レゲエ・レーベル/プロダクションで、VPレコード/グリースリーヴス/ビッグ・シップなど海外レゲエ・レーベルの日本正規代理店
24×7 RECORDS。-REGGAE TEACH ME EVERYTHING-HOME > VP RECORDS > NEWS > 2013/07
VP RECORDS NEWS | 2013 JULY
7/23 update
01. REGGAE GOLD 2013 - 『世界基準』ー。
02. REGGAE GOLD 2013 - 楽曲解説！〜こんなことを歌ってます！
1993年にシリーズがスタートして、今年で20回目の夏、21作目のリリース。『REGGAE GOLD』は今年も「ジャマイカ」と「世界」を、「レゲエ＆ダンスホール・シーン」と「世界の音楽シーン」を結びつけます。それはジャマイカのレゲエ＆ダンスホールを世界に伝え、世界中の音楽ファンをジャマイカのレゲエ＆ダンスホールに導き続けてきたVP RECORDSの歴史と活動と同じ役割と目的。「長寿シリーズ」とか「セールス」とかが『REGGAE GOLD』を「VP RECORDSを代表するシリーズ」と言わしめる理由ではナシ。それに込められたスピリットこそが理由。そして「長寿」「セールス」を継続できる理由。KEEP THE FAITH。今年の夏もヨロシクです！
今年も『REGGAE GOLD』は2枚組。「DISC 1」はシリーズのスタートから一貫して変わらずお届けしている「最新レゲエ＆ダンスホール・ヒット」。今年のはじめから現在までのビッグ・チューン、人気＆話題曲を厳選16曲収録！
所謂「寄せ集めコンピ」ではなく、「構成」「バランス」「流れ」が吟味検討して収録されている『アルバム』として仕上がってるのが『REGGAE GOLD』の魅力。レゲエ専門レコード会社であるVP RECORDSの知識と経験が伝わる「らしさ」。また、数多くのジャマイカのレーベルからのヒット曲を横断して収録していることに加えて、メジャー・レーベルからの世界的にヒット曲も収録しているのも、ジャマイカを出発点として、現在はニューヨークを拠点に世界最大のレゲエ専門レコード会社として活動しているVP RECORDSの歴史と実績が伝わる「らしさ」。
本年度盤はSNOOP LIONでスタート。KANYE WEST、JAY-Zの新作でも「レゲエ傾倒」は顕著ですけど、身体を張って先陣を切ったのはSNOOP。その道中を追った映画も登場。世界中で驚愕＆賛否両論ですが、改めて世界の目と耳をジャマイカのレゲエ＆ダンスホールに誘った今期前半戦のMVP。「Lighters Up」にはMAVADO＆POPCAANのジャマイカのハーコー最前線部隊も参加。短い戦闘時間で強い印象を与える攻撃性は最強。それをプロデュースしたのはMAJOR LAZER。近年に世界にダンスホール再評価熱を波動させ続けてきた首謀者集団。彼らの「Jah No Partial」が2曲目なのも「納得」の流れ。同曲はJOHNNY OSBOURNEの名曲を忍び込ませているのが肝。「世界」と「ジャマイカ」、「レゲエ＆ダンスホール」と「世界中の音楽ファン」を繋いできたMAJOR LAZERらしい2曲。それをトップに配置したのは「今年」で『REGGAE GOLD』の「らしさ」全開！
上記2曲を受けて続く3曲目のSEAN PAULから9曲目のANGELA HUNTEは「ジャマイカ」と「世界」が乱交。ジャマイカ産、UＳ産のリディムとアーティスト達が入り乱れ。接近する両国シーンの最新トレンドに全員乗りまくり。共通認識は「最新ダンスホール」。「ギャル」「ワイニー」なイケイケ・ズコズコ・チューン連射。エロ・グロ・ナンセンス、日常の全てをテーマとするダンスホールの自由と、センスとスキルとアイディアを求められる制作陣の挑戦が炸裂！ 各アーティストのそれぞれの個性的なフローにもリッスン・キーンリー！
10曲目からは一転して「最新レゲエ」。ワン・ドロップ人気が上昇している中で今期前半期は名曲多数。SHAGGY feat. BERES HAMMONDの「Fight This Feeling」は今期前半戦にエルダー世代をレゲエへと呼び戻しているビッグ・ヒット。
ワン・ドロップ人気の上昇を強く後押ししたTARRUS RILEYの「Gimmie Likkle One Drop」は全世代と全レゲエ・ファンの今期前半戦のビッグ・アンセム。同曲の同リディムで収録はQUEEN IFRICA「Let's Get Silly」。リディムもヒット。
そして、今期前半戦の最大のヒットはMORGAN HERITAGEの「Perfect Love Song」。まさに「完璧愛歌」でレゲエ・シーンを超えて世界中で大ヒットを記録中。国内でも配信サイト「レゲエZION」で上半期売上げ1位獲得！ iTunesでも1位獲得！ 上半期のみならず今年を代表するビッグ・チューン。
今期前半戦の最大の問題児はBUSY SIGNAL。マネージメント問題で非難の嵐。それを逆手に取ったかラヴ・チューンを連発でヒットも量産。「You And Me」も聴けば良い奴に思えてくるのがバッドマン。BUSYは続けて今期前半戦に新作『BETTER TOMORROW』をリリースしたETANAとも接近して「Love Love Love」とまたまたまたラヴ・チューンをヒット。ヒットの理由は人気スター同士の組み合わせとリディムがロック・ステディなコト。往年のファンも「ぐっど・おーるど・でいず」と万歳。
同リディムでKES THE BANDの「Tusedays On The Rocks」も収録。トリニ出身のソカ・スターによるジャマイカで人気のロック・ステディ・ヒットとややこしい事実。今年の『SOCA GOLD』にも収録されている話題の二刀流。さらに同曲は日本のナオトインティライミの映画の中でも使用されているらしく、日本のそっちのファンにも知られているらしい人気曲で、「ジャマイカ」「トリニ」「日本」を結んだことで今年上半期に話題となっているチューン。
Text By: TRIDENT from MIDNIGHT ROCK
01. SNOOP LION feat. MAVADO & POPCAAN & JAHDAN BLAKKAMORE / LIGHTERS UP
PRODUCED BY:DRE SKULL & MAJOR LAZER
イヌ科からネコ科へと転向したSNOOPのMAVADO、POPCAAN、そしてブルックリンのベースミュージック・アーティストJAHDAN BLAKKAMOREをフィーチャーした、「東西南北、世界中の皆、ライターを灯してくれ！」と歌うタイトルまんまのライター着火チューン。LA、NY、ジャマイカ、そしてジャンルを横断した人類皆兄弟ソング。
02. MAJOR LAZER / JAH NO PARTIAL
PRODUCED BY:MAJOR LAZER
JOHNNY OSBOURNEの「Mr.Marshall」を下敷きにMAJOR LAZERとFLUX PAVILLIONがジェットコースター的にラガステップ・アレンジ。JOHNNY OSBOURNEもきっと目を回すであろう急上昇、急降下、極太ベースな展開がレゲエとエレクトロ・ミュージックの垣根をぶち破る？？この曲が『REGGAE GOLD』に収録されるという事自体が歴史的！
03. SEAN PAUL / BODY
PRODUCED BY:RICO LOVE & EARL & E FOR DIVISION ONE
SNOOP、MAJOR LAZERに続いてジャマイカと世界を繋ぐ国際的伊達男、SEAN PAULが登場。トラックは近未来だが「君の身体をくねらす姿は最高だ、もう我慢できないぜ。俺にもっと腰を押し当ててくれよ。」と世界基準ということで品は保ちつつも歌詞とテーマはブレることなくヤーディー。80年代、90年代、00年とオケの傾向は移り変わるも、こういったダンスホールの定番的お題は恐らく10年後も不滅かとー。
04. AIDONIA / FI DI JOCKEY
PRODUCED BY:STEPHEN "DI GENIUS" McGREGOR FOR DI GENIUS PRODUCTIONS
「さあさあ、ジョッキー様のお出ましだ。ギャル共よ、前かがみになるんだ、俺が片っ端から乗りこなしてやるぜ。ヒーハー！」と陽気に歌う、元“バッドマンは笑わないぜ”キャラのAIDONIA。ストイックなバッドマン姿勢の頃からは想像もつかない、まさかのダンスホール界の武豊ネタに若干戸惑いますが切れ味鋭いスキルは健在。
05. RDX / KOTCH
PRODUCED BY:PAUL "CASHFLOW" MITCHELL FOR CASHFLOW RECORDS
「俺はお前らのケツをゴールデンのニュース番組ばりに注目してるんだ、さあKotchを踊ってくれ、ワインワインワインワインワイン」とRDXらしいギャル達を煽る現場仕様ダンス・チューン。お時間ある時にこの曲のミュージック・ビデオも是非。色んな意味でクラっとします。
06. GYPTIAN / WINE SLOW
PRODUCED BY:TARIK "RUSSIAN" JOHNSON FOR HEAD CONCUSSION RECORDS
ギャリスGYPTIANのお得意ギャル・アンセム。「僕の為にチクタクと腰を回してくれないかい、君の滑らかな肌、オシャレな格好、全てが好きなんだ」と鉄板＆定番。女の子の為のミディアム・チューンを歌わせたら外れなし。今年の夏に素敵な思い出を残したい男女は、夕暮れ時、海からの帰り道に聴くと効果的かも？（保障はしません）。
07. I-OCTANE / GAL GIMME BUN
PRODUCED BY:TROY HINDS & SEAN REID FOR TROYTON MUSIC & SEANIZZLE RECORDS
「おい、この服俺のじゃないぞ？身に覚えの無いゴムが落ちてるな。家を出た途端に他の男を連れ込む、ヤグる女に割く時間なんてオレには無い。」と浮気をされる側の立場という珍しい視点から歌うアンチ浮気ソング。この曲だけ聴けば被害者だけど他の曲ではギャルギャル言っている自分はどうなんだ？という声が聞こえて来そうな気もしますがそこは都合が良いジャマイカ男の性。
08. KONSHENS / BAD GIRL
PRODUCED BY:JUSTUS "JUSBUS" ARISON FOR JA PRODUCTIONS
「BEENIE MAN / Let’s Go」などで人気の［OVERPROOF］リディムに乗せ、「俺は内気で臆病な子よりも気が強くてイケイケな子が好きなんだ。男も女もバッドじゃないとな」と歌った自信とプライドを持った女の子への応援賛歌。草食なんて言葉とは皆無な内容。男尊女卑なジャマイカの文化にも少しずつ変化が訪れている？？
09. ANGELA HUNTE / ONE SHOT
PRODUCED BY:JERRY "WONDA" DUPLESSIS FOR WONDA MUSIC
ダビー＆ワンドロップなオケに乗せ「人生は一瞬一瞬の積み重ねなの。私はその瞬間のチャンスを逃したりしないわ」と歌うブルックリンのシンガー・ソング・ライター、ANGELA HUNTE。JAY-Z&ALICIA KEYSの「Empire State Of Mind」の作曲をしたのは実は彼女。ベースミュージック・ファンには先日OUTLOOK FESTIVALに来日したMAGNETIC MAN（BENGA&SKREAM）のヒット曲「I Need Air」を歌っていることで馴染みがあるかと。他にもSNOOP LIONのリード曲に参加したりと、ジャマイカ外からレゲエ・ミュージックへアプローチする注目アーティストの一人。
10. SHAGGY feat. BERES HAMMOND / FIGHT THIS FEELING
PRODUCED BY:SLY & ROBBIE & STING INTERNATIONAL CO-PRODUCED BY STEVEN "LENKY" MARSDEN
DENNIS BROWNの「Sitting And Watching」のリメイクオケに乗せ、SHAGGYとBERESというシンガーとDJを代表するスーパー・スターが「君はなんて愛おしい人なんだ、この気持ちを伝えずにはいられない」と歌うラブソング。BERES節の合間にSHAGGYのフローが期待通りの展開で入って来れば、性別年齢問わず思わずポウッポウッ。彼らの、そして『REGGAE GOLD』ファンが求めているものを絶対に裏切らない、痒いところに手が届く一曲。
11. MORGAN HERITAGE / PERFECT LOVE SONG
PRODUCED BY:LINTON "TJ" WHITE FOR TJ RECORDS AND VOCALS PRODUCED BY MORGAN HERITAGE
ありきたりな表現 / 言葉ですが“極上ラブソング”。それ以外の言葉が思い浮かばい程のラブ・ソング。今年のナンバーワン・ヒット。MORGAN HERITAGEのキャリアに必ず残るビッグ・チューン。歌詞がわからなくても曲が全てを語ってくれるので説明不用、まずは聴いてみてくださいー。
12. BUSY SIGNAL / YOU AND ME
PRODUCED BY:GARFIELD COWAN FOR NATURES WAY ENTERTAINMENT
聴く度に進化を感じるDJ、BUSY SIGNAL。「君と俺の関係は永遠さ、この先ずっと一緒だよ。君がいなかったら俺の人生に意味なんて無いんだ。僕の心臓を動かしているのは君なんだ」と切なさ、憂い、愛おしさが伝わって来る優しいラブ・ソング。歌う言葉の全てがポジティブ。相手に対してここまで伝え切れればどんな恋愛も成就するでしょう（保障はしません）。
13. QUEEN IFRICA / LET'S GET SILLY
PRODUCED BY:JORDAN McCLURE & DAVID HAYLE FOR CHIMNEY RECORDS
「仕事ばかりしてないでちゃんと私を見てね。人生は短いの、たまには子供の頃のようにハメを外して遊びましょうよ。若かった頃のように映画やディナーに行きましょう」と結婚して子供がいても永遠の恋人でいたいという乙女心を歌った内容。QUEEN IFRICAの声、歌い回しが内容と見事にマッチ。人間見た目じゃ無いなと思わせるキュートな一曲。
14. TARRUS RILEY / GIMME LIKKLE ONE DROP
PRODUCED BY:JORDAN McCLURE & DAVID HAYLE FOR CHIMNEY RECORDS
「ヘイDJ、僕のレディーと一緒に踊れるような、ベースが効いたいつものワン・ドロップをくれないかい。」と昔ながらの奥行のある雰囲気の良いダンスの現場が目に浮かぶ、“レゲエ”の持つポジティブさを一貫するTARRUSらしいダンスホール賛歌。もはや安定のTARRUS節。
15. KES THE BAND / TUESDAY ON THE ROCKS
PRODUCED BY:BAMBINO MUSIK & JUSTIN "JUS BUS" NATION
ナオト・インティライミ主演映画に登場し共演するなどをきっかけに、まとめサイトで取り上げられる程の国内話題沸騰中ソカ・アーティストKES。「今日はまだ火曜だけどそんなの気にせずにクレイジーに盛り上がろうぜ」と歌ったパーティー・チューン。ベースミュージックから非ジャマイカのレゲエ、ソカ、リメイク・オケまでを収録する今年の『REGGAE GOLD』にレゲエの可能性とリーチ力を改めて感じましたー。
16. ETANA feat. BUSY SIGNAL / LOVE LOVE LOVE
PRODUCED BY:BAMBINO MUSIK & JUSTIN "JUS BUS" NATION
上記と同じ「PHYLLIS DILLON / Don't Stay Away」リメイク・オケ［GYAL SEASON］に乗せ、ETANAの可愛さ、BUSYの切なさが際立つ甘酸っぱい“ラブラブラーブ”ソング。曲中、BUSYによる「MARCIA GRIFFITHS & BUJU BANTON / Woman No Fret」の歌詞のオマージュにも愛とリスペクトを感じます。
今年の『REGGAE GOLD』も2枚組。この「DISC 2」は『ボーナス盤』＝特典。今年も1枚価格で2枚＆2度美味しいお得＆太っ腹企画。「DISC 2」はこれまでのレゲエ＆ダンスホールの歴史の中で「黄金色」に輝き続ける名曲を中心に厳選収録。楽曲の制作年代はバラバラ。それも意図。レゲエ＆ダンスホールには「アーティスト」「プロデューサー」「レーベル」「年代」「リディム」とか軸となる聴き方はありますし、特にサウンドの現場では暗黙のマナーも存在します。それを知っているのも「粋」「美学」「伝統」です。ただ、『REGGAE GOLD』はそうしたコア・マッシヴのソレは熟知した上で、そう全ての音楽ファンを誘うべく「まずは聴いて、知って、好きなのを見つけてみましょう」も提案します。ジャマイカのレゲエ＆ダンスホール、そしてカルチャーへの「入口」を提案するのも『REGGAE GOLD』、そしてVP RECORDSの役割。
「Israelites」「Greetings」「Zungguzung..」「Everyone Falls In Love」等説明不要の「聴き飽きた」〜「聴いたことあるよ」チューンがズラリ。その合間とかに「World-A-Music」とかで「あれ？ DAMIEN MARLEYじゃないの？」とか仕掛けも有。後半4曲はコア・マッシヴからすると「コレ選んだか」とニヤリなハズ。全曲がクラシックですけど、全て優しすぎないし、凡庸ではない選曲と構成がこちらも『REGGAE GOLD』とVP RECORDS「らしい」内容。「コア・マッシヴ」と「ビギナー」を全包囲して、レゲエ＆ダンスホールを届ける姿勢が表れている好「無料盤」！
01. DESMOND DEKKER / ISRAELITES
02. INI KAMOZE / WORLD-A-MUSIC
03. HALF PINT / GREETINGS
04. YELLOWMAN / ZUNGGZUNG…
05. BARRINGTON LEVY / HERE I COME
06. SHABBA RANKS & KRYSTAL / TWICE MY AGE
07. TANTO METRO & DEVONTE / EVERYONE FALLS IN LOVE
08. BEENIE MAN / MAESTRO
09. RED RAT / DWAYNE
10. GENERAL DEGREE / PIANIST
11. BOUNTY KILLER / SMOKE THE HERB
▲ 既に「DISC 2」が特典ですけど、今年も日本限定特典を用意しています。TOWER RECORDS / HMV他全国各店で購入者特典として特製クリア・ファイルを先着配布します。本年度盤のアート・ワークを表に、過去のシリーズ全作を裏にデザインしたA5サイズ。本年度盤のアートワークがなぜ「金粉ショー」なのかは知らないです。とりあえず、非売品・レア。数に限りがあるので慌てずに急いで下さい。
▲ DJ BANAのRADIO SPOTも、ぜひTUNE IN!!!
