| 2010/11/8(Mon) |
| 『水漏れ』と『日本シリーズ』と『トイ・ストーリー3』と『ゴースト告知動画』とか。 |

月曜日。
今週も頑張りましょ。
えー、週末はなんやかんや。先週の事務所の水漏れ事故もあって、色々と予定変更。
まっ、水漏れの原因はよーやく判明。上階からの水漏れしてた水が壁内を伝って、ウチの床とかアチコチから出てたそう。不幸中の幸いは、汚水ではなかったコト。それと、管理会社のオジさんの対応が激迅速&適確だったコト。ナフ・リスペクト。
とりあえず沈静化。ココから修理やら、工事もあるみたいで全面復旧にはまだあるけど、原因が判明して、対応方法が見えたことで精神的なストレスも沈静化。あとは粛々と対処していくことにしましょ、と。
で、改めてこのウチの水漏れ事故で色々とお騒がせしてスイマセンでした。そして、色々と心配してくれたり、励ましの連絡をくれたり、駆けつけてくれた皆さんに心から深く感謝します。有り難うございました。
で、そんな水漏れ事故もあって、いつ管理会社から連絡があるか分からないので、週末は事務所を定期的に見に来たり、事務所の近辺と言うか、自宅で待機・過ごす感じに。で、時間潰しに普段の休みはあえて見ないコトにしているメールとかをチェックしていたら、嬉しい連絡が色々とあってなんか前向きな気分に。
ジャマイカのマイ・クルーは色々と「録れるの?」と思っていた曲を録ってくれていたし、ロンドンの「レジェンド」は「出来るの?」と思っていたコトをしてくれてた。どちらも今後にちゃんとカタチにしていけたら、と妄想・想像して楽しめた感じ。
で、「楽しめた」と言えば、プロ野球の日本シリーズ。でも、正直かなり疲れた。テレビ観戦してて途中に何度か集中力が切れたのも事実。「中日のネルソンはTOKのベイ・シー系な顔だ」とか、「中日のブランコはサウンド・マンのジャジー・T系な顔だ」とか、「中日の大島はESP/トリック・スター東京店の店員に似てる」とか、余計なコトも頭をパス・スルー。
あと、笑ったのは、土曜日に解説を務めていた野茂投手。ことごとくアナウンサーの「煽り」を殺すコントラクションに爆笑。でも、もっと声張った方が良い。クラッシュには不向きなタイプ。
で、「千葉優勝〜っ!」なんだけど、感動も涙もなし。応援してたのは中日の方だからではない。うん、その前に『トイ・ストーリー・3』を見て、たっぷりと感動&号泣したから・・。
基本、ディズニー系とか、アニメとか、なんかそっちの方は興味薄。ジブリ作品も見たコトない。スヌーピーはそっち系ではない。ただ、今回は「絶対見た方が良い」と強く勧められて見た感じ。
で、もう自分の心の琴線と言うか、弱点をブルブルブルと刺激されて、全部持って行かれた。笑うところも、腹立つところも、泣くところも、全部制作側の意図のままに操られてしまった感じ。もう、いつもの「斜め」でひねくれた性格も何処へやら・・。約90分間は激集中&激真剣。
うん、「俺もまだまだ綺麗だ」と実感&安堵しつつ、号泣したままエンド・ロールの時には37年間連れ添っているスヌーピーのぬいぐるみを抱きしめちまった。ドン引きで結構。まっ、でもカーテン閉めたまま見て良かった。外から見られたら通報されてかもしれない。うん、かなり気持ち悪くて危ないことになってたことは素直に認めるぜ。
えー、とっくに知られた作品かもしれませんけど、見ると良いよ。こんなサイトと言うか、こんなブログをチェックしているネジ曲がったアンタ達は全員見とけ。
えー、さて本題。12月15日発売のゴーストの新作『NO LIMIT』の告知動画をアップしました。是非、チェックして。リリースを是非楽しみにしてちょ。
http://www.youtube.com/247reggae
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/11/5(Fri) |
| 水没事故に遭ってます。 |

金曜日。
昨日はトラブル。
事務所内の倉庫部屋が現時点で原因不明の水漏れ。上からではなくて、下から。7階の部屋でこんなコトもある。
知らない間にジワリジワリと漏れてた様子で、夕方に部屋に入ったら、足が「冷てぇ」で気付いた感じ。積んでたダンボールは下からの水を大量吸収。中に入ってたレコードも水浸し。新品の会社の封筒が入ったダンボールとかもぐっちょり。
ジャマイカのマイ・クルーが「ストームがジャマイカに近づいている。直撃するみたい。大雨予定。スタジオの水漏れが心配。レコーディングはストームが抜けるまで中止」と連絡あったけど、ウチが先にヤラれた。
もう、気持ちがブルー。ひたすらブルー。限りなく透明に近いブルー。
でも、我慢。じっと我慢。「我慢するんだ」ってモッズも森ヤンが言わなくても、我慢するんだ。
今週はとにかくトラブルばっか。色々なトラブルがこの水のように突然溢れ出した週だった。でも、原因の全ては自分。コレも自分の過ちに対する回答なんだ。試されているんだ。だから、ただ我慢して黙々と対処する。
数時間悪戦苦闘。一段落。マイ・クルーも「とりあえず、もう今日は帰りましょ」。「お疲れさま、ありがとう」と見送る。ゴメンな、こんなコトのために働いてもらって。
しばらく、事務所のテーブルとかにズラリと並べられた封筒とかを見て、ボケーッ。乾いたら使えそうなのものはそうする。疲れた。
なんとなくツイッターで状況をつぶやいた。普段は「情報」以外はほとんどつぶやかない。あと、大半はマイ・クルーに依頼している。
そしたら、仲間達から「大丈夫か?」と連絡多数。知らない方からも多数。なんか感謝。ロッカーズ・チャンネルのキタノからの「マジっすか?」にだけ、イラっ。なんかイラっ。激しくイラっ。キタノだからイラッ!「マジだよ、バーロー!」と感情的にレスした自分にもイラッ。
そんな合間にも部屋を覗くと、水は漏れ続けている。でも、もう相手する余力はない。気力がないが正解か。
「もー、全部明日だ。管理人も不動産屋も連絡つかないし」。とりあえず帰ることに。
冷えた外に出たら、腹が激減りだったことに気付く。
近所のいきつけの高級店に。食券を先に買うのがココのシステム。シュッとしている。カウンターしかないのも無駄がない。過剰なのはダメなんだ。「引き算」こそがレゲエの美学でもあるんだ。
アジアからの留学生を店員に雇っているのも国際的だ。レゲエと通じる世界観がココにはある。自分の食券を確認して「牛定食、ライス大盛り〜」と奥の店員に伝える様子もいい。彼のイントネーションはすべて間違っている。それでも、伝えようとする意志と、間違いを恥ずかしがらない気持ちは、レゲエ・アーティストにも通じる。何よりも仲間とのコミュニケーションを大切にしている部分は自分が学ばないといけない点だ。短い時間にこの高級店は色々なコトを教えてくれる。24時間教えてくれる。高級というのは値段だけを言うんじゃない、スピリットの話でもあるんだ。
ひたすら喰う。腹が満たされていく感じに「生命」を感じる。肉を喰った分、その獣の命の分だけ力にしないとダメなんだ。無理矢理にでもポジティヴにしないとダメなんだ。一歩前に出る活力にしないとダメなんだ。それに感謝しないとダメなんだ。
「よし、明日は頑張る」。少し気持ちが変わった。
その時だ。
隣に座った客が「ガシャーン!」。
高級店には「水は自分で注げ」のルールがある。目の前のコップに自分でピッチャーから水を注ぐんだ。ピッチャーと言っても野球じゃない。水が入った容器のコトだ。みんな自分で水を注ぐ。自分の意志と判断で注ぐ。「自分のコトは自分で」「飲む量は自分で決めろ」と当たり前のコトを自然と促す姿勢がある。それもレゲエに通じる。
隣の客もそうした。ただ、その途中にピッチャーの蓋が取れた。水と氷がカウンターにジャー。「ジャー」と言うのは水が流れるコトを言っている。「ラスタファーライ」と呼応する必要はない。あと、ラスタは牛丼チェーンに居ない。
水は自分にもジャー。アウターにもジャー。ちなみにアウターのチャックも昨日に突然壊れた。それも自分の過ちに対する回答だ。作ったマスターピースのせいではない。
「ああー、どーも、すいません!」
隣の客は大声で自分に謝った。ヘッドホンをしてたから声が大きかったのかもしれない。ただ、その声の大きさは彼の気持ちと比例すると信じた。そう思わせる大きさも強さもあった。人に何かを伝えたい時はそれぐらいじゃなければ伝わらない。レゲエ・アーティストの声が大きく強いのもそれが理由の一つだと信じる。ただ、彼はどう見てもレゲエ・アーティストではない。それでもいい。
「全然平気! 気にしないで!」
自分の笑顔には自信はないけど、ニッコリと微笑んでみせた。出っ歯なんて気にしない。
水を拭きながら思った。「今日に何度水を拭いただろう。何度手を濡らしただろう」・・。
気持ちは落ち着いてた。先日の自転車ギャルを蹴飛ばした時とは大違いだ。
そして、その拭いた分だけ、自分の気持ちが綺麗になっていることを願った。濡れた分だけ、洗われたことを願った。俺は綺麗だ、そう願った。
で、今朝だ。
恐る恐る覗いた部屋はまだ水漏れしている。
「水漏れが止まってますよーに」とスヌーピーのパシャマを着て、強く願った想いは届かなかった。スヌーピーは今年で60周年。ウチは10周年。スヌーピーは先輩だ。こんなトラブルには慣れているだろうよ。とりあえず、そうした偉大なる先人(犬)の力にもどこか期待した。でも、ダメだった。クソ犬ッコロめ。
あー、腹立つ。
めっちゃ面倒臭い。
とにかく、「どーするの、コレ? どーしてくれるのコレ?」と昨晩から何も変わってない。
「情報」? ないよ。
えー、良い週末を。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/11/4(Thu) |
| ROXちゃん。 |

木曜日。
昨日の祝日は完全休養。ドS女医にこれ以上叱られるのは嫌なので「休め」と言われたから、休んでおいた。
ってか、昼間にサッカーのナビスコ杯の決勝があって、夜にはプロ野球の日本シリーズもあったので、それを観たかっただけ。で、どっちもスゴい試合で面白過ぎたけど、力入り過ぎて逆に疲れたかな。どちらも延長戦の攻防がスゴ過ぎたね。ナイスでした。
で、ナイスと言えば、先日に観たロックス(ROX)嬢のライヴもそう。ロンドン娘なんだけど、ジャマイカの血も引いているみたい。今夏にデビュー盤『MEMOIRS』を〈ラフ・トレード〉からリリースしてて、日本でも「My Baby Left Me」とかがラジオでヒットしてたりするハズ。
正直よくは知らない。ただ、以前にお知り合いのラジオ・ディレクターさんから「きっと好きな作品ですよ」と勧められて、直後にCD店で見た時に「あっ、この作品か。聴いてみよっか」とゲット。それ以来、なんか事務所で「何聴こ?」と迷った時になんとなく何度も聴いてたりしてた感じ。マイ・クルーはかなりハマってる感じ。
『MEMOIRS』はレゲエ・アルバムでは全然ないんだけど、「Rocksteady」というまんまロック・ステディな曲もあって、それも良いんだけど、それ以外にも単純に良い曲とか、良いメロディが多くて聴き易い。どこか懐かしい感じもあるかな。勧められた際に「ローリン・ヒルみたいですよ」と言われたけど、それはどうだろ?
で、「来日公演がある」と知って、なんとなく「観てみよか」と六本木ミッド・タウン内のビルボード・ライヴに行ってみた。初めて行ったんだけど、まぁ、なんて言うか、ブルー・ノート、コットン・クラブよりもゴージャスと言うか、ラグジュアリーな感じ。全員着席。席まで店員さんがご案内。うん、安くないよ。なのに、なんでマイ・クルーとカップル・シートなんだよ。なんでココでも唐揚げ注文すんだよ、な感じに。
で、「コレでライヴが寒かったらつらいにゃー」だったんだけど、結論から言うと素晴らしく良かった。期待以上。歌声はCDよりもパワフルで強いんだけど、力任せではなくて、優しさも切なさも十分。その彼女の表現力の豊富さと、カラフルな感じに魅了された感じ。「キャッツ・アイか?」な全身タイツとモコモコ・ヘアーも激キュート。
そんで、彼女も良かったんだけど、バンドが良かった。特にドレッド・ロックスなドラマーが良かった。CDのオリジナルと変えて、裏打ちばっかで、ワン・ドロップもミリタント・ビートもダンスホール・リディムも取り入れてて、より彼女のバック・グラウンドなジャマイカやカリブからの影響の強さを伝えてくれてた感じ。それに合わせて踊る彼女の踊りも、まんまダンスホールで微笑ましかった。
まっ、一般的に「とっくに知ってるよ、オッサン」なのかもしれないけど、ロックス嬢はお勧め。
でも、なんかこーした来日公演を観ていると、「あー、エターナとかを日本で観たいぜ」と思ったりも。「負けねーよ」とも。バンド・ショーで観たいな。チト考えよ。
えー、エターナの新作は年内リリース予定でしたけど、引き続き制作中で来年の春ぐらいになりそう。期待して待ちましょ。「情報」でした、と。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/11/2(Tue) |
| なんやかんやとリョー・ザ・スカイウォーカー。 |

火曜日。
朝から歯医者。抜くコトで合意。覚悟の用意。
えー、昨日のサイト内の色々な更新をチェック頂いて感謝です。
で、その中で、ゴーストの新作『NO LIMIT』への反応の強さに、正直想像していたよりも「ゴースト人気あるぞ」と実感。各レコード店関係者から「ゴーストの7インチはずーっと売れ続けている。特にカヴァー曲は鉄板っす」と聞いていましたけど、そうした実績も人気につながっている様子かな、と。
で、新作『NO LIMIT』からも7インチはリリースしますので、CDと合わせて是非そちらもヨロシクです。両A面でどちらもカヴァー。美メロ&美曲&美声。既にダブ・ストアさんのサイトでも予約受付&試聴開始となっているので是非。完全限定生産枚数なので是非。
あと、連載コンテンツにも色々と反応多数で感謝。
特に藤川毅さんの『レゲエ虎の穴』は今回も反応ドーン! ギャッピー・ランクスの『PUT THE STEREO ON』を軸に、UKレゲエについても色々と紹介頂いたことがご好評の様子。ナイス。前回の〈フェデラル〉が「物語」だとしたら、今回は「旅行記」な感じにも。「読み物」としても面白いので、是非明日の祝日とかにじっくりと楽しんでくださいまし。あと、ギャッピー・ランクスのインタヴューもサイト内にアップされてますので、是非そちらもチェックを。
レゲエ虎の穴 http://www.247reggae.com/special/tora/index.html
ギャッピー・ランクス インタヴュー http://www.247reggae.com/special/int/10092.html
えー、ヨロシクです。
で、昨日はそんな皆さんからの反応を確認しつつ、VPからの『STRICTLY THE BEST』のリリース準備とか。店頭&媒体さん用の音資料の準備とかしてたんですけど、最近はこうした音源をVPの専用サイトからゲットする感じ。専任担当者からの「アップしました〜」の一斉メールを待ってダウンロードする感じ。
以前のように担当A&Rに何度も連絡して、CDに焼いて送ってもらわないで済むのは楽と言えば楽。エコと言えばエコ。まっ、でも、面倒だったけど、その連絡のついでにA&Rから色々と作品やアーティストの情報を聞かせてもらえたのも楽しかったかな。って、電話して聞けばいいだけか。便利に任せて、サボり過ぎも注意だね。
で、日本の関係者からも最近は試聴CDではなく、ダウンロード・アドレスを送って頂いて試聴音源をゲットする場合が増えていますけど、先日にゲットしたのは、リョー・ザ・スカイウォーカーの『#RSW10th』。送って頂いたブッシュ・ハンターのサーペントに感謝。
リョー・ザ・スカイウォーカーのメジャー・デビュー10周年記念のミックスCD。全50曲収録。全てリョー・ザ・スカイウォーカー音源。ミックス担当もリョー・ザ・スカイウォーカー。PCのi-tunesに取り込んだら、「RYO THE SKYWALKER」の表記がズラズラズラズラ〜。耳よりも目で先に「スゴいことになってんな」と喰らう感じ。
で、ウチも10周年ってことで、どれもリアル・タイムなチューンばっかで、聴きながら「懐かしー」「声が若いー」「あー、コレコレ」な感じで楽しんでいたのですけど、途中からはじーっと聴き入る感じに・・。
まっ、ミックスCDなので、当然ですけど全曲がフル尺で収録されていません。あと、全曲日本語歌詞なので、「言葉」が直球で届きます。それもリョー・ザ・スカイウォーカーだけの「言葉」です。勿論リディムも耳に届きますけど、その「言葉」に耳と言うか、頭が集中し始めてじーっと聴き入る感じになっていきます。
で、ダンスホールを体現しているリョー・ザ・スカイウォーカーらしく、様々なトピックの「言葉」が飛び出してきます。ダンスホールDJらしく放つ「言葉」もあれば、ダンスホールDJだからといって言わない「言葉」もあります。
で、このミックスCDでは、各曲の肝と言いますか、落ちと言いますか、それらの曲を聴く時に待つパンチライン的な「言葉」が次々とつながって出てきて、それが一つの世界観みたいなものを形成して、まとまった一つの印象を与えてくれます。
で、それは、リョー・ザ・スカイウォーカーの「個人」と言うか、「孤独」と言うか、ダンスホールDJ以前の一人の人間の思考と意志みたいなものだったりします。もしかしたら、これまでの個々の楽曲やアルバムよりも強く、それをまとめて明確に感覚として伝えてくれているかもしれません。
華やかな野外フェスやクラブの現場で汗かいてマイクを握る姿や、雑誌やメディアに映るその姿の裏で、この10年間ずっと自身の「言葉」を創造することに腐心してきたんだと思います。その吐いた「言葉」への責任と向かい合い続けて、生きてきたんだとも思います。このミックスCDは、そう勝手にリョー・ザ・スカイウォーカーの格闘を妄想させてくれます。本人がミックスを担当していることで、その妄想をより勝手に信用できる気持ちにもなれます。
最後までジーッと聴き入って、なんかとってもグッときました。ダンスホールDJで10年間メジャーで、最前線で一人立ち続けてきたコトは「オメデトー」で片付けられるコトではないです。それは知ってても、「オメデトー」と言いたいです。10年ではなく、そのままに続けてきたその強靭な思考と意志に「オメデトー」なんです。
コレ書いてて、突然思い出しました。多分、メジャー・デビュー前後の頃だったと思いますけど、変な深夜番組にリョー・ザ・スカイウォーカーが出演していました。バー・カウンターみたいなセットで、他ジャンルの人達みたいなのと座ってました。一番奥の一番隅っこの席でした。
偶然見てて、「あっ、リョー・ザ・スカイだ!」と少しビックラして見ていたんですけど、番組ではちゃんとした本人の説明もなく、ほとんど発言もなくそのまま終わってしまいました。で、勝手に「大丈夫か? こんな仕事断れ!」ってテレビに突っ込んでいました。当時から大きなお世話な性格でした。
きっと、メジャー・デビューした時から全てが順調ではなかったと思います。ダンスホールどころかレゲエも、メインストリームでは色々と勘違いされていた時代に色々と大変なコトにも直面していたと思います。それを「ダンスホールを伝えたる」の強い気持ちのままに奮闘し続けて、自分の活動出来るスペースを少しずつ切り開いてきたんだとも思います。孤独な時間も時代もあったと思いますけど、それゆえに勝ち得ただろう強さが現在の大きな魅力とも思います。
そうしたリョー・ザ・スカイウォーカーの人間力みたいなものが伝わるミックスCDでした。とっても良いです。力を分けてくれます。
えー、良い祝日を。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/11/1(Mon) |
| 11月突入。今月もヨロシクです。 |

月曜日。
11月突入。で、月頭/1日ってことで、サイト内を色々と更新しました。
人気連載企画『DJバナ〜FM BANA』『藤川毅〜レゲエ虎の穴』、どちらも更新しましたので、まずは是非ご確認を。
『FM BANA』は先月から続いて「音声版」。音質もエディットして、より疑似ラジオっぽい感じになっています。情報だけでなく、色々と音も確認出来るので是非楽しんで。あと、イラストは似顔絵ではなくて、イメージです。念のため。
『レゲエ虎の穴』の今回のテーマは、グリーンスリーヴスからのギャッピー・ランクスの『PUT THE STEREO ON』。ギャッピーが乗り倒したオリジナル・リディムとかを確認するのにもナイスですけど、ギャッピーが拠点するUKレゲエ・シーンの過去からの流れについても知れるので、同じくグリーンスリーヴスからの『NICE UP THE DANCE - UK BUBBLERS 1984-87』にも関係してたりなんなりして、とにかく激好内容。今回も濃密濃厚。今回も必読ってことでヨロシクです。
どらちもまたご意見・ご感想を楽しみにお待ちしております。
あと、ちょこちょこお伝えし始めていますゴースト最新作『NO LIMIT』のリリース情報もアップ。VPの名物シリーズ『STRICTLY THE BEST』もそう。ココからどちらも発売が近づくに連れて、色々と詳細情報を更新していく予定ですけど、まずは「リリース決定」ってことでヨロシクです。
えー、それにしても絶不調っす。ちょうど昨年のこの時期に「親知らず」を一本抜いたんだけど、その時にドS女医に「もう一本抜きますよ」と言われていたのをずっと放ったらかしにしていたら、先週末に突然そのもう一本の方がクラッシュ。
泣く泣く金曜に歯医者に飛び込んだら、ドS女医に「だから言ったでしょ」と冷たく呆れられて、「免疫力が低下しているからこーなるんです。とっとと家で休むことですね」と忠告された。なのに、また言いつけを守らずにそのまま夜まで遊んで、結局大失敗。土曜の朝から激痛発生で発熱開始。最悪だよ。自業自得だよ。
で、「休め」と言われてまで金曜の夜に出掛けたのは、20年振りに知人と会う予定があったから。知人がこのサイトで自分を「発見」してくれたことが再会につながったんだけど、改めてインターネットってスゴいね、と。20年前には想像してなかったよ。
まっ、至極個人的なコトだからアレですけど、20年前の別れ方が自分としては「痛み」を伴うもんだったんだけど、今回再会したことで、その「痛み」も少しは和らいだかな、と。ただ、その「痛み」もあって、あれからの20年を色々と頑張れた部分もあったのかな、と。哀しさや悔しさを収めるには、それを納得させる充実や現実が必要なんだけど、あの時の「痛み」もそこから現在までの自分の発奮材料、少しは自分を頑張らせる力となってくれてたのかな、と。うーん、よく分からないけどね・・。
まっ、素直に楽しく、嬉しい時間だったけど、同時に色々と考えさせられたりもした感じだったかな。なんか不思議な時間でした。ギャッピー・ランクスの『PUT THE STEREO ON』と同様に時空を超えた感じだったな。でも、とっても感謝です。あと、「20年振りに人と会うなんて年取ったもんだよ」とも思ったけど、年を重ねるとその年齢にならないと分からない喜びとかあるのかもね、と。ええ、年を取ることを怖れずにいこか。そのままに。
えー、とりあえず今月もヨロシクです。体調がアレな自分が言うのもアレですけど、体調管理はタイトに頑張りましょ、と。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/29(Fri) |
| 今月もありがとうございました。 |
金曜日。
今週はバタバタ。月末週ってコトもあって色々と忙しい。まっ、でも、いい感じ。
で、今日も金曜日ってコトで、なんやかんや。こんな日に歯医者とか、20年振りぐらいの知人に会う予定を入れたのも失敗。とりあえず全部急いでいこ。うん、「20年振りに知人と会う」なんて想像してなかったよ。人生は猛スピード。全部急いでいこ。
で、来週からは11月突入なんですけど、月頭というコトで、来週月曜日にはサイトも色々と更新予定。現在マイ・クルーがその作業に没頭中ですけど、全て間に合うコトに期待。
で、予定では、ゴースト最新作『NO LIMIT』のリリース情報とかに加えて、連載企画「藤川毅〜レゲエ虎の穴」「DJバナ〜FM BANA」も更新予定。お楽しみに。
で、今月/10月の「レゲエ虎の穴」の反応は過去最大。自分以外にも「読みたかったものが読めた」と言ってくれた皆さん多数。「この連載を本にしろ!」とか色々なご意見も多数。あまりにも多くて一切「お礼返信」とか連絡しませんでしたが、大感謝です。あと「ただで読めちゃって良いんですか?」と言って頂いた皆さんにはココから順次連絡していきます。請求書送ります。
で、来月/11月も自分が「読みたい」ってものを藤川さんに一方的にお願いしました。そしたら、今回も原稿用紙にしたら30枚超えの文字量で到着。ウシシです。で、今回はこれまでとチト変えて、「新譜」をテーマに選んで書いて頂きました。なんと言うか、「現在から過去、過去から現在、ジャマイカではなくてアソコ・・」なテーマと内容です。
ええ、そうです、アソコで活躍するアイツの過去のアレを現在にアレしてリリースされたアレです。ええ、わかりますよね?。いや、チーノではないです。チーノだったら「わぁかぁるだろぉ〜?」です。まっ、是非ご期待を〜。
そして「FM BANA」は今月/10月より、「音声」付きになっています。バナの持ち味をより発揮すべく「ラジオ」な雰囲気にしてみた感じです。
で、それが良かったのか、こちらにも反応多数で大感謝。その中にはDJバナのルックスではなくて声に惹かれて、某大手アナウンサー/ナレーター事務所からも連絡も。「DJバナをウチにスカウトしたい! 契約したい!」と。ビックラっす。よくウチのサイトに辿り着いたもんだ、ともビックラ。
まっ、その事務所にとってバナは「ドラフト1位」だった様子。日本ハムにドラフトされた斉藤君みたいな爽やかさは一切持ってなくても、実力で勝ち取ったその評価にはリスペクト! いい話ですよ、ホント。
ああ、それと、掲載した画を可愛い感じにしておいたのも良かったかな。うん、そういうのもあるな。まっ、ただ、その事務所の方がバナと直接会って、「詐欺!」とか言ってきても取り合わないよ。うん、似顔絵ではなくて、「イメージ画」だからね。うん、で、まぁ、それを求められている気は一切しないんだけど、今回の更新で画の方も更新してみようかと思うので、そっちもヨロシクです。
あー、歯医者だ。待ってろドS女医。
で、もうココまで。今日は写真撮ってられないよ。
うん、とりあえず来月もヨロシクでお楽しみ、って感じで。
今月もアリガトでお疲れさん。
良い週末を。ハロウィン。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/27(Wed) |
| 読まなくていいか、と。写真だけでいいか、と。 |

水曜日。
なんか忙しい。
さっきも渋谷までテクテク。税金とか保険の納付書4枚まとめて支払い。安くないな。でも、銀行の窓口が空いてて良かった。忙しい時に「スムーズ」は助かるな。
以前と比べてこの銀行での「事件」は少なくなった。「90分待ち」とか大混雑の時には、色々なコトがあった。怒号、喧嘩、そして爆笑・・。
なぁ、あの時のチンピラ君、ヤクザさん、オバちゃん、みんなどーしてる? みんな面倒臭かったけど、でも実際はめちゃ楽しかったよ。毎回期待もしてたよ・・。寂しいな・・。俺?、俺は元気にやっているさ・・、
と、意味不明な独り言を言いそうになっている間に全て終了。一人遊びさせてくれる時間もないのは寂しいな。
銀行を出てマイ・クルーに連絡。調子の悪いパソコンの状況を確認したかったのに「昼飯必要。チキンですよ、チ・キ・ン!」と言われて、ゲットすることに。グレゴリーが亡くなっても、世界は何も変わらないのか、と痛みと憤りを堪えてマクドナルドに。「ワン・マン・アゲンスト・ザ・ワールド」、グレゴリーの代表曲の一つだ。
一度では覚えられないチキン系のメニューを頼んで待機してたら、流れで隣の中国人と会話することに。英語でダラダラと彼の来日目的を聞いたついでに、「中国の反日デモってどう?」と聞いたら、「『政治』でしょ」と笑っていて、なんか「そっか」と。「日本も日本人も大好きだよ、じゃなかったら来ないしね」と言うので、「そっか」と。
意味無く優しい気持ちになれそうだったけど、目の前で「さっきからマック・シェイクたのんでんじゃんかよー!」と怒鳴る小僧にイライラ。それぐらいで怒鳴るなよ。被っているナイン・ルーラズのキャップが泣いてるぜ。着ているネスタのパーカーが泣いているぜ。ヴェイダーそっくりの顔にヴェイダーも泣いてるぜ。でも、小僧には何も言わなかった。何も言えなかった。何も言う資格が無かった。
先日も出勤の時に、態度の悪いギャルの自転車に思い切りブツけられてトラブった。ブツけられた痛さと、自分以外にも二人にも体当たりしておいて、あと、目が合ったのにかかわらず、そのまま何も言わずにトンズラしようとしたギャルにイラッとして、気付いたらギャルを自転車ごと蹴り飛ばしてた。
「あー、やっちゃった・・」と思ったのに、「オイ、コラっ、マスカラ付け過ぎだから前が見えないだよ」と言い過ぎた・・。垂れ目のオッサンが垂れメークのギャルと喧嘩しているのは、周りからしたら笑い事で「事件」かもしれないけど、当の本人は本気だったのさ。後悔なんて役に立たないって知ってても犯してしまう過ちはあるんだ。
なぁ、あの時の銀行のチンピラ君、ヤクザさん、オバちゃん、みんなどーしてる? 俺? 俺は「今になって分かった事がいっぱいあるんだもう笑っちゃうだろ」って、チョーゼン・リーの気分だ。「なんてね」。
えっ? 「ホントに忙しいのかよ?」ってか。
ああ、忙しいよ。頑張ってんだよ。マクドナルドが頼んでもないチキンをもう一つ袋に入れてくれたのは、そんな自分へのご褒美なんだよ。それをマイ・クルーに奪われてみるのも愚かな自分の行動の贖罪になるんだよ。
もう何書いてんだか、わけわかんねぇだろ?
俺だってわかんねぇよ。
それぐらいに忙しいんだ。
「情報」? あったら教えてくれよ。
ウチのは写真ので今日は勘弁してくれよ。
うん、なんか忙しいんだよ。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/26(Tue) |
| さよなら、グレゴリー・アイザックス。 |

火曜日。
昨日はスイマセンでした。感情的になり過ぎました・・。
そんなコトを少し反省していた昨日の夕方に「グレゴリー・アイザックス死去」の情報が飛び交って、ビックリ。「そんなの嘘だろ?」とあちこちのサイトを探っていたら、ジャマイカのマイ・クルーから「亡くなった」と連絡が飛び込んできた。その直後にはBBCのサイトで亡くなったことを確認した。
とにかく、スゴくショック・・・。哀しいとか、寂しいとかだけでなく、なんかうまくは説明できない感情がある。現在も少し落ち着かない。
グレゴリーの体調が思わしくないのは聞いていた。夏に来日したフレディ・マクレガーも話してた。シュガー・マイノットが亡くなったことを会話した時に、「グレゴリーも調子悪そうで心配だ」と話していた。ただ、グレゴリーは今夏もUSをツアーしていたし、そこまで具合が悪かったとは思ってもいなかった。あまりにも突然過ぎた。
グレゴリーは自分が知った時から「クール・ルーラー」だった。何曲も、何枚ものアルバムを自然と聴いてきた。初めて動く姿を観たのは映画『ロッカーズ』だったかもしれない。初めてジャマイカで観たショーのトリはグレゴリーだった。その後に何度も観た。来日公演も観た。熱狂する観客に対して、ただシュッと静かに立ち振る舞うステージングに喰らった。
92年の初来日のジャパンスプラッシュの横須賀公演では、グレゴリーはトリだったけど、時間が押してた関係で、数曲しか歌えなくて、ステージから遠い客席で怒りまくった。事前に聞いてなかったマキシ・プリーストとかが飛び入り参加したことで時間が押したと思って、グレゴリーに対してではなくマキシに対して腹立った。怒りが収まらずに、帰りに会場のゴミ箱とかフェンスとかを蹴り倒した。若かったのもあるけど、それぐらい楽しみにしてた。
最後の来日は06年3月だった。公演直前に空港から会場のスタジオ・コーストにやって来て、疲れていたのか、そのまま楽屋で寝てしまった。今日の写真はその時のもの。自分のシャッターの音で起こしてしまい、寝たままの体勢で見つめられた。緊張して「起こしてスイマセン・・」と言ったら、何も言わずにニヤリと微笑んでまた眠ってた。
グレゴリーはとにかく格好良かった。最初はその歌よりもルックスに惹かれた。ロックやパンクを経由してレゲエにハマった自分としては、当時のレゲエのアーティストはビジュアル的にイマイチな人が多かった。若くて青かったし、レゲエに浅かったから、理解が足りてなかった。気付いてなかった。でも、その中でもグレゴリーはハンパなく格好良かった。
独特な色気を持った立ち姿や表情もあるけど、グレゴリーのパンツやシャツのサイジングも、着崩し方も絶妙だった。スーツの着こなしも世界一だった。キース・リチャーズよりもルードで、ブライアン・フェリーよりもエレガントで、ジョニー・ロットンよりも自由だった。服は金やブランドではなく、パーソナリティで着こなすものと教えてくれた。どんな服でも、それが例え傷んだ網シャツでも、古ぼけたサンダルでも「グレゴリー」な着こなしをしてみせた。生でも、写真でも、ハズしたところは一度も見たことがなかった。
そして、その着こなしと同様に、グレゴリーはどんな歌でもその枯れた歌声一発で「グレゴリー」にしてみせた。力むことなく、鼻歌のように歌う最初のフレーズだけで自分の曲にしてみせた。それに強く惹かれた。だから、オリジナルの幾多の名曲と同様にグレゴリーの歌うカヴァーも好きだった。グレゴリーが歌えば、全部「グレゴリー」にしてしまうそのスゴさに強く惹かれた。
レゲエ・カヴァー・シリーズの『カヴァーズ』に携わって、何年か経つ。今年にシリーズ新作として『カヴァーズ〜ラヴ&ユニティ』をリリースした。07年の前作以来、3年振りの新作となった。
休止していた期間にも「次の作品を作るなら」と色々と勝手に想像してた。昨年に制作する〈カイザー・ソセ・2〉から、「新作に取り掛かることにした」と聞いた時に、勝手に想像してた時間に勝手に妄想してた「グレゴリーが参加してくれたらいいな」をすぐに伝えた。まだ作品のコンセプトが固まっていなかった時期だったので、〈カイザー・ソセ・2〉は「そんなに好きなの? だったらトライしてみよか」と言い、グレゴリーに連絡して、あっさりと「快諾」の返答を得た。
録音したのはベイビー・フェイス&エリック・クラプトンの「Change The World」。アメリカのオバマ氏が大統領に就任するタイミングで、彼の掲げた「CHANGE」が選曲のヒントとされた。この曲が新作用の最初の曲として録音され、それを軸に他の曲の選曲や人選が進み、その過程で『ラヴ&ユニティ』というコンセプトが生まれ、作品として仕上がっていった。軸はグレゴリーだった。イントロを除き、作品の最初の曲としてグレゴリーが収録されたのもそうした意味。先行の7インチでこの曲がカットされたのもそうした想い。
亡くなったことを伝えてくれたジャマイカのマイ・クルーに「信じられない」と返信したら、短く「グレゴリーに参加してもらえて良かったな」と返してきた。それを確認してすぐに『カヴァーズ〜ラヴ&ユニティ』を聴き直した。すぐに聴こえてきたグレゴリーの歌声に不思議な気持ちになった。歌声が生きているのが不思議に思えた。また亡くなったことが信じられなく思えた。
ただ、それでも、それを受け入れることに努めて、「59才か・・。あと自分の何年先か・・。グレゴリーは死ぬまで『グレゴリー』として現役のまま亡くなったか・・。亡くなったことを伝えるサイトでも最期まで『クール・ルーラー』と書かれたか・・」とまた色々と考えた。不謹慎だったかもしれなかったけど、少し憧れたりもしたし、少し羨ましくも思えた。
「Change The World」の録音の時、グレゴリーは最初に全く違う曲を歌ってみせたそう。〈カイザー・ソセ・2〉が「違うよ、グレゴリー! その曲じゃないよ!」と、改めてオリジナルを聴かせて「この曲だよ!」と伝えると、グレゴリーは「知っているよ」と平然と言ったそう。そして、「いいよ、じゃあ、その曲を歌ってやろう」と今度はちゃんと歌い直したそう。でも、それを無事に録り終えたら、「よし、俺は二曲歌ったぞ。だから二曲分のギャラをもらうぜ」と言ったそう。〈カイザー・ソセ・2〉が「オイオイ、何言ってんだよ!」と突っぱねたら、グレゴリーはただニヤリと笑って、そのまま帰って行ったそう。
その話を伝えてくれた時に〈カイザー・ソセ・2〉は「ったく、グレゴリーは幾つになっても、スーパースターになっても、ずっとルード・ボーイのままだよな」と笑ってた。
最期までクール・ルーラー。幾つになっても、スーパースターになってもルード・ボーイ。グレゴリー・アイザックスは最初に観た『ロッカーズ』のままに生きて、そして亡くなった。最期まで自分が最初に憧れた時のグレゴリーのままだった。信用はしなかったけど、信頼した自分を裏切ることはなかった。
憧れたファンの立場として伝えたい言葉や想いはたくさんあるけど、ただこうして駄文をダラダラとしか書けないのが情けない。レゲエのサイトとしてグレゴリーの功績を伝えたいけど、その気には現在はならないのもみっともない。クールにもルードにもなれない。ただ、とってもショックなままだ。またニヤリと目を覚まして欲しい、と子供みたいに現実を受け入れられないままなんだ。
乱文でスイマセン。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/25(Mon) |
| 今週もヨロシクお願いします。 |

月曜日。
今週もヨロシクです。
月末週に突入でなんかバタバタ。色々と報告事項もあるハズだけど、全部また今度。
全然関係ないコトだけいっとく。
熊を殺すなよ。エサなくて街を歩いただけで殺すなよ。少しのやんちゃで殺すなよ。同じ銃で撃つなら麻酔銃でいいじゃんよ。山に帰してやれよ。なんかスゲエ腹立ってんだ。バカ。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/22(Fri) |
| 『STB』本年度盤とGHOST新作とGYPTIAN新7インチとか。 |

金曜日。
すっかり今週から寒くなったけど、気付けば10月もあと少し。「秋」ってか、「冬」に突入な感じ。今週末にはクリーニング屋から布団を取り戻したいところ。もうタオルケットだけでは限界ラヴァーズとショーヤの気分。昭和世代にビガップ。
で、「もうすぐ冬かぁ?」となると、VPから恒例の『STRICTLY THE BEST』が気になる感じ。毎冬リリースの最新ヒット・コンピ・シリーズ。夏の『レゲエ・ゴールド』の冬盤な感じ。VPでは最長寿シリーズで今年で20周年。
で、本年度盤のリリースも先日に無事正式決定。今年はいつもより気持ち遅めで、US現地の12月7日発売。『シンガー編=VOL.42』と『DJ編=VOL.43』の2タイトルに分かれて同時発売。詳細後報ですけど、是非ヨロシク。
で、リリースと言えば、ウチの24x7としても、ニュー・リリースが正式決定。ゴーストの8年振りとなる新作『NO LIMIT』。美声と言うか、変声と言うか、芸名通りに「オバケ声」と言うか、とにかくワン&オンリーなレゲエ・シンガーの久々の新作。良いよ、マジで。リリースは12月15日でビクターさんから日本先行発売させて頂く感じ。先行で7インチも発売決定。こちらも詳細後報で、是非ヨロシクです。
で、7インチと言えば、VPからジプシャンの7インチが3タイトル発売決定です。下記の通り。現在受注期間中なので、関係各位は是非ヨロシク。最新作『HOLD YOU』からのカットで、最新シングル・ヒットの「Nah Let Go」も有り。
VP9227.7 Nah Let Go / Gyptian (A side) All In You / Gyptian (B side)
VP9228.7 Na Na Na Na Love Song / Gyptian (A side) Love Against The Wall (reggae mix) / Gyptian (B side)
VP9229.7 Rendezvous / Gyptian (A side) Where You Belong / Gyptian (B side)
で、ジプシャンと言えば、昨日にもtwitterの方に掲載しましたけど、UKの「MOBO AWARD」で「最優秀レゲエ・アーティスト賞」を獲得。これはUKではかなりビッグなアワード。オメデト。本日の写真は受賞直後のもの。右側ね。
で、シブシャンはUSの「SOUL TRAIN AWARD」にもノミネートされていて、あとUKのメアリー・J・ブライジの公演にも参加決定で、ジプシャンの活動範囲はレゲエの枠を超えてさらに拡大中。おそらく現在の日本からのイメージよりもUS/UKでの人気は激ビッグ。上記の7インチもですけど、是非そのブレイクのきっかけとなった「Hold You」と、彼の最新スタイルが詰まったアルバム『HOLD YOU』を改めてチェックしておいて下さいまし。2010年を語る上で後々に重要な作品となること間違いナシです。
えー、今週は、と言うか、今週も書き過ぎ。毎回長過ぎ。今週のアクセスはドーンでビックラ&嬉しいところですけど、お付き合い頂いて感謝です。もう少し文章書くのが上手で、短く適確にお伝え出来ればいいんだけどね。まっ、スイマセンよ、と。
で、今日はこのへんで。短めで。なんか久々に「情報」みたいなものも書けた気がするから、いいでしょ、と。ホントはこーあるべきでしょ、と。
今週もアリガトでした。来週もヨロシクです。良い週末を。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/20(Wed) |
| フレディ・マクレガーが語ったコクソン・ドッド/〈スタジオ・ワン〉のコト。 |

なんか昨日のアクセス数がハンパなし。
なんかアリガトさん。色々と連絡頂いた皆さんにもアリガトさん。
で、今日も「情報」はサボって、なんとなくフレディ・マクレガーから聞いた話にしとこか、と。ホントはこういうのをちゃんとまとめたいとも思っているけど、サボっとこ。
フレディ・マクレガーに聞いた〈スタジオ・ワン〉のコクソン・ドッドのコト。
コクソン・ドッドは、フレディの師匠でもあり、ファーザーでもあり、キャリアのきっかけを作った人。
そうした両者の関係は知っていたので、長年確認したくても遠慮してたコト。それを今夏には聞いてみた、と言うか、会話の流れの中で話してくれた。
「よくミスター・ドッドのコトを悪く言う人がいるよ。『アーティストやミュージシャンの権利を搾取した』とかね。出版権とか著作権とかそういう部分のコト、まっ、早い話『金』のコトとかをね。ただ、あくまでも自分の見解として言わせてもらえば、そうした部分が全くなかったとは言えないのも事実だろうけど、だからと言ってミスター・ドッドが悪人とかそういう部類の人間では全くない、ってところだ」
「あの当時のジャマイカで、そうした権利のコトを正しく理解出来ていた人はいなかった。少なくとも音楽関係者にはいなかった。ミスター・ドッドもジャマイカに音楽産業を起こそうとした野心家ではなく、ただ音楽を作って、皆の娯楽として楽しんでもらいたいという気持ちが強かっただけで、『レゲエのパイオニア』と言われるようになったのはその結果であって、最初からそうではなかった。周りと同様に権利のこととかは知らないで始めたことは、もしかしたら責められる部分もあるのかもしれないけど、あの当時のジャマイカを考えた場合、それは難しい話だと思う。まずはそうした当時のジャマイカの状況を理解しないといけないね」。
「ミスター・ドッドは知っての通り、もともとはアメリカからレコードを輸入してジャマイカで販売していたんだ。自分で買い付けに行ったりしてたけど、次第にアメリカから毎週送られてくるようになった。それをデスクの横に積んで、一枚一枚聴いて、ジャッキー・ミットゥに渡すんだ。『今日はこの曲を基にセッションしてみよう』って感じで。そうやって、毎日何曲って決められて、スタジオでセッションしてリディムが作られていったんだ。ミスター・ドッドは自分で『あーしろ、こーしろ』と言うタイプの人ではなかった。多くはジャッキー・ミットゥがアイディアを出して、それをみんなでセッションしていくうちに変化して、カタチになっていく感じだった。非常に自由でクリエイティヴな雰囲気でもあったけど、同時に厳しかった。それは彼らはミュージシャンという職業の立場であって、決められた曲数をその日のうちに仕上げなければならなかったので、仕上がるまでは深夜までずっとやり続けないといけない部分もあった」。
「契約や印税的な支払いもあったけど、その当時のミュージシャンやアーティストは、スタジオで音楽を作りに行くのは『仕事をしに行く』という感覚で、そこで歌うこと、演奏することで、幾らもらう、って感じだった。出来た音源の権利とか、それがその後にどうなるかに対しては無頓着な部分もあって、『一曲歌って幾らもらった』『一曲演奏して幾らもらった』、それで生活していく、って感じだった。道路工事の作業員とかそんな感じに似ているかもしれない。ミスター・ドッドが社長で、ジャッキー・ミットゥが現場監督で、自分達は仕事をもらって働くって感じだった」。
「自分の曲がヒットしたら、次回のレコーディングでの支払額が増えることを期待できた。あと、ヒットがあると、ショーとかに出られて別の収入が増えるから、それに期待した。レコードの権利のコトとかは考えてなかった。『イギリスでアイツの曲が人気で、イギリスにツアーに行くらしい』とか聞くと、どうやってその曲がイギリスに届いたのかとか、誰が何枚売ったのかなんて気にしなかった。ただ、『いいなー、イギリスに行けて、ショーが出来て、ギャラもらえて』ぐらいだった。海外の方がジャマイカよりもショーのギャラが多いと知ってたから、ショーで海外に呼ばれるのを期待した。そう出来るように、ヒットが出来るように、スタジオに通うって感じだった。自分で考えた曲のアイディアを持って、スタジオに行く感じだった」。
「ミスター・ドッドは週単位でみんなに支払っていた。ミュージシャンもアーティストも毎週支払われていた。毎日スタジオで作業するミュージシャンや、その週にレコーディングしたアーティストには勿論だけど、ミスター・ドッドはその週に仕事しなかった人達にも支払っていた。〈スタジオ・ワン〉に参加していた人達が、当時のヴァイヴスを「特別なもの」と言ったり、みんなを「ファミリー」と呼ぶのには、そうやってミスター・ドッドが全員を面倒見て、働ける場所と食べていける生活を提供してくれて、まとめていたのが大きい。みんなが音楽に打ち込めた、みんなで意見を出し合って、強い連帯感で結ばれていた。上の世代は下の面倒をみた。職場でもあって学校でもあった。貧しい暮らしをしていて、音楽に惹かれたユーツ達には夢のような時間と環境があった。全部ミスター・ドッドが作った」。
「〈スタジオ・ワン〉で、アーティストになれた人は多い。そこでのキャリアで世界で活躍出来るようになった人も多い。何年も歌い続けられるヒットを授かった人も多い。それが後になって、色々な権利の存在を知ったからと言って、ミスター・ドッドに『金よこせ』って言えるものか、自分では分からない。ミスター・ドッドと同じように何も知らなかったのに。ミスター・ドッドのコトを悪く言う人達がいても構わない。自分が理解していたらそれでいい」
「ただ一つ、ミスター・ドッドには文句もある。ミスター・ドッドはシングルを重視する人で、アルバムには強い関心を持っていなかった。だから、自分もシングル・ヒットがたくさんあったのに、なかなかアルバムとしてリリースしてくれなかった。だから、ホントは自分にとってのデビュー・アルバムとなるハズの『BOBBY BABYLON』がキャリアではセカンド・アルバムになってしまった。ナイニーの〈オブザーバー〉からリリースしたファースト・アルバムの『MR.McGREGOR』よりも前に〈スタジオ・ワン〉で録った曲ばかりなのに。『MR.McGREGOR』がヒットしたのを見て、ミスター・ドッドは『リコ・フレディ(フレディ少年の意味)、アルバムを出すぞ』って慌てて出したんだ。それが残念なんだ。自分が〈スタジオ・ワン〉出身であることに誇りを持っているからね」。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/19(Tue) |
| フレディ・マクレガーからの「横浜レゲエ祭・後夜祭」に関する謝罪。 |

なんか昨日の夜は「寒っ」。
渋谷で色々と用事を済ませて、トコトコと自宅まで歩いて帰ったけど、「急にしゃむくなったなー」な感じ。薄着だったのも不正解。
自宅に到着して「うー、これじゃ風邪が悪化するぜ。暖かくして寝よ」と思ったけど、ベッドにはタオルケットしかなくて「うーむ」。梅雨時期に布団とかそーゆーのをまとめてクリーニングに出したままで戻ってきてない。仕方ないからタオルケットをグルグル巻きにして丸まって寝ることに。
なんかとっても惨め・・。で、その時にフレディ・マクレガーのコトを思い出した。そんで「フレディに比べたら凹めないでしょ」とも。
今夏にフレディが来日した時に、時間を見つけては色々と話を聞くように努めた。これまでのキャリアを改めて色々と確認したり、その時々の本人の思考とかそういうのを振り返って語ってもらった。その中でスタートとなる〈スタジオ・ワン〉時代の話もかなり詳しく話してもらった。
フレディが7才で〈スタジオ・ワン〉でキャリアをスタートさせたのは有名な話。地方のクラレンドンの貧しい家庭で生まれたフレディは、幼い時から人前で歌を歌って小銭を稼いでいたんだけど、その様子を見ていたのは当時既に〈スタジオ・ワン〉等で活躍していたコーラス・グループ、クラレドニアンズのメンバーの母親。
その方が息子でクラレドニアンズのメンバーが帰省してキングストンに戻る際に、「この子は才能があるから、〈スタジオ・ワン〉のコクソン・ドッドさんに紹介してあげて」とフレディを託したそう。フレディの片道のバス代もその方が負担してくれたそう。
で、それで「フレディはコクソン・ドッドから溺愛されて、コクソンの自宅で生活して、コクソンに学校も通わせてもらって〜」となっているんですけど、今回フレディに確認したら、「それは事実だけど、そんなにイージーな話ではなかった」とのこと。
コクソン・ドッドさんの前で、オリジナル曲「Roll Dumpling Roll」を歌って気に入られたのですけど、そのまますぐに自宅に招かれたわけではなく、しばらくは一人でなんとかしないといけない生活をしてたそう。クラレンドンに戻りたくてもバス代もなく、キングストンには知り合いもなく、路上で寝起きして、食べ物を確保するのに必死だったそう。「7才で街に放り出された感じだった」と。
で、連日〈スタジオ・ワン〉のスタジオに行って、アルトン・エリス他のアーティスト達の「パシリ」をして小遣いを稼いだりしてなんとかしつつ、毎日決まった場所で寝て、朝にコクソン・ドッドの車がやってくるのを待って、コクソンに小遣いを貰えることを期待してた、と。「今でもミスター・ドッドの車のプレート・ナンバーは覚えているよ」と。あと、「毎週ミスター・ドッドがミュージシャン達に給料を支払う曜日が決まっていて、その日になるとミュージシャン達の近くを離れないようにしてたね」とも。
ただ、当時はフレディみたいな状況に置かれていたアーティストは多く、「みんなチャンスをもらうのに必死だったんだ」と。「そうしたアーティスト同士の助け合いもあった」と。で、フレディは既にスターだったアルトン・エリス他の先輩達に可愛がってもらいつつ、やがて彼らの後押しもあってレコーディングとかさせてもらうチャンス、自分をアピール出来るチャンスを得て、次第にコクソンに認められて、住む場所として自宅を提供してもらい、また「教育は大切」というコクソンの考えもあって、学校にも通わせてもらえるようになり、制服とかも買ってもらった、とのこと。
「当時の思い出はたくさんあり過ぎるよ」。「ボブ・マーリーがスタジオに呼んでくれて、マイク・スタンドに届かない自分のためにビール・ケースを積んでくれたのも良い思い出」。「でも、あの路上で不安な気持ちのままに夜を過ごしてたことは忘れられない。寒さのせいか、不安のせいか、毎晩震えて丸まってた時の哀しさは忘れられないんだ」とのこと。
うん、オッサンが「しゃむー」となっているのとは全然レベルが違いますよ。
で、この話は「横浜レゲエ祭」の直後に、FM横浜の「BAYSIDE REGGAE LOUNGE」にゲスト出演したんだけど、出番前のロビーでしてくれた。一緒に来ていたチーノとスティーヴン・マクレガーの息子二人は、ソファーで爆睡していた。
「そろそろ出番です」と呼ばれて、番組スタジオに向かった時にチーノとスティーヴンは寝起きで「全開」ではなかった。生放送で三人の中で一番話して頑張ったのはフレディだった。出番を終えて、ロビーに戻ったら、フレディは二人に「せっかく自分をアピール出来るチャンスを無駄にするな」と小声で激を飛ばした。
その後の「後夜祭」に参加したチーノとスティーヴンは、昼間のショーに負けない全開のパフォーマンスをしてた。素晴らしかった。そのコトを翌日にフレディに報告したら、「それは良かった。全てのチャンスをそうしないとな。年取ってから路上で寝ることになるからな」と昨晩の話に結びつけて、「俺はその辛さも怖さも知っているから、そう言うんだよ。長く続けていける環境は自分で作っていくしかないことを知って欲しいんだ」と。
「幼い時からの経験が現在までの活動にも活きてますね」と言うと、「そうだね、勿論だ」と。で、「でも、そうだったらどうして昨晩の『後夜祭』には参加しなかったんですか? フレディにとっても自分をアピール出来るチャンスだったのに・・」と言ったら、「ん? いや、行くつもりでロビーに下りたら、誰も居なくて行けなかったんだよ。場所が分かっていたら一人でも行けたのに。えっ? 2時出発だった? 3時だと思ってたよ。だから置いて行かれたのか!」とワハハ。周りで聞いていた関係者も「あー、それだったらロビーで待っていれば良かったですね・・、スイマセンでした」な感じで、フレディは「いやいや、モンダイナイ!」とアハハ。
で、フレディは今夏は名古屋から一人で帰国することになっていたんですけど、早朝の帰国便を乗り遅れてしまいました。同行してた自分も「どーすんの?」と焦ったんですけど、航空会社の担当者さんのご協力で、別の空路で同日に予定通り帰国出来る感じになって、二人で「あー、良かった〜」と。で、良かったのは、それだけではなくて、それによってまた時間が出来て、色々と話をすることが出来ました。慌ただしく帰られるよりも、ちゃんと話して別れることが出来たのもラッキー。
で、その中で、突然「あの『後夜祭』のコトだけど・・」と言うので、「?」と聞いてみたら、「実は3時にロビーに下りたのは嘘で・・。ホントは寝ちゃったんだ・・。ベットで落ちてた・・。ただ、息子達にも激飛ばした後だったし、プロモーターのマイティ・クラウンにも申し訳なくて・・、お前から謝っておいてくんないか?」とのこと。
やっぱフレディ・マクレガーは素敵過ぎます。
えー、かなりタイミングがズレましたけど、フレディに代わって謝罪しておきます。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/18(Mon) |
| 中国訪問はサボるためか。 |

月曜日。
今週もヨロシクです。
えー、週末は自宅待機。なんか遊び過ぎた直後にいきなり「風邪気味」って情けない限りなんだけど、そんな感じもあって自宅で過ごすことに。プロ野球をテレビ観戦したり、夏物と冬物の衣類交換とか地味な感じ。至極地味。
「短パンもしばらくサヨナラか〜」と片付けてから、テレビを見たら阪神が知らんうちに逆転されていて「えっ?」。そのまま試合終了で「うーむ」。まっ、個人的に応援しているわけではないので良いと言えば良いんだけど、なんか「うーむ」。
で、「こんな感じで終了〜、しかも甲子園で二連敗で終了〜となると、大阪とか暴動起きるんじゃないか?」「真弓監督の自宅とかヤバいんじゃないのか?」と勝手に想像。うん、東京とかで伝わる阪神ファンのイメージって、激ハーコーだから。まっ、そういう部分だけ強調して伝える人達がいるからなんだけどさ。でも、そんなことはないね。
そんで、そのまま地味に週末終了して今日に出社したら、知らん番号から携帯に着信有り。知らんから取らない。ビジー・シグナルの「Unknown Number」が懐かしいな。でも、メッセージを残したから「本気で用事がある人」と判断してチェックしてみたら、VPの社長。「この番号に電話して」とのコト。「アララ、トラブルか?」と思って言われるままに電話してみたら、「北京にいるよ〜ん」とのこと。トラブルじゃなくて良かった。暇してただけじゃん。
えー、先週もお伝えしたように、社長はクライヴ・チンのツアーに同行して中国滞在中。昨晩は北京のクラブでショーが実施された様子。「300人ぐらいの会場でパンパンだった。客の半分は現地に住んでいるアメリカとかイギリス人で、残りは中国人だったけど、良い感じで盛り上がってたよ。クライヴは大スターみたいに歓迎されていたよ」とのこと。
で、「そりゃ良かったっすね。自分もこの機会に中国に行ってみたかったんですけど」と思ってもないコトを適当に言いつつ、「日本では中国の反日暴動がドーンと報道されていますけど、どうすっか?」って聞いたら、「少しこっちのニュースでもやっていたけど、そんなに騒いでいる様子はないかな〜。少なくとも北京で周りからその話は聞かないな〜」とのこと。そんな感じか。そう伝える人達がいるんだ。
で、社長は「今日に上海に移動して、そこでもイヴェントやって、その後は香港でもやる予定。自分は香港には行かないけどね」と言うから、「最後まで同行しないんすか?」って聞いたら、「うん、上海に残って上海万博見に行くんだ〜」とのこと。なんだ、やっぱり遊びじゃん。ハシャいでるし。
「上海万博で各国の色々な新技術とか展示されていると思うから、そーゆーのを見たいんだよ」とは、さすがVPに入るまで飛行機か宇宙船か分からんけど、なんかそーゆーのの設計図とか描いてただけあるな。やっぱり、本気でそーゆーのが好きなんだろうね。ええ、社長だけチン家の中で、まっすぐ音楽と言うか、レゲエの仕事に就かずに、最初は別の仕事していたんですな。まっ、ゆえに数字とかそーゆーのに強いと言うか、とっても厳しいんだけど。
でも、そんな数字やビジネスに厳しいイメージの社長がサボっているのを知るのも良い感じかも。自分がサボりまくった直後だからなんか安心するのもあるけど。でも、真面目にそうしたパランスが大切とは思う。サボってる時にもそう思ったけど、サボらないと仕事への欲求も生まれない部分もあるしね。
うん、ホント、サボることにもヒントはあるので、真剣にサボるのが良いっす。仕事をサボってはいけないです。ただ、サボることをサボっていると、仕事をサボりたくなります。ええ、仕事はタイトに頑張って、とっととサボりましょ。楽しんでいきましょ。
そんなとこかな。
「情報」?
ないよ。
「サボってる」しか言うな。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/15(Fri) |
| 「アーム・ストロング新作」と「ファイヤー・ボール公演」と「L.U.S.T来日決定」とか。 |

金曜日。
今週はキツかったな〜、って、ただずっと睡魔との戦いだっただけなんだけど。
「時差ボケ大王」のオッサンなので、月曜に旅先から帰国してから現在まで引き続き時差ボケ気味。そうなることは十分予測可能だったのにも関わらず、旅先でボケーっとしていた時に突然「もっとアグレッシヴにやったろか」と思っちゃって、帰国直後に打ち合わせとか仕事をスケジュールに大量投下して、今週はなんかドタバタに。全部自分で蒔いた種。自業自得。
で、「眠ーっ」なままに今週はずっとアタフタで、今日もココから終日スタジオ作業だけど、寝ないようにしないと。まぶたにギラギラした目の画を描いて行こうかと思う。「起きてまーす」と。エンジニアさんがいつ振り返ってもいいように。頭がフラフラしててもリズムを取っているように見せたい。
まっ、でも、「眠いから」とサボるよりは良かった。人と会ったり何なりするのも良かった。誰に会っても「黒過ぎ」と日焼けし過ぎた顔を見てドン引きされたけど、それも良し。失礼などアホどもは笑えばいい。反省はしてるけど、後悔してないよ。
で、最初に「なんすかその顔?」と突然声を掛けてきたド失礼はブギー・マン。渋谷のロッカーズ・アイランドの前。また偶然に再会。いつも偶然。横にはヴェイダーもズラ氏も。「ガラの悪い関西の輩がこんな場所に居たらいかん」と街の浄化を考えて退治しようと思ったら、「アームの店頭イヴェントで来てる」と言い訳するので、店内を見たら確かにアーム・ストロングがドーンと座ってた。嘘つきではないな。
アーム・ストロングは新作『STRONG WORLD』をリリースしたばっか。それで当日は「一日店長」を務めていた。「『一日店長』のくせに6時から出社って、どういうつもりだ」と叱ってやろうと思ったけど、腕の太さを見てやめといた。「負けるのは分かっていても戦う正義」の大切さはザ・クラッシュのジョー・ストラマーに習っているけど、痛いのは嫌だ。日焼けで全身ヒリヒリしているのに余計な痛みはいらん。暴力もいらん。
で、アーム・ストロングの新作はその腕と同様に太い。タフでストロングで異常に高温。今年の夏ぐらい暑い。聴き過ぎると熱中症になる。個人的にはその声が魅力。ガラ声なんだけど、通り抜ける感じが真直ぐで、届き方が独特。ブギー・マン、ヴェイダーとのラガラボ研究所では一番年下で、その二人のどアホ達からも、また活動拠点の関西の上世代からの影響も感じるけど、自分のタフな持ち味の打ち出し方を持ち合わせている感じもナイス。
本人は「ミッド(・テンポのリディム)がまだまだ」と言うけど、そうした楽曲にアーム・ストロングの持つ魅力とスタイルを伝えてくれる部分も大きいので、今後もそっち系のものに期待したいところ。新作チェックしてみて。
で、チェックと言えば、昨晩はファイヤー・ボールのツアーの東京公演に行くことに。「先週は旅先のレゲエばっかを堪能していたけど、今週は日本人ものか」と、改めてレゲエの世界への浸透力の大きさを考えながら、渋谷AXに。歩いて行ける会場は嬉しい。
で、昨晩の東京公演はツアー2公演目で始まったばかりで、「内容の詳細は口外禁止」とのことで詳しくは書きませんけど、パフォーマンスもだけど、その仕掛け満載の演出とかはお見事。「らしい」と言えばそれまでだけど、それをそのままにカタチとして提示してみせるエンターテイメント性の高さに喰らうハズ。夏フェス等でのショーでは伝わらない彼らの「性質」「本質」を理解できる機会なので是非これからの公演に行ける人は確認しに行って。新作『ZERO』も聴いて理解していた部分をさらに広げてくれるハズ。聴いてから参加することをお勧め。
まっ、日本人アーティストの活動は当然ジャマイカのアーティストよりも身近に触れられて、ダンス、フェス、ツアー、「一日店長」、そしてアルバムと色々と種類もあるけど、どれかだけに限定しないで、色々と触れてみるコトがお勧め。どれかだけでは分かったようで分からないで、もったいないかな、と。色々とチェックしましょ。
あとですね、昨日に届いた「情報」を。今日はあったね、「情報」が。
直接ウチ関係ではないですけど、L.U.S.T.の日本ツアーが決定した様子です。昨年に続いて実施。現時点で決定したのは来月26日の東京公演と、27日の茨城公演。さらに名古屋・大阪も実施予定。詳細決定次第またご報告します。
まっ、L.U.S.T.は、ルーキー・D、スリラー・U、シンギング・メロディ、トニー・カーティスと、こちらもファイヤー・ボールと同様の4人組ですけど、こっちは全員がシンガーで、激美声実力派。それが合体したライヴが素晴らしいので、知ってても知らんでも観ておいて欲しい。観て知るのも全然有り。あと、マイ・クルーが唐揚げ喰いながらデザインした今年リリースの新作『INSPIRATION』も予習材料としてお勧め。
えー、そろそろスタジオに出発。マスタリング作業。今日の仕事対象も激美声シンガー。ジャマイカの「オバケ」の久々の新作。内容に惚れてリリースしたくなりました。こちらもリリース正式決定次第ご報告します。
あー、起きろ、俺。眠ーっ。
今週もお疲れさん&アリガト。来週もヨロシクです。
そんな感じ。ではでは。
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| 2010/10/13(Wed) |
| 中国に行くんだって。 |

時差ボケなのか、ただボケてるのか分からないぐらいボケてる。
「頑張らんと〜」と思いつつ、この時間が一番眠い。
うん、仕事にならんからブログでも書こか。
えー、昨日もこれぐらいの時間に「眠ーっ」と思いつつ、クソ溜まっていたメールを確認。なんか帰国したら迷惑メールが多いんだよな。「バイアグラ安いよ」系が多い。まっ、自分の留守中にいつも世話になっているTシャツのプリント屋さんの刷り師が事務所にサボりに来てたのは知ってるけど、奴が自分のPCでエロ・サイトを閲覧しまくったコトが理由と断定。うん、奴も早く彼女作った方がいい。
で、片っ端から迷惑メールを削除してたら、勢い余ってVPの社長からのメールも間違えて削除しそうになった。まっ、時に迷惑なメール送ってくるからそういうこともある。
で、社長からのメールの件名が「China」とあったから、「おっ、チナ・スミスの音源の話かな? アコースティックか? イナ・デ・ヤードか?」と期待して開いたら、「チナ」ではなくて、「チャイナ」で中国のコトだった。勘違い。「チナ」は「Chinna」だし。ボケてた。バイアグラがボケ防止に効くなら買おか。
で、メールを確認してみたら、なんか張り切った感じの文面で「週末から中国行くよー」とこと。「8月にも日本経由で行ったばっかなのにまた行くんだ」と思いつつ、「えっ?、ってことは、また来日するの?」と正直「うーむ・・」と思って連絡してみたら、「今回は北京までの直行便で行くから日本には寄れないんだ。残念だけど理解してくれ〜」とのこと。「は〜い、とっても残念です!」と「!」マーク付きで返しておいた。ウシシ。
で、そのまま「何しに行くんすか?」と聞いたら、「クライヴ・チンに同行するんだ」とのこと。
まっ、クライヴ・チンはVPの創業一家のチン・ファミリーの一員と言うか、創業者であるヴィンセント・チンの息子でヴィンセントさんと共にVPの前身であるランディーズ・レコードを運営した人物で、〈ランディーズ〉〈インパクト!〉のプロデューサーだったお方。今日の写真のお方。
もしも「よく知らん」だったら、サイト内の藤川毅さんの連載『レゲエ虎の穴』の第一回をチェックして。あと、VPからの『REGGAE ANTHOLOGY - RANDY'S 50TH ANNIVERSARY』を是非。2枚組で、「ディスク2」の方にクライヴさんによる作品が多く収録。オーガスタス・パプロの「Java」とか名曲多数。買って。
まっ、昨年に日本でもクライヴ・チンさんは来日ツアーをしてますけど、今回は中国の北京・上海・香港をツアーらしく、それにVP社長も同行する様子。ふむ。まっ、チン・ファミリーは華僑ですから、中国は特別な場所には違いないんでしょうけど、いつもクソ忙しい社長が「同行」だけの目的で行くのはなんか怪しいね。でも、自分も散々サボッてたばっかだし、今回は突っ込まないことにしておこか、と。
で、やり取りを終えてから「クライヴさんは中国ツアーか。去年も行ってたっけ?」と思うのと同時に「クライヴさんのDJプレーが中国でどう反応されるんだろ? 結構ディープな曲をプレーするし、どうなんでしょ?」と興味も。なんか自分も行って確認してみたくなった。中国のレゲエ事情は知らない。
で、特に「北京とかではどうなんだろ?」と。「ほら、香港はアレだし、上海も万博とかしててて最近はアレみたいだけど、北京はまだアレじゃないんじゃないかな。そこでどう反応されるんだろ」と思ったりなんなり。まっ、天安門が暴発した時のコトとかをリアル・タイムで知ってきた世代としては、「北京」と言うとなんか構えちゃうしな。北京ダックには構えないし、ゼンジー北京なら笑うんだけどね。最近どっちも見てないけど。
まっ、昨今の中国との軋轢とか、中国のノーベル平和賞の方の報道とかばっか見ていると、「中国ねぇ・・」となりそうな気がする。昨晩も麻婆豆腐とワンタン・スープを夕飯で喰っといてアレなんだけど。
でも、そーゆー感じの中で、クライヴ・チンが呼ばれてツアーをするのも事実で、実際の中国の一般市民は結構いい感じだと思うし、それ以前に「何人」よりも個人でして、いい感じの人達もたっぷりと居ると想像する。自分も国籍で差別されるのは飽きてるし。で、クライヴ・チンを呼ぶプロモーターなんて絶対いい感じだと思うしね。ニーハオしたいぜ。
まっ、アレはアレで、ソレはソレで、差別ではなく区別していこか。日本の中でもそうしているし、レゲエ聴く時もそうしているしな。自分の価値観と判断でいこか。シュッとしておこ。
そんで、いつか中国のレゲエ・ファンとか関係者と一緒にレコードでも聴きたいな。レゲエは世界言語、聴いてたらどっかで出会うでしょ、っと。VPのチン・ファミリーも、ダイナミック・サウンズのバイロン・リーさんも、ソニック・サウンズのネヴィル・リーさんも、チャンネル・ワンのフー・キムさんもみんな中国系ジャマイカンで、ジャマイカと中国と言うか、レゲエと中国っていい感じなハズだしね。話も合うでしょ、とむにゃむにゃむにゃ。
眠いよ、しかし。
「情報」?、ないよ。
そんな感じ。ではでは。
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