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VP RECORDS NEWS | 2011 NOVEMBER
11/1 update
01. 今年度盤『STRICTLY THE BEST VOL.44 & 45』登場!


STRICTLY THE BEST VOL.44 & 45

STRICTLY THE BEST VOL.44 & 45
  創設30周年を超えるVP RECORDSのレーベル史上、最長寿企画、毎冬恒例の鉄板最新レゲエ/ダンスホール・ ヒッツ・コンピレーション=『STRICTLY THE BEST』の2011年度盤がいよいよ登場!!

  今年も今夏からのジャマイカは勿論、世界で話題&人気を集める最新ヒットをメジャー/インディー問わずレーベル横断で収録。[シンガー編]=『VOL.44』、[DJ(ダンスホール)編]=『VOL.45』と2タイトルが同時発売!!シーン最先端を確認出来るのは勿論、ビギナーにも「まずはココから」とスタートに最適。2011年を振り返るにも相応しい1枚です。

  2011年を代表する豪華ラインナップを収録楽曲の全解説とともに改めてチェック!予習と復習にご活用を!
さらに!!レゲエ福袋が抽選で当たる『STBプレゼント・キャンペーン』も今月11月2日よりレゲエ・ザイオンさんでスタート!詳細はページの最後に!ぜひお見逃しなく!!


STRICTLY THE BEST VOL.44
Track:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16

SHAKA ZULU PICKNEY - TARRUS RILEY
Prod: ROSHAUN CLARKE for BOMBRUSH RECORDS
タイトルは、南アフリカの大部分を支配していたズールー王国の初代国王シャカの子孫という意味。「アフリカの偉大なる王の血と、戦士としての誇りはここジャマイカでも脈々と受け継がれています」と自身の血筋を讃えるルーツ/ワンドロップ色の濃い曲。アーバンな香りのするTARRUS RILEYには珍しく土臭い民族調な楽曲。


POT STILL HAFFI BUBBLE - QUEEN IFRICA
Prod: DWAYNE"DOUGS"DOUGLAS and GERMAIN MASON for CREATIVE NOIZE RECORDS
「日に日に生活が苦しくなるご時世だけど、どんなことがあっても私はこのポットの火を消すわけにはいかないの。私には食べさせていかなきゃいけない家族がいるのよ」と、どんなに大変でも家族だけは守ると歌う母性愛に満ちたストロングな曲。どの国でも、かあちゃんは強い!!


PEOPLE TALK - ETANA
Prod: ROHAN DWYER and CLIFTON DILLON
哀愁の中にキュートさを感じるオケに乗せ、「人は悪口(見る度に大きくなるそのボディのこととか…?)を言うのが元々好きなのよ。でも私はそんなこと気にしないわ。顔色ひとつ変えずに自分のペースで歩いて行くの」と、強く生き抜く姿勢を歌う、現代社会で戦う女性の為の応援歌。


MY NUMBER ONE - GYPTIAN
Prod: DEAN FRASER for CANNON PRODUCTION
GREGORY ISAACSの名曲を色男GYPTIANがカヴァー。「君は僕の一番の彼女になりたいんだってね、それじゃ今後僕にどれだけ良くしてくれるのか教えてくれるかい?恋愛ゲームのスタート地点はまずそこからだよ」と元祖モテ・ソングを次世代モテ男が引き継ぎ歌うというベスト・マッチな一曲。それにしても、かなりの上から目線なので女性リスナーの皆様が気分を悪くしないかが心配…。


STILL IN LOVE - ALAINE & CHRIS MARTIN
Prod: RAYON CURATE and ROMEICH MAJOR for ROMEICH RECORDS
「この先、何があろうともアナタさえいてくれたらそれでいいの。愛しているわ」「何も心配いらないよ、永遠に一緒さ。愛しているよ」と、日本でも人気のアレイン姉さんとクリストファー青年の年の差カップルが愛を語り合う掛け合いに胸キュン。歌詞良し、ハーモニー良し、メロディー良しの極上バラード。全ての恋人に是非聴いてもらいたい曲。クリスマス・シーズンにもオススメ!


PURE AS THE NILE - I WAYNE
Prod: PATRICK"Z"HENRY for LOYAL SOLDIERS MUSIC
「君のナイル川のように無垢なハートに惹かれたんだ。君と僕は会うべくして会ったんだ、このまま一生一緒だよ」と透明感ある声と特徴的な浮遊感あるフローで歌う、色んな意味でナチュラル(天然)系ラスタ・シンガー、I WAYNEのラヴ・ソング。明るくレイドバックした曲調は、晴れた休日の昼下がりなどにもピッタリ。


FIREWORK - TESSANNE CHIN
Prod: DONALD CLIVE DAVIDSON for AQUAGEM RECORDS
「ねえ、人生を諦めてはいないかしら?人は、誰もが光りを内に秘めているのよ。だから、あなたも個性を花火のようにきらめかせ、人生を輝かしいものにしましょうよ」と歌う、KATY PERRYのヒット「Fire Work」のレゲエ・カヴァー。テッサンの歌唱力も手伝って、明日からまた頑張ろうと思わせてくれるナイスな仕上がりに。


DRIVING ME INSANE - CHINO feat. DENYQUE
Prod: STEPHEN"DI GENIUS"McGREGOR for DI GENIUS RECORDS
「お前への愛が枯れることは無いぜ。何かあったらすぐに支えるから安心して傍に居てくれよ。俺色に染めさせてくれよ」「アナタの愛は他の男のとは違うわ、アナタに夢中よ。いつでも呼んでちょうだい、どこへでも飛んで行くわ」と両想いを歌ったラヴ・ソング。ヒット曲「Super Girl」で人気のDENYQUE嬢をフィーチャーし、SHABBA RANKSの往年のヒット「Mr.Loverman」を大胆にカヴァー。16年振りにSHABBA RANKSが来日したタイミングにリリースというのもグッド!


SUMMER LOVE - DENYQUE
Prod: PAUL"CASHIFLOW"MITCHELL for CASHIFLOW RECORDS
「サマー・ラヴは一瞬よ。日が落ちると共に恋の炎も消えていくの。日記を読み返すと、今年の夏はどのページもアナタの名前だらけ。充実した毎日だったわ」夏という季節の終わりと、ひと夏の恋をかけた切ないラヴ・ソング。DENYQUEの都会っぽさを感じる洗練された歌は、ALAINEなどが好きな方やR&B好きにもオススメです!


IF I COULD FLY - TIFA
Prod: KUNLEY McCARTHY and ANDRE"SUKI"GRAY for WARD 21 MUSIC
JUNIOR TUCKERの「She's Just Sixteen」のカヴァー。原曲同様に年齢差のある異性に対して「周りにはアナタと付き合うには年が離れ過ぎてるって忠告されるわ。でも関係無いわよ、もし私が空を飛べたらアナタをまだ見ぬ世界へと連れて行ってあげるわ」と片思いを歌った内容。名リディムのリメイクを得意とするWORD 21制作のオケからは原曲への愛が伝わって来ます。カヴァーをきっかけに原曲を掘り下げるのもレゲエの醍醐味かと。


THIS TIME - JAMELODY
Prod: BOBBY DIXON for DIGITAL B RECORDS
「ベイビー、これまで色んな過ちを犯してしまってすまなかったよ。でも俺は過去を清算し生まれ変わるから、もう一度やり直せないかい。今度は絶対に上手いくから」と歌う謝罪&寄りを戻そうソング。「もっと良い男に生まれ変わるから」というフレーズを色々な曲で耳にしますが、それだけ何かで(主に女性関係…)失敗しているジャマイカ人男性が多いってことの裏返し?


I AM MISSING YOU - BERES HAMMOND
Prod: SHANE C. BROWN for JUKE BOX RECORDS
「おはようと言える相手はもういない。君のご飯は美味しいよ、と言える相手はもういない。何も見ても君を思い出してしまうんだ。君が僕の元を去って以来、早く朝日よ昇ってくれと願いながら空から降る雨を永遠に数えてしまうような長い夜がずっと続いているよ」とタイトルの通り、失恋から立ち直れない男の究極の未練ソング。寒い夜、メランコリーな気持ちになるには最適な一曲。これぞ、本当の泣きレゲエ!?


A HOUSE IS NOT A HOME - FREDDIE McGREGOR
Prod: STEELY AND CLEVIE for STEELY & CLEVIE PRODUCTIONS
80年代にアメリカで活躍したR&Bシンガー、LUTHER VANDROSSのヒット曲を名プロデューサー、STEELY CREVIEがリメイク、そのオケに乗せ大ベテラン、FREDDIE McGREGORが歌うという豪華な作品。「恋人が去ってしまった家は、家庭という場所からただの建物という場所へと変わってしまった」と歌う失恋ソング。失恋で空虚感を味わった者なら誰しもが共感出来る内容。


NEVER LEAVE I - TARRUS RILEY
Prod: JORDAN McCLURE and DAVID HAYLE for CHIMNEY RECORDS
「神よ、どんな時でも僕を見守っていてください。悪意ある者から僕を守ってください」と神へ祈りを捧げる神様賛歌。アコギとコーラスが美しい曲なので、神様ネタはちょっとな〜という方でも聴きやすい仕様。俺は誰にも邪魔されない的な曲であったり、今回の神様のご加護を〜という曲であったりと、妬みや嫉妬の多いジャマイカという国で活躍する人気アーティストなら誰もが頭を抱えるテーマ。


THE SYSTEM - ROMAIN VIRGO
Prod: DAWIN BROWN, OMAR BROWN and TEVIN BROWN for VIKINGA AND JR.BROWN PRODUCTIONS
「どんなに働いても大した給料をもらえない、腹を空かして待っている子供になんて言い訳したらいいんだ。これで仕事まで失ったら俺は殺人を犯して金を奪うか、警察に追われながらドラッグを売るしか道は無くなってしまう。この状況を政府は見て見ぬフリをするんだ」とゲットーの人々の心の叫びを代弁した曲。言葉が通じなくとも彼の想いがヒシヒシと伝わって来る一曲です。


YAP YAP - RICHIE SPICE
Prod: STEPHEN"LENKY"MARSDEN
「ある事無い事を影で言うのは止めてくれないか、ぺちゃくちゃと至る所で耳に入って来るんだよ。僕は神に与えられた道を歩んでいるだけなんだ」と、「ナナナナ〜」のフレーズで人気のRICHIE SPICEが歌う哀愁漂うアンチ・陰口ソング。「ヤップヤップ(ぺちゃくちゃ)」と耳に残るサビはついつい一緒に口ずさんでしまいます。


STRICTLY THE BEST VOL.45
Track:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15

ONE BY ONE - LAZA MORGAN feat. MAVADO
Prod: JULIAN BUNETTA and DJ FRANK E
クラブでの男女の情事を描写し、「心臓の音が聞こえる位、君の近くにいるよ。脈打つ鼓動の一つ一つを聞く度に君への想いが強くなるんだ」と甘く歌うLAZA MORGAN、それとは対照的に「俺のことをずっと待っていたんだろ、今夜は俺がお前を連れ帰ってやるぜ」とクールに歌うMAVADO。80年代のUSポップ・ミュージックを思わすオケと「ワン・バイ・ワン〜」というキャッチーなサビが、この曲がジャンル問わず幅広い層に人気な理由かと。


LOVE MY LIFE - DEMARCO
Prod: COLLIN"DEMARCO"EDWARDS for STAR KUTT MUSIC, INC.
キラキラとしたメロディアスなオケで「人生何が起きるかなんて予測出来ないんだ。だから一度切りの人生を悔いの残らないよう生きよう。今日という一日を精一杯生きよう。人生は最高だ、生きているっていうのは最高なことだ」と歌ったポジティヴ・メッセージ。何があっても前向きに頑張って生きようと思わせてくれる、大震災があった今だからこそ聴きたい心に響く曲。


SUMMERTIME - VYBZ KARTEL
Prod: ADIDJA PALMER for ADIDJAHIEM RECORDS
「さあ、夏が来たぜ!祝日だ、学校も休みだぜ!プール・パーティーでもやるか、それとも皆でビーチにでも行こうか。最高の季節の到来だぜ。ジャマイカ中で楽しもうぜ」と、とにかく皆で夏のバカンスを満喫しよう!とハッピーな曲。これを歌った数ヶ月後にまさか逮捕されるとは本人も思ってもみなかったでしょうね…。


RAVIN - POPCAAN
Prod: ADIDJA PALMER for ADIDJAHIEM RECORDS
これまでトランス・ミュージックなどで使用されていたレイブ(パーティー)という言葉がダンスホール界にも浸透。上記の「Summertime」と同オケで「今日もクラブで楽しむんだ。貯金が空になろうとも今夜は遊び倒すぜ。ほら、皆も一緒に最高の夜を過ごそうぜ」と、クラブでの遊び方を、VYBZ KARTEL率いるポートモア・エンパイア軍団の若手、POPCAANが提示するパーティー・ソング。


LET'S GO - BEENIE MAN
Prod: JUSTUS ARISON for JA PRODUCTIONS
カーテル同様に、“キング・オブ・ダンスホール”ことBEENIE MANも夏賛歌をリリース。「夏がやって来たぞ、短パンに履き替えて彼女と海へと繰り出そう。夏の準備が出来ている子もすぐに水着に着替えてレッツ・ゴー!皆もホーって声出してくれよ!」とコール&レスポンス。一年の平均気温27℃のジャマイカでもホリデー・シーズンの夏は楽しみ倍増のようです!


FINAL DESTINATION / MAVADO
Prod: JORDAN McCLURE and DAVID HAYLE for CHIMNEY RECORDS
「ホテルを予約したぜ、そこが俺とお前の最終目的地だ。俺は行き先をコロコロと変更したりするような奴じゃないから覚悟しな。俺は黒い肌、白い肌、全ての国の女をものにする男だ」と豪語する別名“スター・ボーイ”らしい俺様ソング。疾走感あるオケとの相性良し!今年の夏を沸かしたビッグ・チューン!


EVERY GYAL - CHIPMUNK feat. MAVADO
Prod: DREADY
「俺らはいつだって体はクリーン&首にはブリンブリン、煌びやかだぜ。女は皆俺らに夢中だ。そりゃそうだ、俺らは肌を漂白なんてしないブラックの中のブラックだからな」とレゲエに限らず黒人文化特有の男性優位な内容を歌った、若干20歳のイギリス人ラッパー、 CHIPMUNKとMAVADOのコンビネーション。MAVADOの怪しく中毒性ある歌い回しは、ヒップホップのサビに効果絶大!


HOT GYAL - GYPTIAN
Prod: 3 MINDZ PRODUCTIONS
上記のCHIPMUNKとも一緒に曲をリリースしている、同じくイギリス出身のUKガレージ・シーンのラッパー、MC HARVEYとグライム・シーンのラッパー、MISTA BROWNをフィーチャーした、国もジャンルも横断した異色コンビネーション。ダンサブルな仕上がりの曲の内容はタイトルからもおわかりいただけるように、ずばりギャル・アンセム!近年、イギリスで大注目を浴びているベース・ミュージックが遂にSTBシリーズにも登場!


GOT 2 LUV U - SEAN PAUL feat. ALEXIS JORDAN
Prod: STAR GATE
NE-YO、BEYONCE、RIHANNAなどの曲を手掛けたSTAR GATEをプロデューサーに迎え、更にJAY-Zに見出されて華々しいデビューを飾った若手シンガー、ALEXIS JORDANをフィーチャーした、国際的アーティスト、SEAN PAULにしか出来ない超豪華な一曲。STAR GATEの特徴的なシンセサイザー音をバックに「君を幸せに出来るのは、本物の王冠をかぶっているこの俺しかいないぜ」と求愛するレゲエ王子に世界中の女子がメロメロ〜。


SWAGGIN WTF!! (TOO BAD FOR YOU)- WAYNE MARSHALL,TIFA & FUTURE FAMBO
Prod: CONROY FORTE for WACHROOM ENTERTAINMENT
ダンスホール/ブラックミュージックでの流行している言葉“スワッグ”。俺は自分のスタイルを確立しているぜ、という自信を持った人のみが使えるこの言葉。TIFA、FUTURE FAMBO、WAYNE MARSHALLの三者が、全身ヴィトンとか、靴はジミー・チューとか、ベッドシーツはグッチとか、各々の自慢のブランドについて歌ってます。アーティスト達が全身トミー・ヒルフィガーで満足していた時代が懐かしい〜。


DANCEHALL DUPPY - TONY MATTERHORN
Prod: ONEIL"CD MASTER"PARKINSON for INNA MI HOUSE MUSIC
「おいおい、最近のアーティスト達は一体誰を相手に喧嘩を売ってるんだ。名指しじゃないと誰だかわからないぜ。名も出せないなら最初から強がるなよ。コラ、MAVADO、おい、KARTEL、ほら俺は誰も恐れずに名前を出してるぜ。BOUNTYやBEENIEの世代が名指しで喧嘩してるのに、次世代の奴らは根性無さ過ぎるぜ」と、近年のダンスホール界におけるディスの風潮をナナメから斬ったTONY MATTERHORNのシニカルな曲。


CIGARETTE MURDER - TWINS OF TWINS
Prod: ANDRE"DJ FRASS"GORDON for FRASS RECORDS
TONY MATTERHORN(マッタンホルン)というタバコの銘柄から名前を取った上記の彼に対する曲、“シガレット・マーダー”(タバコ殺し)。「おい、誰かをディスした曲すら出したことない奴が何言ってるんだ。ガンジャに比べてタバコは死亡率が高いって習わなかったか?この自殺野郎。冗談を言えるのは俺らコメディアンだけの特権だぜ」とコメディアン兼アーティストの彼らならではのアンサー・ソング。上記とのやり合いを聴き比べるのもレゲエの楽しみ方の一つです。


READY FI DEM - BOUNTY KILLER

Prod: GARETH CAMPBELL for BORDHOUSE RECORDS
「ビーニが何を言って来ようとも俺は相手にしないぜ、くだらない喧嘩は買わないんだ。俺はこれ以上家族に心配をかけるような行いはしないつもりだ。だが忘れるな、俺の別名ウォーロード(戦いの神)だ。この名を捨てた訳じゃないから用心しな」と、犬猿の仲であるBEENIE MANとの確執に対してシュッとした大人の対応をしたBOUNTY KILLER。だがこの直後にキレて名指しで曲をリリース…。彼らの攻防もレゲエの歴史の一つとなりつつあります。


GOD NAH SLEEP (RISE AND FALL STORY) - CHINO
Prod: STEPHEN"DI GENIUS"McGREGOR for DI GENIUS RECORDS
「欲に溺れた者の結末を教えてやるよ。戻る道を失った男の話をしよう。きっかけは見栄を張りたいだけだった、それがいつしか栄光に支配され周りが見えなくなった。気付いた時には刑務所の中、嫁は他の男と逃げ、息子はシャブに溺れ、娘は体を売るように。これはアーティストにも言えることだ、一瞬売れただけで調子に乗ると失速した時にそのしわ寄せがやって来るぞ」とストーリー形式で歌う大人の為のベッドタイム・ストーリー。


WANTED (JUST AIN'T THE SAME) - DAMIAN "JR.GONG" MARLEY
Prod: DAMIAN"JR.GONG"MARLEY and TREVOR"BABY G"JAMES
ダークな曲調に乗せ、「政治家に踊らされているギャングが悪者?密告法を信じた庶民が悪者?最低賃金しか支払われず仕方なしに銃を持っている若者が悪者?国民の目を欺いて裏で動いている黒幕がいることに気付こうぜ。選挙ポスターを見れば誰のことを言っているかわかるだろ。逮捕者と数と潤ってる裏金の数が比例していることに気付こうぜ」と淡々と強烈なメッセージを伝えるコンシャス・チューン。ギャングを題材にした曲でもDAMIAN MARLEYが歌うとこうまで背筋の伸びた雰囲気に。


◆ SPECIAL THANKS: TRIDENT (MIDNIGHT ROCK)



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