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VP RECORDS | RELEASE 2008 FEBRUARY
2/1 update
01. VP1792 JAH IS MY NAVIGATOR / LUCIANO
02. VP1808 BEST OF SWEET LOVE / VARIOUS ARTISTS
03. VP4118 LIGHT FROM MENTO TO REGGAE TO THIRD WORLD MUSIC / CEDRIC 'IM' BROOKS & THE DIVINE
04. VP4119 JACOB MILLER LIVES ON / JACOB MILLER & FRIENDS


VP1792

JAH IS MY NAVIGATOR
LUCIANO

VP1792 / IMPORTS
US現地2月12日発売

「ジャー・メッセンジャー」LUCIANOと歌もの職人DEAN FRASERの最強タッグにによる最強の一枚が再び登場。


 

 えー、まず改めて、LUCIANOについて確認しておきましょ。

 本名は、JEPTHER WASHINGTON McCLYMONT 。ジャマイカのマンディヴィル出身。子供の時に教会の聖歌隊で歌うことの楽しさを知り、やがて地元のローカル・ダンスで活躍。そして、80年代末にプロを目指して、キングストンに上京します。

 キングストンでは、複数のレーベルでレコーディングを重ねて、キャリアを築くことに努めていましたが、最初にその才能を見出して、ステップ・アップの機会を作ったのは、同じマンディヴィル出身の大先輩シンガー、FREDDIE McGREGOR。まだ無名であったLUCIANOを自身のレーベルである〈BIG SHIP〉に迎え、アルバム『SHAKE IT UP TONIGHT』を制作。「Shake It Up Tonight」「Jungle Out There」等のヒットが生まれ、シーンに登場して来るようになります。特にこのアルバムはイギリスで大ヒットし、ブレイクにつながります。なお『SHAKE IT UP TONIGHT』は、VP RECORDSからタイトルを変えて『AFTER ALL/VP1442』として現在リリースされています。

 そして、そのディープで伸びやかなストロングな歌声に惚れ込み、何よりも「真のルーツ・シンガーとして、ジャーに与えられた才能を、ジャーに捧げる歌を歌うことを自身の喜びとしたい」というLUCIANOに共感して、手を差し伸べたのは、シーンの重鎮にして、ラスタ・ムーヴメントの中心に立つ〈XTERMINATOR〉のPHILP "FATIS" BURRELL。元々〈BIG SHIP〉以前からLUCIANOを録音していましたけど、本格的にレーベル所属のアーティストとして、タッグを組み出したのは『SHAKE IT UP TONIGHT』以降か、と。

 FATISの手厚いサポートを受けて、LUCIANOはラスタ・シンガーとしての才能を大爆発。「In This Together」「It's Me Again Jah」等々、現在でもお馴染みの大ヒットを連発し、当時のシーンのルーツ&カルチャー・ムーヴメントの中心スターとして大ブレイク。メジャー・レーベル〈ISLAND〉から『WHERE THERE IS LIFE』『MESSENGER』をリリースして世界進出も果たし、「世界にジャー・メッセージを届けるジャー・メッセンジャー」としてのポジションを確立。GARNET SILK亡き後をのシーンのリーダーとして、また大きな影響を受けているDENNIS BROWNの後継者として、圧倒的な人気と支持を獲得することに成功します。

 そして〈XTERMINATOR〉との蜜月時代を経て、独立したLUCIANOは活動を加速。数多くのレーベルから驚異的とも言える量の作品をリリース、また「モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル」他、数多くの国際的音楽フェスも含めた世界ツアーを繰り返し敢行。アメリカ/ヨーロッパだけではなく、日本、アジア、アフリカ等々、世界中をツアーし、その帰国すればまたレコーディングというハードな活動を継続中。勿論、本国ジャマイカではシーンの流行に左右されない「別格」の存在として、数々のビック・フェスでトリを務めるスーパースターとして、BERES HAMMONDと共に国民的シンガーとして愛されている、と。まっ、簡単にはこんな感じ。

 で、こうしたこれまでのキャリアの中で、一番LUCIANOと距離が近く、良き理解者であり、パートナーであるのがDEAN FRASER。LUCIANOとは〈XTERMINATOR〉時代に出会い、その時代から常に実質的なプロデューサーとしてレコーディングを取り仕切り、またLUCIANOの専属バック・バンドのリーダーとして、現在までもずっと行動を共にしている存在。サックス奏者としてだけではなく、DEAN FRASERのヴォーカル・アレンジやコーラス・アレンジの力量の高さはレゲエ・シーンでは広く知れられていますが、彼こそが実はLUCIANOの本当の意味での師匠と言える存在。

 で、そのDEAN FRASERが全面に立って、LUCAINOをプロデュースしたのが、01年の『A NEW DAY/VP1617』、そして04年の『SERIOUS TIMES/VP1688』。その中でも特に『SERIOUS TIMES』は、「最高傑作」として、ファンから圧倒的な支持と人気を獲得、改めてLUCIANOの素晴らしさと才能を強く広くに伝えただけではなく、レゲエ史に残る傑作として強く記憶させることに成功しました。

 で、DEAN FRASERは、最近ではTARRUS RILEYの『THE PARABLES/VP2334』や、DUANE STEPHENSONの『FROM AUGUST TOWN/VP2347』のプロデュースでも成功を収めていますが、これまでもMORGAN HERITAGEやFREDDIE McGREGOR、SANCHEZ等、特に「シンガー/歌もの」に特別なプロデュース能力を発揮してきました。本人曰く「僕は他のプロデューサーと違ってリディムでは無く、歌をプロデュースすることに重点を置いている」とのことで、シンガーの持ち味を引き出すのに実に長けた名プロデューサー。

 そのDEAN FRASERにとって、一番知り尽くしたLUCIANOだけに、『SERIOUS TIMES』以来約4年振りとなる本作『JAH IS MY NAVIGATOR』でも、その歌声の「未だ知られていない魅力」を引き出すことに成功して、再び「これまでに無い作品」をガッチリと見事に仕上げてきました。

 アコースティック感を重視したメロディアスでメローなリディムを中心にして、何よりもLUCIANOを自由に躍動させ、その持つ歌声の魅力を最大限に活かした作品作り。また歌を重視するために、バラード等、レゲエだけに囚われないサウンドにも意欲的で、それが新たなLUCIANOを伝えると同時に、アルバム全体にも起伏を与え、バラエティとキャパシティを広げることに見事に成功しています。

 そして、DEAN FRASERとLUCIANOに共通するテーマとして、「古きレゲエを現代に甦らせる」というものがありますけど、今作でも数々の往年のリメイク・リディムが登場し、中でも眉唾なのがBOB MARLEYの名曲リメイクの「Jah Live」、そしてPETER TOSHの代表曲である「I'm The Tuffest」をPETER TOSHの息子であるANDREW TOSHとのデュエットでリメイクしているところ。下手すれば「飛び道具」となる直球選曲ですけど、LUCIANOだからこそ説得力のあるキラー・リメイクとして成立しているところと、その分かり易さが流石。

 また、忘れてならないのはメッセージ。愛・慈愛・ユニティと闘い。LUCIANOの伝えるジャー・メッセージは、不安定な現在の世界情勢と社会、ジャマイカの日常の中で、必要とされるべきものと、不要なものを伝え、物事を違った角度で見つめる勇気と姿勢が詰まっている。それは、ラスタファリアンでなくとも、宗教や肌の色を超えた普遍性を持ったものも多いハズで、我々にも理解出来るものが多いハズ。

 LUCIANOというシンガーのとてつもない魅力を伝える意欲的・挑戦的内容であると同時に、レゲエの王道に忠実に則った保守的な内容。その相反する魅力が激高品質に合体した絶妙のバランス感覚こそが本作の特徴であり、多くの人に強く勧められる最大の点。進化と伝統、そしてストロングなメッセージと、レゲエのスピリットが見事に凝縮されたLUCIANOの新たな傑作であると共に、現代のレゲエを代表する名盤。


■ SONG LIST
Producer(s) : DEAN FRASER for CANNON
01. FOR I
02. JAH IS MY NAVIGATOR
03. DARKNESS
04. NO EVIL
05. I'M THE TUFFEST feat. ANDREW TOSH
06. NEVER GIVE UP
07. TROD OUT
08. SWEET JAMAICA
09. JAH LIVE
10. WISH YOU WERE MINE
11. PARADISE LAST feat. ROCHELLE BRADSHOW
12. AFRICAN LIBERTY
13. WISE UP YOUTH
14. JAH CANOPY
15. HARD HERBS

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VP1808

BEST OF SWEET LOVE
VARIOUS ARTISTS

VP1808 / IMPORTS
US現地2月12日発売

VP RECORDSの人気シリーズ『SWEET LOVE』祝10周年の、これまでの人気曲を厳選したベスト盤企画!



 

 『SWEET LOVE』は、マイアミを代表するプロデューサー、LLOYD & MICHELLE CAMBELL率いる〈JOE FRASER〉レーベルがプロデュースするラヴァーズ・ロック・コンピレーション・シリーズ。LLOYD CAMBELLは元々はSKIN FLESH & BONESとして70年代から活躍しているプロデューサー。その後ニューヨークで〈JOE FRASER〉を立ち上げて、PAM HALLの「I'll Always Love You」とかを世界的に大ヒットさせてからマイアミに移転。現在は、主にシンガー作品、リメイク・トラックを使用したラヴァーズ・ロックが得意で、トップ・スターは勿論ですけど、往年のヴェテラン・アーティストを多数起用したり、FIONA他若手を育成するのも特徴であるナイス・レーベル。ジャマイカと一線距離を置いた独自の展開も面白いところ。

 2004年にリリースされた前作『VOL.7』以来の今作は、『SWEET LOVE』の第1弾がリリースされてから、2008年で祝10周年ということで、これまでのシリーズに収録された楽曲の中から人気曲を厳選し、さらに最新曲を加えた「ベスト盤」としてリリースとなります。収録された曲はどれもミッド系リディムで、ゆったりと楽しめるシンガーものばかり。参加アーティストは、SANCHEZ、PAM HALL、GEORGE NOOKS、BRIAN & TONY GOLD他実力派揃い。カヴァー曲も多く、聴く者と場所を選ばない、これぞベストといえる内容です。

 シリーズ・タイトルは「スウィート」ですが、それほどベタベタに甘くは無く、ちょっとビターな甘さといったところです。特に注目は、現場でも話題となっている、DA'VILLE & FIONAの「HOPE WE GET IN LOVE」。また昨年以来人気のFREDDIE McGREGORの美曲「Your Shining Light」、ROGER ROBINのナイス・カヴァーの「Love Can take You Higher」等、シリーズ初収録曲も多数!


■ SONG LIST
Producer(s) : LLOYD & MICHELLE CAMPBELL AND JOSEPH STERLING for JOE FRASER
01. OH MY LADY - SANCHEZ
02. I HOPE WE GET LOVE IN TIME - DA'VILLE & FIONA
03. LOVE CAN TAKE U HIGHER - ROGER ROBIN
04. REALLY TOGETHER - FIONA & LLOYD BROWN
05. YOU'VE CAUGHT ME BABY - PAM HALL
06. WHAT GOOD AM I - MERLENE WEBBER
07. STAND BY MY WOMAN - GEORGE NOOKS
08. I WANNA BE DOWN - TONY CURTIS
09. I COULD FALL IN LOVE - FIONA
10. CAN'T GET USED TO LOSING YOU - JIMMY LONDON
11. YOUR SHINING LIGHT - FREDDIE McGREGOR
12. THE LOVE WE HAD STAYS ON MY MIND - BRIAN & TONY GOLD
13. SAVING ALL MY LOVE FOR YOU - MIKEY MELODY
14. PRIVATE NUMBER - JIMMY RILEY & MICHELLE GORDON
15. AIN'T NOBODY - ANTHONY CRUZ

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VP4118

LIGHT FROM MENTO TO REGGAE TO THIRD WORLD MUSIC
CEDRIC 'IM' BROOKS & THE DIVINE

VP4118 / IMPORTS
US現地2月26日発売

レゲエ歴史的名盤遂に初再発!〈RANDY'S〉で録られた3曲をボーナス・トラックとして追加収録。


 

 CEDRIC 'IM' BROOKSは、テナー・サックス奏者。43年ジャマイカ生まれ。SKATALITESのメンバーを多く輩出したアルファ・スクール・ボーイズで様々な楽器を学び、プロ・ミュージシャンに。

 60年代後半〜70年代前半までに、COXON DODDの〈STUDIO ONE〉で数多くのセッションに参加すると同時に、トランペッターであるDAVID MADDENとIM & DAVID名義でインスト・シングルをリリース、またソロとしてもシングルをリリースしています。

 そうした活動と並行して、70年にはラスタの重鎮で、チャント・ドラムの第一人者であるCOUNT OSSIEとリンクして制作活動を開始。IM & COUNT OSSIE名義で複数のリリースをした後に、両者を中心にワイレカ・ヒルのラスタ・コミューンのアーティスト達と共にMYSTIC REVELATION OF RASTAFARIを結成。

 COUNT OSSIE等のパーカッションとドラムによるアフリカン・リズムと、CEDRIC BROOKSのテナー・サックスが合体、歌、合唱、ポエトリー・リーディングが被さったオリジナルのサウンドと世界を構築。『GROUNATION』『TALES OF MOZAMBIQUE』といったジャマイカ音楽史に輝く大名盤をリリースします。特に『GROUNATION』はルーツ・レゲエの元祖とも言える名盤にして大作(アナログは3枚組)として有名なハズ。

 しかし、74年頃にはCEDRIC BROOKSはMYSTIC REVELATIONを脱退して、MYSTIC REVELATIONの複数のメンバーと共に新たにTHE LIGHTS OF SABAを結成します。で、MYSTIC REVELATIONのサウンドを継承しつつも、ギター等を追加してよりレゲエ寄りのサウンドを追究していくことに。

 で、そのデビュー・アルバムとして75年にリリースされたのが、今回登場となる『FROM MENTO TO REGGAE TO THIRD WORLD MUSIC』。THE LIGHTS OF SABA名義では無く、CEDRIC 'IM' BROOKS & THE DIVINE LIGHT名義でリリースされました。

 本作はそのタイトル通りに、レゲエ登場以前のジャマイカ土着音楽であるメントから、スカ、ロック・ステディ、レゲエ、さらにカリプソ、アフリカン・ミュージック、ジャズをクロスオーバーした内容。

 で、翌76年にTHE LIGHT OF SABA名義として、〈TOTAL SOUNDS〉からリリースされた『THE LIGHT OF SABA』がラスタファリアン・ミュージックの金字塔的な評価を得ていたり、また同様に77年にリリースされた『THE LIGHT OF SABA IN REGGAE』も同様に高い評価を得ていて、“THE LIGHT OF SABA”はレゲエ・ファンには認知されていますけど、“THE LIGHT OF SABA”名義では無かったこともあってか、この『FROM MENTO TO REGGAE TO THIRD WORLD MUSIC』はやや隠れてしまったいるのかもしれません。

 ただ、本作もその後のTHE LIGHT OF SABAとしての2作と同様に、非常に重要。何よりも当時のジャマイカで、自らの音楽的ルーツを掘り起こしつつ、それを再現・再構築させた意欲的作品であると同時に、現在からするとその記録的な価値も高いもの。ただ決して難解なものでは無く、アフリカからカリブ、ジャマイカをめぐる懐かしいロード・ムーヴィのサウンド・トラック的な感じもあって、聴く者の想像力と妄想を膨らましてくれる好盤。MYSTIC REVELATIONやTHE LIGHT OF SABAのファンは勿論ですけど、ジャズやアフリカ、カリブやワールド・ミュージック好きにも強く推薦したい一枚です。あと、レゲエ/ダンスホールのルーツを探って行きたい人にも是非。

 なお、今回の再発に当って、VP RECORDSの前身の〈RANDY'S〉で録られた3曲をボーナス・トラックとして追加収録(10,11,13)。

 で、補足ですけど、CEDRIC 'IM' BROOKSは『THE LIGHT OF SABA IN REGGAE』をリリース後に、THE LIGHT OF SABAを脱退します。78年にはERNEST RANGLINやHAROLD BUTLER等、30人近いミュージシャンを結集させて、レゲエやナイヤビンギをベースにしつつも、よりアフリカやカリブを取り入れた大作『UNITED AFRICA』をソロとしてリリースします。あと、77年には〈STUDIO ONE〉時代の作品をまとめた『IM FLASH FORWARD』という作品もリリースされています。そして、現在ですけど、際立った活動はしていないみたいですけど、MYSTIC REVELATIONの公演とかに参加していたりしている様子。

 で、振り返ると、CEDRIC BROOKSはジャマイカ・ミュージックの進化に多大な貢献したパイオニアの一人ですけど、同時に常に自らのルーツであるアフリカを意識して、また独自の視点と発想で様々な音楽を匠に取り入れながら表現活動をしてきた人。自分の立っている場所を確認しつつ、時間と場所を自由自在に超える想像力と創造力を持って、それを音楽として見事に表現する力を持ち合わせた類い稀なアーティスト。ある意味、超自然的。その感覚こそがワン&オンリーで、その作品に存在している彼の思考と視点は現代でもオリジナルとして聴く者に様々なコトを伝えてくれます。


■ SONG LIST
Producer(s) : AFRICAN CARIBBEAN INSTITUTE OF JAMAICA + RANDY'S
01. NOBODY'S BUSINESS
02. SLY MONGOOSE
03. HOP MERRY HOP
04. STEAMING
05. CARRY GO BRING COME
06. SCHOOLING THE DUKE
07. PUT IT ON
08. LET'S DO ROCKSTEADY
09. SATTA MASSA GANA
10. SALT LANE GAL (BONUS TRACK)
11. EMAVUNGWENI (BONUS TRACK)
12. THIRD WORLD (AFRO BEAT)
13. DJAMBALA (PREVIOUSLY UNRELEASED)

Tracks 1-9 & 12 Produced by:
The African Caribbean Institute of Jamaica
Tracks 10, 11 & 13 produced by:
Clive Chin & Vincent Chin
Recorded at: Randy's Recording Studio 17, Kingston, JA
Recording Engineers: Errol Thompson & Clive Chin

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VP4119

JACOB MILLER LIVES ON
JACOB MILLER & FRIENDS

VP4119 / IMPORTS
US現地2月26日発売

世界初CD化!死後直後に〈JOE GIBBS〉からリリースされた追悼盤。


 

 その丸々とした体型(準主役的な活躍をした映画『ROCKERS』でも喰いしんぼキャラ)と、何よりもその伸びやかな歌声と名曲で愛されたJACOB MILLER。

 わずか13才でCOXON DODDの〈STUDIO ONE〉でデビューし、その後、AUGUSTUS PABLOやKING TUBBY等と「Jah No Dead」他、名曲・名作を多数リリース、またソロとしてだけではなく、INNER CIRCLEのヴォーカリストとしても活躍して、「Tenament Yard」「Forward Jah Jah Children」等のビッグ・チューンをリリースして、〈ISLAND〉から世界進出もした大スター。BOB MARLEYとの親交も深く、共に「ONE LOVE PEACE CONCERT」に出演するなどして、「BOB MARLEYの後継者」と高い人気を期待を集めていました。しかし、80年に25才の若さで交通事故で他界してしまいました。

 本作はその他界直後に〈JOE GIBBS〉からリリースされた追悼盤。プロデュースはERROL THOMPSONで、SLY & ROBBIE、CEDRIC BROOKS、TOMMY McCOOK、コーラスにはDENNIS BROWNやBERES HAMMONDも参加した豪華メンツがバックを担当しています。「I'm Just A Dread」「Keep On Running」他人気曲多数収録で、特筆すべきはその殆どが曲の後半からDJパートを加えたディスコ・ミックス/12インチ・ヴァージョンで収録されていること。

 ボーナス・トラックを3曲追加収録(8,9,10)。これら3曲は、作品収録のJACOB MILLER楽曲が12インチでリリースされていた際に、B面に収録されていた楽曲。


■ SONG LIST
Producer(s) : ERROL THOMPSON & JOE GIBBS for JOE GIBBS
01. I'M A NATTY/ KNOTTY KNOTS
- JACOB MILLER WITH I ROY (SPECIAL EXTENDED MIX)
02. SHAKEY GIRL (EXTENDED)
- JACOB MILLER (SPECIAL EXTENDED MIX)
03. I'M JUST A DREAD / ONE SHUT
- JACOB MILLER WITH TRINITY (ORIGINAL 12"MIX)
04. KEEP ON KNOCKING/THIS OLD MAN
- JACOB MILLER WITH U BROWN (ORIGINAL 12" DISCO MIX)
05. KEEP ON RUNNING
- JACOB MILLER WITH WELTON IRIE (ORIGINAL 12"DISCO MIX)
06. BACKYARD MOVEMENTS / FUSSING & FIGHTING
- JACOB MILLER WITH KILLER BROWN (ORIGINAL 12"DISCO MIX)
07. FLY AWAY - JACOB MILLER
08. THE VILLAIN - MIGHTY TWO
09. ABOVE ROCKS - AUGUSTUS PABLO
10. FRONT PAGE - JOE GIBBS & THE PROFESSIONALS

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VP RECORDS

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