですけど、なんか自分なりに怒りとか憤りへの対処の仕方を少し覚えた気がします。ええ、立派でしょ? 大人でしょ? 素敵でしょ? うん、ファ〜ック・オ〜フだよ、バーロー。



 そんな感じ。ではでは。 




2009/12/15(Tue)
ブジュ・バントンの件/横浜レゲエ祭の食事会/カヴァーズのコト。



 どもです。



 いこか。



 えー、まずはこの件から。



 昨日に「ブジュ・バントンの来日公演のチケット急いだ方が良いかも」みたいなコトを書きましたけど、同時に「気になるコト」もあるみたいなコトも書きました。



 で、色々と伝えられている通り、ブジュ・バントンが先週にフロリダで現地警察に身柄を拘束されました。麻薬に関わるコトとされています。で、昨日にですが、2月の来日公演の招聘元となるビルボード・ライヴさんから連絡を頂きまして、ビルボード・ライヴさんによれば、現在、ビルボード・ライヴさんの方でも関係筋を通じて情報と状況の収拾に動いていて、その内容を判断した上で、今後の対応を決定していく、とのことです。またビルボード・ライヴさんからの正式発表が有り次第、ココでご報告・ご案内させて頂きたいと思います。



 今回のブジュ・バンドンの件に関しては、事実報道と同時に、様々な噂や憶測が流れていますが、とりあえず静観しましょ。



 えー、昨日はこのブジュ・バントンのコトで昼間はなんやかんや。で、夕方には横浜に出発〜。えー、明日に『横浜レゲエ祭 2009』のDVDがEMIさんから発売となりますけど、昨晩は中華街で「横浜レゲエ祭オール・スタッフ食事会」が開催されまして、それにお呼ばれしてきました。



 まっ、「横浜レゲエ祭」の主催者であるマイティ・クラウン・エンターテイメントさんとKMミュージックさんによる、裏方さん慰労会みたいな感じ。発売されるDVDを視聴しながらワイワイと大勢の関係者でご馳走を頂いた感じ。今日の写真は同じテーブルになったサミー・T&ムラサキ画伯にしとこ。うん、他の写真は全部ボケてたよ。




 で、なんかとっーてもアット・ホームで、とっても楽しい時間でした。昼間のブジュ・バントンの「うーむ」とかも気分転換させてくれました。笑顔と笑い声で覆われていたな。もてなし頂いたマイティ・クラウン・エンターテイメントさんとKMミュージックさんのお気持ちとお心遣いに感謝を。あと四五六菜館の激美味なお食事にも感謝を。「火鍋」初体験出来ました。



 あと、謝罪も・・。ええ、マイ・クルーが大ハシャギでスイマセンでした。特に酔っぱらったマイ・クルーに絡みまくられたスーパー・G、トゥルースフル、DJバナとかホントにゴメンよ。呆れたジュン・4・ショットのドン引きな表情も忘れない。とにかく酷かった。でも、アレが本性。大声て吐きまくっていた自分に対するディスもカス・ワードも全部本音。まっ、改めてスイマセンでした。で、今後はご注意を。なんか身内として凹んだ自分を慰めてくれたマスタ・サイモンにもビガップ。



 で、帰りはムラサキ画伯、DJバナ、ヤクザ・中川、ザワさんとかと電車でアハハ。でも横浜を出て、東京エリアに突入ぐらいからは画伯とは仕事と言うか、シリアスな会話も。まっ、オッサン仲間同士で真面目に意見交換って感じかな。それはそれで良い時間と刺激だったね。アリガト。



 まっ、こうした「会」があったりすると、「あ〜、年末な感じになってきたな〜」。で、クリスマスのコトよりも正月のコトを考えるのはオッサンの証拠だな。うん、「クリスマスをどー過ごすか?」、「誰と過ごすか?」みたいなコトはどーーーーーでも良い。うん、ある年齢を超えると自然とそうなる。だからユーツよ、その若さとアホさを大切にしとくべし。うん、ある時からハートがキュンみたいなコトはねぇな。そうだろ、画伯?



 で、クリスマスと言えば、『カヴァーズ・クリスマス』が絶好調。ってか、チト予想外と言ったらなんなんだけど、なんか激好反応。CDもですけど、i-tunesでもレゲエのアルバムで「1位」とか上位をずーっとキープ。有り難いコト。嬉しい。再発出来て良かった。デニス・ブラウンやアルトン・エリスも喜んでくれていると良いな。ええ、引き続きヨロシクです。ナフ・リスペクト。



 あと、『カヴァーズ』と言えば、明日にベスト盤も登場です。こちらも是非ヨロシクです。これまでのシリーズから人気曲だけを厳選収録してますので、是非この機会にどーぞ。



 そんで、もう一つ『カヴァーズ』と言えば、先週にインドネシアの会社から連絡がありまして、来年に現地でこれまでの『カヴァーズ』のシリーズ作品をまとめた「ボックス・セット」がリリースされるとか。ビックラ。まっ、なんか以前から東南アジア各国で人気はあるんですけど、「ボックス・セット」まで出るってのはさすがに「マジかよ?」。でも、なんかとっても良い話。楽しみが増えました。テレマカシー。



 とりあえず、そんなとこかな。



 えー、今日も頑張りましょ。楽しんでいこ。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/14(Mon)
ブジュ・バントン来日とアルボロージ世界盤とドモ・スミマセン。


 どもです。



 えー、今週もヨロシクね、と。



 いこか。



 えー、なんか週末の動きから。まずは、ブジュ・バントン。既報の通りに、来年2月に来日が決定していますけど、先週末に今回のツアーの招聘元となるビルボード・ライブさんとお会いする機会がありました。なんか勝手なイメージから堅物なお方が来られるかと思ったら、とってもフレンドリーなお方でアハハ。



 で、今回とかの経緯を聞いたら、実はビルボード・ライブさんでは以前から「もっとレゲエ・アーティストを招聘したい」と考えられていたとのことで、ブジュ・バントンも当初は今夏に呼ぶ予定だったとか。で、紆余曲折があって今回よーやく実現出来るってことで、とっても張り切っていました。ええ、このブジュ・バントンも楽しみですけど、今後にも期待したいところですな。



 で、ブジュ・バントンの公演ですけど、既に先週から一般発売の予約が開始されていまして、出足も好調な様子。うん、「チト先だから」と思っているとチト危険かも。



 まっ、今回はこれまでにない、激至近距離での公演となるだけに、確かに値段とかは可愛くないかもしれんけど、やっぱ是が非でも行っておきたいところ。その価値はあると想像してます。とりあえず、年明けから本格的な公演のプロモも開始される様子なので、行く人はその前にキープしておいた方が安全かと思います。客数がタイトに限定されてるので急いでちょ。詳しくは「MONTHY NEWS」内で詳細掲載してるところをヨロシク。



 まっ、ブジュに関しては、チト気になるニュースが届いてるけど、現時点では無事来日を期待しときましょ。


 http://www.jamaica-gleaner.com/gleaner/20091213/lead/lead1.html



 えー、違う話。



 えー、今夏にグリーンスリーヴスからアルボロージの新作『ESCAPE FROM BABYLON』がリリースされています。ええ、イタリア・シチリア出身の白人ラスタ・シング・ジェー。エターナと「Blessing」を歌っている人、っていうのが分かり易いかな。



 で、実はこれまでこの作品の告知を控えてました。と言うのは、今夏にリリースされたのは「UK先行盤」で、グリーンスリーヴスからも「US/世界盤のリリースが決定するまでチト待ってて」と言われてたから。そんで、先週末になんですけど、遂にこの作品のUS/世界盤発売が決定しました。予定では来年の2月。



 で、ココからは注意事項。一部店頭には既に今夏のUK盤が入荷されていますけど、来年2月のUS/世界盤はそのUK盤と内容他が変更となります。タイトルも『ESACPE FROM BABYLON TO THE KINGDOM OF ZION』に変更になりまして、ジャケットも微妙に違っています。あと、規格番号も違ってます。



 そんで、肝心の収録曲も、UK盤の全16曲のうち13曲は重複していますが、新たに5曲追加していて、全18曲になります。で、その追加される中には、新曲のスティール・パルスのデヴィッド・ハインズとの「Steppin' Out」とか、07年のプレイク・チューンの「Kingston Town」とかも含まれます。また改めて詳細をアナウンスしますけど、チトご注意&ご注目ヨロシクです。



 えー、あと先週末の話と言えば、ヴァイブス・カーテル。現在、ある件で頼まれて本人と連絡を取り続けているんですけど、先週は例のマヴァードとの仲直り会見とか色々で、レスがなかなか届かない感じに。で、「まっ、しゃーないね」と思ってたら、金曜の夜に事務所で「そろそろ帰ろうかな」と思っていたら、突然本人からのメール・ラッシュ。



 で、「おお、こりゃラッキー」とそこからチャット状態になって、色々とやり取りをしてて、諸々一段落したところで、「てな感じで、色々とアリガトさん。もー帰ります」と最後にメールしたら、本人から速攻返信着で、そこには「domo sumimasen」とだけあって爆笑。まっ、日本人に教えてもらったみたいだけど、なんかそのキャラを考えるとやっぱり笑える。ちょうど、なんかストレスフルなタイミングだっただけに助かったな。ええ、悪い人ではないと思います。あと、頑張り屋さんだとも思います。



 な・が・い、と。



 わ・か・っ・て・ま・す、と。



 えー、今週も頑張ろか。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/11(Fri)
スベる話とシーマちゃんとの会話。



 どもです。



 あー、しゃむーい。雨ー。朝起きて、暗ーい感じだとテンション上げるのに時間かかるな。



 地味ーっに遅刻して出勤。テクテクと代々木公園の横を歩いてたら、銀杏の枯れ葉にツルンツルン。バンズのスニーカーは雨だとツルンツルン。「スベるぜー」な感じだったけど、昨晩もスベりまくり。



 うん、『リディム』誌の編集長に呼び出されて、毎年恒例の『リディム』さんの「リディム・アワード」の討論会に行って来た。なんか久し振りに参加した感じ。



 まっ、レコード店/CD店/ライターさんと今年の作品を振り返る感じなんだけど、特に全員の意見がまとまることもブツかり合うこともなくて、最後には「えー、あとは編集部でまとめて下さい」になる感じ。編集長が「上位だけでも順位を付けて」と言うけど、「あー」「ふーむ」で、編集長が「コレで良いですか?」と順位を読み上げると「お任せしまーす」に落ち着く感じ。



 まぁね、全員が全部の作品を聴いているわけではないし、個人としての好みもあるわけだし、難しい話だよね。コレまで何回か参加したけど、今回が一番噛み合なかったかな。作品を分析するよりも、そこのある情報と状況ばかりの話になるし、選出するにも明確な基準が存在しないと進まない感じかな。



 まっ、ただ、それはそれで面白かった。自分とは全く異なる意見や感想や捉え方を聞くのは面白かった。自分の中では「うーむ」だった作品とかも、「それだったらもう一度聴き直そかな」とも思えたり、「あー、そーゆー視点で聴くと良いのかー」と思えたり、「そんなに良い作品があるとは知らんかった」とか、なんか発見もあったし、自分が良いなと思っていた作品が、そんなに支持されてないことを知ったりとかもね。



 で、それを通して自分の聴き方、癖、好みを再確認することも出来たかな。「あー、俺ってこーゆーのが好きなのね。やっぱね」と。まっ、でも、疲れたね。4時間ぐらいやってたもん。で、腹ペコだったのもあって、最後に「こんなの意味ねぇ〜」って感情に任せて暴言吐いてゴメンなさい。「だったら参加するな」って話だよね。スイマセンでした。うん、スベリまくり。




 で、昨晩からスベりまりなまま事務所に着いたら、シーマちゃんことヤシマベスから「電話して〜」と言うから電話することに。女子から「電話して〜」なんてそうそう言われないから張り切って電話しちゃったよ。



 まっ、内容は仕事上の確認だけ。あとは弟のチーノとスティーヴンのコトとか、父ちゃんのフレディのコトとかマクレガー家の人々の話でガハハ。皆さん元気そうで何より。



 で、シーマちゃんがチーノの「Never Change」のビデオの最後にちょこっと付いてる「Pon Your Head」のビデオにこっそり出演しているので、「ビデオ見たよ」と伝えたら、「変装してたのにバレてた〜」とアハハ。ホントは気付いて欲しかったんでしょ。でも、この娘はいつ話しても元気をくれると言うか、励ましてくれるな。テンションが上がるよ。アリガトさん。



 ああ、あと「カーテルとマヴァードの仲直りってジャマイカではどんな感じで受け取られているの?」と聞いたら、「みんな笑っているかな。突然ハグし合って笑顔だったから『一体これまで何だったんだ?』ってみんな突っ込んでいる。でも、同時にみんな喜んでいる。ジャマイカにとっては良いコト。争い事よりもポジティヴなコトを求めてるし、子供達や社会にも良いコトだと思うし、レゲエ・シーンも争い事ではなくて、もっと音楽に注目されるべきだとみんな思っていたしね。二人の仲直りをきっかけに、来年ぐらいからポシティヴな音楽、良い音楽が生まれるとみんな期待している。争い事はジャマイカ中に存在しているから、音楽ぐらいは楽しめないとね」とのこと。うむ、なんか大人になったね。
 


 さーて、仕事しよー。



 えー、今日は金曜日ってことで、今週もバイバイ。お疲れさん&アリガトさん。来週もヨロシク。良い週末を。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/10(Thu)
「Never Change」PVアップとサンチェスと〈VOLCANO〉と展示会。



 どもです。



 いこか。



 えー、まずですけど、昨日にジャマイカのチーノから「Never Change」のプロモ・ビデオが到着〜。まっ、説明不要なチーノの最大のヒットで、今後の代表曲。依然としてロング・ヒット中で、今年のダンスホール・シーンを代表するビッグ・チューン。で、早速アップしましたのでチェックしてちょ。映像からチーノの現地での人気も確認出来ると思います。ナイスです。


  http://www.youtube.com/247reggae

  http://www.247reggae.com/entertainment/index.html



 で、チーノの「Never Change」は、グリーンスリーヴスからの『THE BIGGEST RAGGA DANCEHALL ANTHEMS 2009』に収録されてますので、是非ヨロシク。あと、ウチから「Never Change Tシャツ」を発売してますけど、現時点で残りはメンズのMサイズと、レディースがそれぞれ若干なだけ。気になる人は急いで。トップ・ページの「SHOPPING」からどーぞ。



 えー、あとVPからの情報を。来年度のリリースが続々と決定していますけど、嬉しいニュースが到着! 遂にサンチェスの新作リリースが決定! まだまだ詳細未確定ですけど、どーやら全新録で『NOW AND FOREVER』のタイトルで2月にリリース予定! コレは楽しみでしょ。



 さらに、VPの『REGGAE ANTHOLOGY』シリーズからも新作がリリース予定で、新作の主役は〈ヴォルケイノ〉! ええ、80年代ダンスホールの顔でもあるヘンリー・ジョンジョ・ロウズの〈ヴォルケイノ〉のコンプリート・ベストが2枚組が登場決定! これも楽しみでしょ。こちらもうまくいけば2月にリリース予定。また詳細決定次第ご報告しますけど、気にしておいて。あと口コミ/つぶやきをヨロシクです。



 えー、昨日ですけど、夕方からは原宿に〜。「ナイン・ルーラーズ」さんと「アイリー・ライフ」さんの来春・夏の展示会をパス・スルーしてきました。まっ、展示会ってのは、各ウエア・ブランドさんの新作発表会で、各ショップの方々がオーダーしたりする場だったり、媒体さんが取材する場であったり、スタイリストさんとか色々な関係者さんがチェックしたりする場ですな。アーティストさんとかはステージ衣装とかを選んだりもしてますな。



 で、まっ、正直、自分みたいな立場で行くのも微妙で恐縮したりもするんですけど、そうした新作のウエアを見せて頂いて、マーケティングの勉強と言うと大げさだけど、なんか学習するんですな。他のブランドさんの展示会さんとかも見せて頂いて、それぞれに共通点があると、「ああ、現在はこーゆーのがキテるのかぁ」と鈍感なセンスながら教えてもらったりする感じ。ウエアと音楽は密接な関係なので、何かそうしたものから感じるのも大切かな、と。そんなフリしてます、とりあえず。



 まっ、あと行くと、色々な人にもまとめて会えるので、色々な話を聞かせてもらえたり、教えてもらえたりしますな。ええ、そうした場として勝手に活用させてもらってますな。昨日も会場はパンパンで、知り合い多数で、アーティスト/サウンド・マン/プロモーター/レコード屋/アパレル/デザイナー/エディター他、なんか様々な人達と会えて、とっても充実。色々な話をアリガト。色々と色々なコトを教えてくれてアリガト。



 で、「さて、帰ろかなー」の時に、「アイリー・ライフ」の大将でもあるサミー・Tと話せたので、なんか雑談。で、その中で語ってくれたサミー・Tの先日に亡くなったスクインジーに対しての気持ちはなんかグッときた。号泣エピソードもいっぱい。いかに互いに認め合っていたか、ゆえにブツかり合えたかを教えてもらえたな。「もう奴みたいなのは出て来ないよ」。確かに。



 そんで、最後に「ナイン・ルーラーズ」の大将のマスタ・サイモンとジュリアンと雑談してバイバイ。今日の添付はこの二人にしとこ。うん、呼んでくれてアリガトでした。



 長っ!



 そんな感じ。ではでは。



2009/12/9(Wed)
チョーゼン・リー来社と『横浜レゲエ祭DVD』とカーテル。



 どもです。



 えー、いこか。



 えー、昨日なんですけどね、今日に初のソロ・アルバムとなる『RIZE UP』がリリースとなったチョーゼン・リーが事務所をパス・スル〜。忙しいプロモーション活動の合間にわざわざ来てくれました。ナフ・リスペクト。ご一緒に来て頂いた敏腕マネージャーの小松女史&豪腕A&Rのナゴタニさんにも大感謝。



 で、ちょうどミッドナイト・ロックのトライデント君も居たので、狭い事務所はぎゅーぎゅー。立ったままの人も複数。ゴメンな、狭くてよ。ベランダの方が広いのも残念だな。



 で、せっかく来てくれたので、『RIZE UP』の制作のコトとか色々と聞かせてもらったり、チョーゼン・リー自身のジャマイカやジャマイカのレゲエに対するコトとかを聞かせてもらった感じ。「こりゃ貴重な機会だね」とビデオ撮影もさせてもらった感じ。



 まっ、何か適した機会にご紹介出来ればと思います。ええ、興味深い話もたくさん。特に「ジャマイカ人のドラムの“間”を通して、気付いたコト」の話はかなり「なるほど」。とりあえず、この件はまた改めてご案内させてもらうことにします。



 で、この『RIZE UP』ですけど、個人的にもかなりお気に入り。長年ファイヤー・ボールでの活動等を通して観たり聴いたりしていて、「チョーゼン・リーがソロでやるんだったら〜」と勝手に期待していた「チョーゼン・リー」がいっぱい。



 コンシャスでタフ。そんでリリシストでテクニシャン。「なんでもやりたがリー」と語ってましたけど、様々なスタイルを提示してくれているという部分ではその通り。でも、全体を通してのブレの無さがアルバムのイメージを良い意味でシンプルにさせていて、「チョーゼン・リー」をストレートに教えてくれる感じ。



 で、個人的には、先に作品を聴かせてもらった時に、「90年代半ばの〈スター・トレイル〉や〈エクスタミネーター〉とかのスメルもたっぷりだな」と思ってましたけど、本人も「そう、そう」で、その当時の自分がハマったレゲエを意識した様子。「一番好きなアーティストがアンソニー・Bだしね」というのにも納得。



 で、「実際に作り始めたという意味では10年ぐらい前からになる」とのことで、本作はその時から現在までの集大成的な作品にもなる様子。なので、決して「最先端」を意識したのではなくて、それぞれの曲が作られた時のイメージを大切にした様子。で、それが作品に色彩とダイナミズムを与えてくれているだろうな、と想像。なんかきゅーくつな感じとか、せっかちな感じがしないのも良い。きっとココから長く聴く作品。まさに待望の作品。ジャマイカのレゲエが好きなマッシヴもきっと唸るハズ。絶対チェックして。



 で、チョーゼン・リー御一行は次なる仕事のために一時間程度でバイバイ。持参したゆで卵を食べる暇もなし。で、お土産にこちらは来週に発売となる『横浜レゲエ祭2009』のDVDを頂いたので、早速こちらもチェック。で、こちらは2枚組で、ボリュームもスゴいけど、内容も色々な意味でスゴい。



 ただのライヴ映像収録作品と思ったら間違い。ライヴも猛烈だけど、それとは別に特典収録されている「ヒストリー」映像も秀逸。街のレゲエ好き少年達のパーティーが、スタジアム規模までに成長すると言うか、彼らが「そのままに」プロフェッショナルな大人へと成長していくドキュメンタリー。物語のような実話。制作・編集の光岡太郎氏にもラージ・アップ! お楽しみどころ満載で、行った人は勿論だけど、行かなかった人も楽しめるエンターテイメント大作。是非、お楽しみに。



 ああ、あと別件ですけど、ジャマイカではヴァイブス・カーテルとマヴァードが仲良く同じステージに立った様子。これで喧嘩終結か?、それとも・・、と、なんかプロレスみたいな世界になってるな。今朝もカーテルとメールでやり取りがあるんですけど、こちらのマヴァードとの件に関しての質問には一切返信無し。優しくないな。まっ、今後の展開も見ていきたいところ。



 長っ。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/8(Tue)
12月8日か・・。



 どもです。



 いこか。



 えー、12月8日、ってことでグリーンスリーヴスからはマイケル・プロフィットの名盤『GUNMAN』が再発されます。まっ、タイトル・チューンはダンスホール・マッシヴにはお馴染みのビッグ・チューンですけど、ヘンリー・ジョンジョ・ロウズの〈ヴォルケイノ〉がプロデュースの80年代を代表するクラシック・アルバム。バックはルーツ・ラディックスで、スタジオはチャンネル・ワンで、ミックスはキング・タビー&サイエンティストという大鉄板盤。「知らん」は大損。



 で、今回は12インチ・ヴァージョンもボーナス・トラックとして追加収録での再発。個人的には「Here Comes The Bride」の12インチ・ミックス追加収録に「おーっ!」。名曲。もう、間違いない内容なので、是非ヨロシクです。ジャケもしゅっとしていてナイス。このハットの被り方もラガマフィンの王道でしょ。



 で、マイケル・プロフィットで〈ヴォルケイノ〉と言えば、『RIGHTEOUS ARE THE CONQUER』もグリーンスリーヴスから一足先に再発されてます。こちらも12インチ・ヴァージョンをボーナス・トラックとして追加収録。合わせて是非。このジャケも完成品だね。



 で、「合わせて」と言えば、以前にこの2タイトルがまとめられた再発作品も出ていたハズですけど、個人的には今回みたいに個々でそれぞれに出ている方がなんか好き。確かにお得感は薄くなるけど、受け取るイメージが雑にならないのが良いな、と。どちらも当時のままに、当時のスメルも想像して楽しんで頂ければ、と。



 で、想像しても自信を持てないのが、戦争のコト。ええ、今日12月8日は真珠湾攻撃の日で、太平洋戦争が始まった日。既に68年経ってますけど、歴史からしたらちょっと前のコト。



 真珠湾攻撃があったハワイ/オアフ島の真珠湾=パール・ハーヴァーには、現在も真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナが展示中。実はココ何年も続けてハワイに行ってんだけど、一度も行ったことはない。毎回「行ってみよかな」と思う。でも、現地に着いてアロハな風を浴びているとどうにも気が重くなる。そんで、そういう自分みたいなアホが戦争を起こすんだと思ったりする。「あの日もこんな天候でアロハしてたんかな」とは想像する。で、戦争のアホらしさをまた実感する。健康と平和、それさえあれば何か選択肢と希望はあるんじゃないか。そんな世界であると良いなと思う。



 で、平和運動家としても活躍したジョン・レノンが殺されたのも12月8日。亡くなった時のコトは覚えている。ジョン・レノンとボブ・マーリーを教えてくれた兄貴が報道を見て憤っていた。



 兄貴はジョン・レノンの方が好きだった。自分はジョン・レノンが亡くなった5ヶ月後に亡くなって、ジョン・レノンほどはニュースにならなかったボブ・マーリーの方が好きだった。それは音楽性だけじゃなくて、自分がガキの頃に白人にたくさん虐められたからかもしれない。それぐらいの年の頃には、それぐらいの理由で十分だった。その兄貴も自分もジョン・レノンよりも長生きになってるな。自分もボブ・マーリーとかはとっくに追い抜いてるよ。でも、何も変わってないな。俺等も、世界も。偉人達になんか申し訳ないな。



 で、同じく12月8日は自分のガキの時の友達の命日だ。7才で病気で亡くなった。今でも思い出す。そのまま生きていたら、他のたくさんの知り合い達のように忘れていたかもしれない。ガキの時に近所のみんなで遊んでいた時に、その友達が年上のバカとかに虐められた時のことは今でも何度も思い出す。ホントは助けたかったのに、結局自分も怯えて年上のバカ達の側で棒立ちしてたことを忘れない。その自分を困ったような顔で、じっと自分を見つめていた友達の顔を忘れない。目をそらしたことも忘れない。



 やっぱり亡くなったから覚えているわけじゃない。大切なコトを教えてくれたから覚えているんだと思う。オッサンになっても忘れない。変わんない。死んだら詫びに行く、そんで感謝出来るようにいたい。



 えー、今日も頑張ろか。レゲエを聴こうか。格好良いのを聴きたいな。毎年この日はなんか辛いんだ。変わんないな、何年経っても。でも、そうやって毎年迎えられているコトに感謝もしてんだ。何か色々と周りが変わっても、変わんないことはあるな。それを大切にしたいな。死ぬまで。あっと言う間だろうけどさ。なんか毎年同じコトを思っているかもしれんな。変わんないな。



 つまんない内容でスイマセンよ。えっ? いつもつまんない、って? あっ、そ。だったら、気にしないよ。



 そんな感じ。ではでは。




2009/12/7(Mon)
『CHOZEN LEE / RIZE UP』、もーすぐ!



 どもです。



 えー、今週もヨロシクです。



 いこか。



 えー、先週末の金曜日は、色々なイヴェントが開催されていましたけど、横浜のベイ・ホールに、マイティ・クラウン主催の「クラウン・ジャグラーズ」に行ってきました。



 かなりスローな昼間とは変わって、夜からはドタバタ・モードに突入。緊急打ち合わせとかもあったりなんなりで、マイ・デザイナーのモローと会場に着いたのは2時過ぎ。満員の会場は既に大盛り上がりタイムに突入してました。



 で、この夜のマイティ・クラウンはいつもと違う感じ。なんか祝賀モード。連勝したカナダとアトランタでのクラッシュからの帰国直後だったのもあったし、この日はサミー・Tの誕生日だったこともあって、なんかいつもとは違う「パーティー」な雰囲気。笑顔の酔いどれ多数。



 まっ、そんなハッピーな雰囲気の夜だったけど、個人的に一番のハイライトはイヴェントの後半で、サミー・Tとマスタ・サイモンが、先日に他界したベース・オデッセイのスクインジーへの想いを切々と語ってプレーしたところだった。まっ、彼らからしたら、スクインジーは幾多のクラッシュで殺し合った戦友で仲間だったわけで、その特別な気持ちが伝わりました。チト切なかった。



 あと、この夜に何度も告知されていたのは、チョーゼン・リーのデビュー・アルバム『RIZE UP』のコト。そう、いよいよ明後日に発売。初のソロ・アルバムで、ファイヤー・ボールでの活動とはまた違ったチョーゼン・リー、その個性と才能を確認できるだろう一枚。



 で、会場ではチョーゼン・リーも居まして、ちょっとだけ新作のコトを立ち話。「自分としては自信あるんだけどね」と笑顔。色々と話を聞きたかったけど、まだ自分がアルバムを未聴だったので、ちゃんと聴いてから、またじっくりと話を聞かせてもらう約束をしてバイバイ。うん、なんかまたインタヴューとかさせてもらって、ココとかで紹介出来たら、と。えー、是非皆さんも新作をチェックしてみてちょ。



 ああ、あと、会場で聞いんだけど、ホントかどうかは分からんけど、どうも今年のジャマイカの「スティング」では、バウンティ・キラー番長とヴァイブス・カーテルのクラッシュが実現するみたい。ホントならスゴいぞ。



 で、なんか「気になるなー」と思ってたら、ちょうどヴァイブス・カーテルに用事があったので、週末中にメールをすることに。まっ、仕事的な用件を書いたメールを一通して、ついでに「番長とスティングでクラッシュするの?」ともう一通メールしてみた。



 そしたら、返事が届いたのは仕事の方のコトだけ。で、スティングの件には返事なし。うーむ、気になるじゃんかよ。うん、タイガー・ウッズとカミさんのクラッシュよりも気になるな、当たり前。磯野貴理よりも気になるな、もっと当たり前。まっ、とりあえず、進展を見守りましょ。



 えー、なんやかんやですけど、今週も頑張っていきましょ。ええ、今週もヨロシクです。



 そんな感じ。ではでは。