2005/12/31(Sat)
THANKS FOR SUPPORTING 2005!!
大晦日。今年も今日でおしまいです。あっと言う間でしたネ。改めてですけど、今年一年間有難うございました。皆様からのサポートに心から感謝致します。また来年も頑張ります。皆様から支持頂けるように、自分達のペースと立ち位置で精一杯やっていこうと思います。何卒よろしくお願い致します。そんな感じ。ではでは。皆さん、良いお正月&お年を!! NUFF RESPECT & MUCH LOVE!!
2005/12/30(Fri)
TOK来日公演開始
てな感じで昨日の昼にTOK来日。そのまま行われる公演初日をチェックしに横浜ベイホールに。で、会場に着いてプロモーターさんに「全員元気ですか?」と確認したら、どうもフレックスがジャマイカを出る前日に乗っていた車が事故ったらしく、その後遺症というか痛みが身体に残っているとのことで、成田に到着後病院に行ったりした、とのこと。それもあって、ショーのスタートも遅れたりしちゃいました。で、会場に到着したフレックスに会って「大丈夫?」と聞いたら、「うーん」と少し元気ない感じ。他の3人はとてもこの日に着いたばかりとは思えないほど元気だっただけに、余計なんか辛そうに見える感じ。でも、いざショーがスタートしたら、あらま、フレックス君、めちゃハジけてるじゃありませんか。さすがはプロですな。全開で1時間半ブッ飛ばしてくれました。しかし、改めてですけど、TOKはショーの運びが上手いですネ。言葉が通じない客の盛り上げ方もよく知ってます。お客さんのエネルギーが凄かったのもあって、ホント大盛況で無事終了って感じ。この分だと今日からの残り3日間も問題無いでしょ。行く人は期待して下さい。で、TOKを終えてからは、そのまま渋谷のハーレムのマイティ・クラウンとサンセットが出演の「プラチナム・ジャム」に。予想以上の大混雑で、入口で偶然すれ違ったHマンやハセTに「中はヤバいことになってるよ」と言われたけど、入ったらホントに満員電車状態。ぎゅー、ぎゅー。で、「うひゃー、まいったネ、こりゃ」とか思いながらもなんとか中に進むと知り合いとかと多数遭遇して、途中からはダンスと言うよりも、単なる飲み会状態に。普段は飲まないんだけど、周りの勢いにつられて飲んじゃって、久々に酔っぱらってよくわからんうちに帰ってました。クラウン、サンセット、あとたくさんの人と会って話したハズだけど、よく覚えてません。迷惑掛けてたらゴメン。まっ、忘年会って感じでたまには良いかな。ある意味今年の仕事納めとしては最高な夜だったかもネ。とりあえず皆さん、今年もお世話になりました&お疲れ様。来年も頑張りましょ。てな感じ。ではでは。
2005/12/29(Thu)
スティングとか
てな感じで今日はTOK来日&公演初日。間もなく成田到着予定ですけど、何はともあれ元気で無事来日してくれることを祈るばかり。で、到着したら即サウンド・チェック、さらにFM横浜の『COCO LAVA』に生出演もする予定で、そのままショーに突入のご予定。凄いな。とりあえず横浜ベイ・ホールにチェックしに行こうと思います。で、その後は今年最後の「プラチナム・ジャム」が開催される渋谷ハーレムにでも行こうかな、と。めちゃ混んでそうだけどネ。で、そんな感じで日本も年末イヴェント・ラッシュですけど、ジャマイカもラッシュということでビッグ・ダンス「スティング」以外にも各地で様々なイヴェントが行われていて、VPジャマイカ支部からもたくさん報告が届いてます。で、その中で今年の「スティング」については、「平穏無事に淡々と執り行われた」とのこと。ニンジャマンが多少「仕掛ける演出」を見せたものの、例年のニンジャのことを考えれば至極ピースフルな態度だったとのことで、ニンジャと遺恨を残しているヴァイブス・カーテルは「ビーニマンに『ニンジャに近付くな。奴を構うな』と事前に言われてたんでネ」と、噂されたクラッシュは無く、大人な対応に収支したとのこと。今年のポスターで一番扱いの大きかったビーニがイヴェントを成功させるべく様々な根回しをしていたご様子。まっ、プロモーターにとっては何よりだったんでしょうけど、何か良からぬ期待をして高いチケット代を払って駆け付けたハードコア・マッシブには「うーむ」といったところかもネ。で、ショーを盛り上げたのは、今年らしく主にラスタ系とのことで、リッチー・スパイス、I・ウェイン、ジプシャン、ファンタン・モジャが「好演」とのこと。またミスター・ヴェガスはキングストンでレイプされた6才の少女の写真をステージに持ち出して、こうした犯罪を糾弾する姿勢を見せて強くアピールしたとのこと。全般的に激しいリリック、攻撃的なMCは少なかった中、ハードコアな姿勢を見せたのは女性アーティストで、特にレディ・ソウやマッカ・ダイアモンドがブッ放したみたい。ジャマイカの女性はストロングっす、日本もそうだけど。まっ、そんな感じ。えー、あと昨日の話ですけど、銀行に支払関係とかで出掛けたらメチャ混雑で「90分待ち」って感じだったので、近くのタワーレコード渋谷店をパス・スルー。店頭展開されているヴォイス・メールのプロモーション・ビデオを眺めながら、スタジオ・ワン関係のコンピとか、買いそびれてた再発ものとかをまとめて購入してたら、いつもお世話になっている同店のレゲエ・バイヤー小川女史が突然「今日で辞めるんです」と言うのでビックリ! いつもVPとかウチ関係のものをガッチリとサポートしてくれてた熱意あるレゲエ・バイヤーだっただけに勝手なんだけど何とも残念。それと世話になりっぱなしでなんか申し訳ない気持ち。この場を借りてナフ・リスペクト。今年の夏の知多で開催された愛知レゲエ・ブリーズの時にトイレで偶然会ったことと、その時のハジけてた笑顔は忘れないぜ。「今後ですか? とりあえず旅に出ます。ジャマイカにも初めて行くんです!」と言ってましたけど、実際の旅はともかく、その新しい旅立ちを応援するぜ、とか何とか格好つけておきましょ。えー、それから昨晩から読み始めた『定本リー“スクラッチ”ペリー』は面白いネ。勉強になると言うよりも、単純に読み物としても面白い。知り合いが多いからあえて失礼を承知で言わせてもらうと、ヘンクツな書き手達のネジ曲がった愛情表現がめちゃ笑える&魅力的。リー・ペリーのファン以外の人も是非。お勧めです。ではでは。
2005/12/28(Wed)
アンケート実施します
なんか今日が「納会」で「正月休み」に入る会社が多いみたいですネ。ウチは明日からTOKもやって来たりするので、そのへんはアバウトな感じでいこうかな、と。関係者の皆様、そんな感じでヨロシクです。で、TOKですけど、なんか大変そう。明日来日でそのまま夜にショーがあるのもその移動時間とかを考えるとタフな話だなぁ、とか思ってたんですけど、昨日になって明日のショーの前にはラジオとかにも出演したりもするという話も入ってきて、何ともハードな感じ。まっ、仕事に関しては非常に真面目で勤勉ですし、日々ツアーやら何やらで移動慣れしていたりする彼等なので楽勝なのかもしれないですけど、なんか凄いっす。とりあえず、明日からの来日が楽しみっす。あと昨日ですけど、『RIDDIM』誌の新しい号が届きました。同誌毎年恒例の「年間アワード」の号なんですけど、ウチもなんか座談会に参加して当たり障りの無いコトを適当に話してますのでチェックしてみて下さい。前にも書きましたけど、誰もが一年間の全てのリリース作品をチェックしているハズもありませんし、個々個人の趣味趣向ってのがありますから、こういうのはあくまでも一つの意見って感じで参考程度で良ろし。座談会じたいも参加者全員がソレを踏まえて発言しているので、互いの意見をブツけ合うのではなく、認め合う感じでしたしネ。で、その記事のまとめ方を見て同誌の「色」を確認するって感じの受け止め方で良いんじゃないかな、と。そんな感じ。それよりその『RIDDIM』にはキップリッチのインタヴューが掲載されているので、そっちを方をチェックしてみて。それから別の話。えー、このサイトのトップ・ページの下に「メーリング・リストの登録」ってあるんですけど、これまで登録したところで何か特別なコトは無かったと思いますけど、間もなくですけど、登録者を対象として簡単なアンケートを実施しようかな、なんて思ってます。回答頂いた方の中から抽選でVPとかのTシャツやグッズのプレゼントも有りです。登録されている皆様には突然メールが届くと思いますけど、「迷惑メール」と勘違いして削除したりしないようにヨロシクです。ご協力&ご参加下さいまし。あとまだ登録されてない方は急いでネ。今後もこういうのは頻繁に行おうと思ってますので。ではでは。
2005/12/27(Tue)
年末って感じになってきましたな
なんか徐々に年末モード突入ですな。仕事関係でも「えー、とりあえず年明けに」とか「別に年明けで良いっすよ」とか皆さん投げやりモードで良い感じ。いつもコレぐらい緩い感じでいきたいぐらいっす。で、コレを書いてるちょうど今、地球の裏のジャマイカではビッグ・ダンス「スティング」が開催されているハズ。これまた年末って感じ。ジャマイカの紅白歌合戦みたいなもの。以前はハードコアなDJクラッシュがメインとなってましたけど(忍者男とシャバとかネ)、今年は昨年の忍者男とカーテルのクラッシュならぬクルーを巻き込んだ喧嘩になったこともあってか、テーマは「LOVE PEACE & UNITY」。まっ、その喧嘩だけではなくて、ジャマイカが今年は特に荒れまくっている背景もあるんでしょうけど、とにかくクリーンなイヴェントを目指しているみたい。現地で観れないのは残念ですけど、このイヴェントでのパフォームで株を上げて大ブレイクのきっかけとなるアーティストもこれまで大勢いただけにDVDとか出たら是非確認しておきたいっすな。あとパフォームだけでなくて、各アーティストのビッグ・ダンス用の衣装にも注目したいところ。で、DVDと言えば、このサイトでもずっとプッシュしてきました映画『ジャマイカ楽園の真実』も発売になった模様。映画館でチェック出来なかった人にとっては嬉しいニュースのハズ。絶対観ておいて下さい。それと鈴木孝弥氏監修のリー・ペリー本、『定本リー“スクラッチ”ペリー』も遂に発売されたので、これも正月休み用としてゲットでしょ。鈴木孝弥さんからこの本への参加・協力を求められたけど、膨大なリー・ペリー仕事を考えればその一部しかちゃんと聴けてない自分が参加するのは失礼と感じて断っただけに、僕もしっかりと勉強させてもらいましょ。その製作過程で途中経過を聞かせてもらったりしたんだけど、聞いてるだけでなんとも目眩がするような大変な内容というか仕事だったので、それがどうまとまったか確認したいところ。てな感じ。あと、いよいよ明後日からTOKの来日公演開始です。横浜3日間と沖縄2日間。一部ソールド・アウトとなっている公演があるのと、開始時間も日によってまちまちなので当日券で行く人は事前チェックを頼みます。TOKは現地の今日にジャマイカを発つ予定。飛行機等が全て無事であることを祈ります。ではでは。

2005/12/26(Mon)
ケイプルトン来日決定!
クリスマスは風邪でグダグダ。先週の木曜日ぐらいに「なんか気持ちが切れたなぁ」と思ってたら、そのまま風邪に突入。気持ちが大事なのネ。熱でダルいし、腹痛もするので自宅でテレビとかをダラダラ見て過ごしたんだけど、漫才の『M1グランプリ』が単純に楽しめて良かったかな。芸道のガチンコ勝負はある意味とっても残酷だけど、その分面白かったりしますな。サウンド・クラッシュにも通じるエンターテイメント。まっ、それはさておき、先日「予告」してましたケイプルトンの来日が正式決定しました! レゲエ・ファンにとってはこのニュースこそがクリスマス・プレゼントでしょ。マイティ・クラウンの「15周年記念企画」の第1弾として、来年3月に実施決定です。日程/会場は3月2日/川崎クラブ・チッタ、同3日/大阪ベイサイド・ジェニー、同4日/福岡ゼップ。で、チケットは前売6,800円、一般発売は1月21日を予定。詳しくはKMミュージック(045-201-9999)まで。ケイプルトンの来日は3回目ですけど、前回からは久々。それとこれまでのフェスへの参加では無くて、自身のバンドを率いての単独ツアーは初めてなので期待しましょ。アンダーグラウンドのスーパースターの待望の来日です! 是非ヨロシクです! そんな感じ。ではでは。
2005/12/23(Fri)
タント・メトロ&デヴォンテ
VPからタント・メトロ&デヴォンテの久々のニュー・アルバムのラフ盤が到着。知らない人は居ないと信じたいけど、知らない人には「Everyone Falls In Love」のメガ・ヒットで知られるDJ(タント・メトロ)&シンガー(デヴォンテ)の二人組と言えば分かりやすいかな? 「Everyone〜」は現在でもレゲエの枠を超えたビッグ・チューンで、VPからの12インチ盤は何時でも品薄状態。再プレスの案内をするといつでも凄いオーダーが集まるし、また収録されている同タイトルのCDも現在まで途切れることなくずーっとバック・オーダーが入り続けているという、何と言うか「怪物チューン」です。そんなビッグ・チューンで知られるタント・メトロ&デヴォンテですけど、今回の新作はVP内で最初に「出る」と言われてから、随分待たれました。もう2年以上VPの「間もなくリリース・リスト」に載りっぱなしだったかな? まっ、勝ち上がってマイペースで活動している二人なので「らしい」と言えば「らしい」んですけどネ。あと、もっと長く載ったままのアーティストとかもいますし。で、待った分、「どんな感じ?」と期待してCDをプレイしてみたら、「アララ」って感じ。コチラの期待を良い意味で裏切ってくれる、何とも無駄な力が抜けた仕上がり(コレめちゃめちゃ褒めてます。念のため)。この二人の魅力は「Everyone〜」でもそうですけど、デヴォンテの顔に似合わないスウィートな歌声と、伊達男で芸達者なDJタントの変幻自在なフローの絡み合いなんですけど、収録されている楽曲はどれもその魅力だけを追求したような楽曲ばかりで、それが一番伝わるように無駄なものは全て削ぎ落とした感じ。その「引きの美学」に強烈にレゲエを感じる。チト過剰に様々な装飾をプラスしていくサウンドとミックスが増えている中で、これは新鮮。まっ、アーティストの力量が無いと出来ないコトでもあるんですけど、それを全編を通して表現してみせているところに二人の凄みと余裕を見た感じ。あとなんか色気もある。そんで一聴すると彼等らしく実にポップな印象が残るんだけど、やっていることは実はめっちゃ濃いと言うか、ディープなダンスホール。ただ分かりやすくポップというのではなく、濃いものを昇華させている感じ。そこは二人が所属するビーニ・マンを中心とした〈SHOCKING VIBES〉クルーならではの流儀とも言えるかな。まっ、春前に予定されているリリースを今から楽しみにしておいて下さいまし。個人的には曲ごとにスタイルを変えてみせるタントのDJを是非確認してもらいたいっす。そんな感じ。ではでは。
2005/12/22(Thu)
ショーン・ポール追加公演&エリー
なんか喉が痛いな。寒いもんネ。今日は関西の方でも雪降っているとか。色々と気をつけていきましょ。えー、情報です。2月のショーン・ポールの来日に「追加」が決定しました。新たに2月19日に福岡のZEPP FUKUOKAで開催決定。日本人アーティストも出る予定、とか。福岡&九州地方の皆様、是非ヨロシク。詳しいことはキョードー西日本(092-714-0159)まで頼みます。それでこの福岡だけでなく、どうも東京でも今後追加公演が出る動きがあるみたい。正式発表を待ちましょう。それとその来日直前に開催されるグラミー賞にショーン・ポールが出演することも決定しました。忙しいのに大変だネ、と思ったりもしますけど、これは名誉なコトなんでしょうし、ジャマイカでは一生自慢出来るネタ。「ダンスホール大使」(本人が自分のことをそう言ってました)として、新作と同様に頑張ってダンスホールとジャマイカを世界にレペゼンしてもらいたいものです。あとですね、ショーン・ポール同様に世界的な活躍を期待されつつも、例の欧米でのダンスホール・アーティストの閉め出し問題(アーティストのバティ・マン攻撃リリックとかにゲイ団体とか人権団体が噛み付いた問題ネ)で、その道を塞がれそうになってたエレファント・マンが久々にヨーロッパ・ツアーを敢行して、ノルウェーやらオランダとかを回っているみたいだけど、VPのロンドン支部の報告によると、「熱烈な歓迎を受けて、そのパフォーマンスとキャラクターが大受け。一時のネガティヴなイメージを完全に払拭」とのこと。良かったネ。既にほぼ完成しているニュー・アルバムのリリース時期を決めるに当たっては、こうした状況の好転を待っていたところもあっただけに、これはリリースに向けて追い風。このまま順調にいけば、暖かくなる頃にはガツンとリリース出切るかも。期待して待ちましょう。ではでは。
2005/12/21(Wed)
BUSY BUSY BUSY
昨日もVPから荷物着。「アレ? なんか届く予定だったっけ?」と思って箱を開けてみたら、クリスマス・カードとクリスマス・プレゼントが入ってた。「優しいところもあるじゃん」とか憎まれ口を叩きつつ、そのVPオリジナルのクリスマス・カードを見ながら「あっ、年賀状急がないと」と思ったりなんなり。うーむ、この分だと今年というか来年も皆さんのところに元旦に届くのは厳しそう。進歩無いネ。それはさておき、ココ数日なんか耳から離れないのはビジー・シグナル。まっ、現在一番旬なダンスホール・アーティストなんで当然と言えば当然かもしれないけど、7や『STB』他のコンピに入っている曲を繰り返し聴いてしまう。めちゃめちゃ個性的とか特別に新しいわけではないんだけど、でも勿論癖になる部分と新しさはあって、何よりも時代感がすごくフィットしたダンスホール・マナーとでも言うんでしょうか、ハメられる感じ。ジャマイカ臭さ、濃さと、なんかメジャー感みたいのがうまくブレンドされていますな。直球な感じも良いっす。で、そんな感じのまま、昨日某メーカーさんとの打ち合わせに出掛けたら、そこの担当の方が「ビジー・シグナルのアルバムの売込みがあるんですけど、どう思います?」と言うので、ビックラ。なんて偶然でしょ。勿論「大プッシュですよ」と言っておきましたけど、聞くにそのアルバムを保有するビジー・シグナルが所属するプロダクションは、「ビジーをVPとかグリーンスリーヴスとかのレゲエ専門レーベルから出すのでは無く、もっとワールド・ワイドなメジャーな展開をして売り出していきたい」と言っているそう。VPに関係する立場としては「あらら」って感じもするけど、その心意気は立派。高い志と「世界」を目指す姿勢こそが世界基準。期待&応援したいです。ビジー・シグナル、既にチェックされている人も多いと思うけど、未だの人は是非お早めに。ではでは。
2005/12/20(Tue)
来日公演続々決定してます
なんか「20日」とかになると、そろそろ「今年も終わりなんだね」と思ったりもしますけど、なんか実感はイマイチ。年々「年の瀬」モードとかが薄れているように感じるのは年齢のせいなんでしょうかネ? えー、で、そんなこんなしているうちにTOKの年末のカウント・ダウン公演が近付いてきました。横浜で3発&沖縄で2発。先日VPを通してTOKから「当日会場で配付してくれ」と大量に新ポスターとフライヤー、それとステッカーが届きました。全員分には足りないかもしれないですけど、良かったら会場でチェックして。あと、来日と言えば、既にチケット発売されている2月のショーン・ポールのツアーがありますけど、これ以外にも続々と決定してきてます。VP関係では3月になんとケイプルトン(!!)がほぼ来日ツアー決定! これは燃えるでしょ。そんで、同じ3月には共に今年新作をリリースしたジュニア・ケリー/マーシャ・グリフィスが某フェスで来日決定。マーシャはいつも嬉しいけど、ジュニア・ケリーってのが美味しいというか期待大でしょ。で、このフェスにはグレゴリー・アイザックスも出るみたい。あと、VP以外で気になるところと言えば、ダミアン・マーリーが4月に某フェスで来日しそう。これまた見逃せないネ。諸々詳細等に関しては各プロモーターの正式アナウンスをチェックしてもらうとして、とりあえず気持ちの準備だけはしておくよーに。あと違う話だけど、VPのジャマイカ支部から毎週届く現地の複数のラジオ・チャートを見ていたら、最新の各チャートのベスト20の内容ってのがほとんど『STRICTLY THE BEST 33 & 34』の収録曲そのまんま。マジでこの2枚を押さえておくと「現在」の動きを楽勝に把握出来る感じ。今年の『STB』はマジで凄い。内容良過ぎ。ホント絶対チェックしておいて下さいまし。そんな感じ。ではでは。
2005/12/19(Mon)
フレディ・マクレガー「1位」獲得!
週末は久々にパトロール。金曜日はマイティ・クラウンがプロデュースするウエア・ブランド、ナイン・ルーラーズの来春・夏の展示会に。「カリビアン・ビーチ・パーティー」と題されたテーマのウエアはこれまでのイメージとまたガラっと変わっていて新鮮。あと、会場に集まっていたメンツの濃さが「らしい」感じ。土曜日は事務所に出て、海外遠征中に溜まっていた仕事を片付けてから新宿に。どこもメチャ混雑していて「何でこんなに混んでるの?」と思ったけど、よく考えればクリスマス直前ってことなのネ。あまりにも人が多いのにウンザリしちゃって目的としていたエリアに行くのも面倒になって、サクっと駅前のタワレコに。ココも大混雑していて、働いている店員さん達も見るからにグロッキー状態。まっ、でも市場が賑わうのは素晴らしいコトですな。レゲエ・コーナーは客が居なかったのが気になったけどさ。人垣の隙間からサクっと新譜とかをチェックして、結局R&Bものでメアリー・J・ブライジとTペインだけを買って退散。でも、そのまま帰るには早かったので本屋に。ココも大混雑で音楽本のところだけをチェック。特に目新しいもの無い中で『words for a book』(大江慎也・小松崎健郎共著)を購入。日本のロック・バンド、ザ・ルースターズの大江慎也の25年間の軌跡をまとめた本なんだけど、ザ・ルースターズは10代によく聴いてたバンドでライヴもよく観てたから、ってのもあるけど、表紙裏に紹介されていたこの本をまとめている小松崎健郎さんってのが、よく考えたら以前の会社時代にお世話になった人だったから、ってのもあった。先方は覚えてないと思うけど、小松崎さんがWAVE池袋店の店員の時に自分がやっていたレゲエの商品をプレゼンに行ったりしてた。で、読んでみると、この本は大江のコトと同時に小松崎さんのコトも書かれているんだけど、その当時のことや共通の知り合いのことも書かれていてなんか変な感じがしたな。それはさておき、ソレと同時に買った『MUSIC MAGAZINE』の最新号のメイン特集は「ベスト・アルバム2005」。で、そのレゲエ部門をチェックしてみたら、なーんとフレディ・マクレガーの『COMIN' IN TOUGH』が見事に「1位」を獲得しちゃってるじゃないっすか!! 凄いな。ジュニア・ケリー『TOUGH LIFE』も3位、ショーン・ポール『THE TRINITY』も5位と嬉しいところ。でも「良い感じだねー」と思って、他のジャンルを見てたらどのジャンルも「1位」の作品はよく知らんのが多くて「アラ?」とも。まっ、気にしない。『MUSIC MAGAZINE』さん、アリガト。あと週末にはショーン・ポール『THE TRINITY』のゴールド・ディスク獲得(10万枚突破)を記念したプレートが届きました。ワーナーさん、アリガト。そんな感じ。ではでは。 
2005/12/16(Fri)
R.I.P. 仰木監督
海外遠征とか出張に出ると、なかなか自分の音楽を聴きたいタイミングで好きに音楽を聴けないもので欲求不満が溜まったり何なり。で、戻って来てまとめて聴き始めたりするんだけど、何から聴くかは決まって無くて自分が手にしたものを見て、自分で「コレが聴きたかったのネ」と気付いたりしますな。今回はシズラでした。どのアルバムってわけではなくて「Junenile」を何度も繰り返し聴いてる感じ。多作のシズラとしては随分前の曲になるけどホントに良い曲ですな。あと留守中に送ってもらっていたパパ・Bのブランニューのミニ・アルバム『SCORCHER』も聴いた。ココ最近の「変化球路線」ではなくて、モロ「直球」のレゲエ・ダンスホール作品。そのキャリアを踏まえたオールド・スクールな臭いがプンプン。80年代〜90年代のジャマイカのダンスホールをダイレクトに体現させてくれると言うか、「まんまじゃん」と突っ込みたくなる出来映えは個人的には嬉しい限り。パパ・Bとはインタヴューさせてもらった時に話したぐらいの関係だけど、一番覚えているのは90年代半ばのキングストンで、車でコンスタント・スプリング・ロードを移動していた時に、当時現地で〈JAPJAM〉を運営していた岩崎さんが歩いているのを見かけて、車をスロー・ダウンして窓を開けて話かけたら、その時岩崎さんと一緒に居たのがパパ・B(当時は「パパ・ボン」でしたネ)で、岩崎さんが「パパ・ボンです」と紹介してくれて、作品でしか知らなかった本人を初めて見て「ああ、この人なんだ。色白だな」と思ったまま、後ろからの車に急かされて「じゃあ。またー」ってすぐに別れたこと。日本のレゲエ・シーンにはパパ・B以前にもたくさんアーティストは居たけど、このパパ・Bやアキ&ソルトフィッシュ、ナンジャマン、パパ・ユージ、あと勿論ナーキとかこの90年代にジャマイカに渡ったラガマフィン世代のアーティスト達の存在がその後、現在のシーンのベースになってますな。で、逞しく思うのは、こうした現在40才前後のアーティスト達が変わらずシーンの中でストラグルしているコト。若いアーティスト達に負けずに最前線で切磋琢磨しているコト。その強欲は勇気と力を与えてくれます。今日突然亡くなってしまった仰木監督にはビックリ&残念ですけど、亡くなるまで現役だったのは大リスペクト。そんで多くのジャマイカのアーティストや仰木監督同様、日本のアーティストも死ぬまで現役で頑張ってもらいたいところ。それがシーンの成熟と定着を意味するから。自分もそう。「何時まで続ける」ではなくて「何時までも続ける」、強欲がある限りは最後まで現役でいられるように頑張りたいもんです。そんな感じ。ではでは。
2005/12/15(Thu)
帰国しました。
昼過ぎに無事帰国。なんか終わってしまうと短かっただけに呆気無いネ。現地での数々のトラブルも遠い昔の話でどーでも良いや。イライラさせられた小娘に対しても、「まっ、悪気はなかったハズだしネ」と大人な気分。そんで、珍しく飛行機の中で眠れて、休みたくなるほど疲れてもなかったので、そのまま事務所に来て色々と留守中の整理。色々と届いてたものとかをチェックしてたら、その中によくわからんFAXが大量にあって「?」。よく見てみたら、先方が番号を間違って送ったものみたいだけど、某テレビ制作会社の料理対決番組の台本で、読んでたらアララ、全部ヤラせじゃないっすか。仕事とは言え、こういうの毎日書いてる人も大変ですな。「姉歯系」とでも呼んでおきましょ。えー、それはさておき、不在にしていてご迷惑お掛けした方々、どうもスイマセンでした。明日からはまたガッチリといかしてもらいます。ヨロシクです。ではでは。

2005/12/14(Wed)
BAD MIND
今年最後の海外遠征はグタグタ模様。今回の遠征の目的上、どうしても絡まないといけない会社というか、組織があるんだけど、どうもココの人達と体質が合わなくて疲れる。昨晩もココの女性スタッフのスタンド・プレーに振り回されてウンザリ。自分が与えられた仕事、それも簡単な連絡事項程度なものもちゃんとこなせないのも困るんだけど、何よりも「私はこんなに頑張っている」というのを必要以上にアピールというか演技するその態度に白けるし、自分がまるで「被害者」と言わんばかりの逆ギレ気味の物言いに呆れる感じ。その空回りな頑張りと嘘くさい芝居に大切な時間を潰され続けてこちらの我慢もそろそろ限界かな、って思ってたら、一緒に来ている相棒が先に着火しちゃって、激怒。なんか空気は最悪。ココの会社やこの小娘が決定的な態度に出てくれたらこっちも真正面から受けて立つつもりだけど、見ている限り、彼らは「自分達は精一杯やってます」って感じだし、自分達の非礼に気づいてもいない様子。丁寧な態度で失礼な言葉を頭を下げて言い続ける人達はホントにタチが悪い。でも、こんな小娘のせいでバッドになるのもアホくさいから、なんとかあと一日持ち直して楽しくやりたいな、と。気分転換に持参した『世界のはてのレゲエ・バー』(野中ともそ著)を読んだんだけど、これまた凹む内容。たまたまどこかのCDショップのレゲエ・コーナーに置いてあったから買ったんだけど、ちゃんと中味を吟味して買えば良かったな。今回の遠征の失敗はすべて事前の準備の甘さと反省。そんな感じ。嗚呼、早く帰りたい。ではでは。
2005/12/13(Tue)
Bangarang
日本から嬉しいニュース。フレディ・マクレガーの最新アルバム『COMIN'IN TOUGH』収録のヒット曲「Bangarang」がMUSIC ON TVのローテーションにニュー・エントリーされた、とのこと。日本盤をリリースしてくれているビクターさんのハード・ワークに感謝! 是非チェックしてみてくださいまし。アルバムも今年を代表する名盤の一枚。是非こちらもヨロシクです。日本盤は二曲ボーナスついてます。で、海外遠征は続くって感じだけど、なんかゆるいな。昨晩はとあるパーティーに参加したけど、空気が気持ち悪かったので出された飯とか喰ってさっさと退散。なんかね、濃い宗教とか、セミナーみたいな雰囲気で主催者側の仲間じゃないと楽しめない感じ。独特な熱気の中でこちらの心は閉ざす一方で、居場所も無いし、誰とも話したくもなくなるし、愛想笑いも得意じゃないので、逆に周りに迷惑掛ける感じがしたので出ることにしました。日本でもこういう気持ちになることはあるけど、そういうのを我慢してちゃんとお付き合いできるのが「社交的な大人」ってことなのかな? でも、なんかね。まっ、「ワガママ」と言われても仕方ないけどそのリスクは承知だし、無理しても凹むだけだからいいや。あと二日。気持ち入れ替えて頑張ることにしましょ。ではでは。