HOME > VP RECORDS > NEW RELEASE > 2008/01

VP RECORDS | RELEASE 2008 JANUARY
1/1 update
01. VP2370 RIDDIM DRIVEN - SHADDOWZ / VARIOUS ARTISTS
02. VPPH1768 INNA HEIGHTS-10th ANNIVERSARY EDITION / BUJU BANTON
03. VP1724 AFTER 30 YEARS-LIFE IS JUST FOR LIVING / ERNIE SMITH
04. VP1807 D'SOCA ZONE 8th FETE / VARIOUS ARTISTS


VP2370

RIDDIM DRIVEN - SHADDOWZ
VARIOUS ARTISTS

VP2370 / IMPORTS
US現地1月8日発売

VP RECORDSのリディム・アルバム・シリーズ『RIDDIM DRIVEN』より〈BIG SHIP〉のSTEPHEN McGREGOR制作のヒット・リディム!



 

 [TREMOR][POWER CUT][2070]等のヒット・リディムで大ブレイクを果たした〈BIG SHIP〉のSTEPHEN McGREGORのリディム・アルバム。内容は3つのリディムで構成されており、[SHADDOW]リディムで7曲、その変形でありMAVADOの「Brown Bottle」で知られる[DARKER SHADDOW]で5曲、同様に[SHADDOW]の変形でこれも『STRICTLY THE BEST VOL.37』に収録されていたVYBZ KARTELの「Empire Army」で知られる[DARK AGAIN]で5曲の合計17曲を収録。

 全編を通じて、ダークで不穏な印象漂うミッド系リディムで、激バッド・マン/ハードコア仕様。収録されているアーティストも前出のMAVADO、VYBZ KARTEL、AIDONIA、BUSY SIGNAL、ASSASSIN等々、バッド・マンDJ多数。その他、ELEPHANT MAN、CHINO、ANTHONY Bも収録されているけど、ココではハードコア路線。リディム・アルバムだけど、全編を通じてまるでギャングスタ・ムーヴィーのサントラのようなスメルが充満。なんかコンセプト・アルバムな感じも。


■ SONG LIST
Producer(s) : STEPHEN McGREGOR for BIG SHIP
01. BROWN BOTTLE - MAVADO
02. MY SCHEME - VYBZ KARTEL
03. OWN ORDER - ANTHONY B
04. DEM DEAD - AIDONIA
05. EVERYDAY - SINGING SWEET
06. SLOW SINGING - MAVADO
07. EMPIRE ARMY - VYBZ KARTEL
08. EMPTY - AIDONIA
09. IN A DEM PLACE - CHINO
10. JAH PROTECT ME - BUSY SIGNAL
11. CARRY NEWS - ASSASSIN
12. NUH PERMISSION - VYBZ KARTEL
13. BUK U UP - SHAWHN STORM
14. AY YA AY YA - BLACK RYNO
15. STREET SITT'N - BUSY SIGNAL
16. BRUK IT OFF - KARI JESS
17. FAN AN COOL IT - ELEPHANT MAN

pagetopへ戻る


VPPH1768

INNA HEIGHTS -
10th ANNIVERSARY EDITION
BUJU BANTON

VPPH1768 / IMPORTS / CD+DVD
US現地1月22日発売

BUJU BANTONが、97年にリリースした名作『INNA HEIGHTS』が再発決定。DVD付!


 

 「オリジナル・リリースから10周年を記念して、スペシャル盤として登場!」だったのですが、07年度内からズレて08年に登場となりました。

 『INNA HEIGHTS』は、その前作で94年にリリースした歴史的名盤『TIL SHILOH』の延長線上に立つ、「続編」的な作品。

 知っての通り、『TIL SHILOH』は、それまでスラックネスを得意として、アイドル的な存在でシーンの頂点に君臨していたBUJU BANTONがドレッド・ロックスと髭を伸ばし、ラスタへの転換を宣言したターニング・ポイント的な作品。BUJU BANTONのラスタへの転換には、親友PAN HEADが射殺された事件が影響しているとか、ラスタの長老と出会ったことが影響したとか様々言われているが、何よりも当時のジャマイカの空気が強く影響していたことは間違いないだろうと思います。

 当時のジャマイカでは、ガンや暴力に疲れ、人々は平和とコンシャスなライフ・スタイルを求めていました。レゲエ・シーンを見ても、それまで圧倒的な人気を獲得していたSHABBA RANKSやNINJAMAN、MAD COBRA等のスラックネスやバッド・ボーイ・トークを得意としたスター達の人気も落ち着き、GARNETT SILK、LUCIANO、TONY label等、ラスタ系アーティスト達のコンシャスでポシディヴなメッセージがシーンを席巻していくようになっていました。所謂「90年代のラスタ・ムーヴメントの台頭」っていうやつです。そうした状況の中で、若きBUJU BANTONも自然と感化されて、様々な理由とともに変化していったのではないでしょうか。

 「スラックネスで人気を獲得したBUJU BANTONが、ラスタに変われるものか?」。そうした厳しい見方もされる中で、94年に『TIL SHILOH』はリリースされますが、周知の通り、そうした大方の予想を裏切って大成功を収めることになります。何より、強靭なメッセージ性と、そのラスタのスピリットと最新型ダンスホールが見事に融合されたサウンドは当時として「革命的」で、レゲエ史に輝く名盤として高い評価を獲得しました。また、特筆すべきは、当時の世界的にセールス面では苦戦していたレゲエ/ダンスホールの中で、スピリチュアルなラスタ作品にも関わらず、世界各地で大ヒットを記録して、多くの音楽ファンから高い支持を集めたコト。この成功により、BUJU BANTONは「BOB MARLEYの再来」と呼ばれ、カリスマの地位を獲得し、また、その後にスターダムに駆け上がるSIZZLA、ANTHONY B、BUJU BANTON同様にラスタへと転換したCAPLETON等のラスタ・ダンスホール・アーティスト達の一つのモデルとなり、『TIL SHILOH』も同様に一つのモデルとして、シーンの頂点に君臨することになりました。

 で、その『TIL SHILOH』の熱狂から3年後にリリースされたのが、『INNA HEIGHTS』。『TIL SHILOH』同様、〈PENTHOUSE〉制作。前作には無かった数多くのインタールードで、BUJU BANTONは、自らの生い立ち等を語り、作品全体は前作をより掘り下げた内容である同時に、よりBUJU BANTON自身の世界観を追究した内容と言えます。そこには、前作のメジャー配給に対して、〈PENTHOUSE〉からインディペンデントでリリースすることを選び、より自由な制作環境が存在していたことも影響しているかもしれません。

 「Hills & Valleys」「African Pride」「Give I Strength」等のラスタ・メッセージ・ソングではより深化を、「Destiny」「Cry No More」等では表現力の進化を、と、ラスタ・アーティストとして前作からの格段の成長を実感させる作品ですが、前作以上に「ダンスホール・スター」としての部分を注入しているのもポイント。「Love Dem Bad」「Love Sponge」等をギャル・チューンも披露。こうしたBUJU BANTON独特のバランス感覚が、保守的なラスタから支持されにくい部分であるのはあるのですけど、個人的には評価したいと思います。「人々が求めるBUJU BANTONのスタイルは一つでは無いし、俺にはその全てに応える必要があるし、また俺はそれが可能な男だ」とは本人が語った言葉ですけど、それを高いレベルで見事に実践しているのですから、何も言うことはありません。

 で、その他、KING STITCHを迎え~?た「Small Axe」、TOOTS HIBBERTを迎えた「54-46」とスカのキラー・チューンも収録。とにかく、収録曲のほぼ全曲が90'Sのクラシック、大定番のビッグ・チューン。現在のBUJU BANTONを語る上でも、『TIL SHILOH』同様、未チェックなら話にならない必修作。レゲエ・マッシヴの定番。

 なお、今回の再発にあたって、ボーナス・トラックを3曲追加収録。リ・マスタリング。ジャケットはオリジナルをベースにしつつも変更したもの。そして、目玉は、1996年のジャマイカ・サンフェスでのライヴを収録したDVD。本作からの楽曲に加え、『TIL SHILOH』からの楽曲、またWAYNE WONDERとの大ヒット曲「BONAFIDE LOVE」他、この当時のBUJU BANTONのベスト的内容のライヴを約40分収録。


■ SONG LIST
Producer(s) : DONOVAN GERMAIN for PENTHOUSE
01. OUR FATHER IN ZION
02. HILLS & VALLEYS
03. INTER LINGUA
04. DESTINY
05. AFRICAN PRIDE
06. CRY NO MORE
07. MY WOMAN NOW feat. BERES HAMMOND
08. SMALL AXE feat. KING STITCH
09. INTER LINGUA
10. REDDER THAN RED
11. SINGLE PARENT
12. INTER LINGUA
13. GIVE I STRENGTH
14. CLOSE ONE YESTERDAY
15. INTER LINGUA
16. LOVE DEM BAD feat. RED RAT
17. LOVE SPONGE
18. INTER LINGUA
19. MOTHER'S CRY feat. JAHMALI
20. 54-46 feat. TOOTS HIBBERT
21. CIRCUMSTANCES

CD BONUS TRACKS
BAD BOY
POLITICS TIME AGAIN
SITUATIONS FEATURING MORGAN HERITAGE
+ DVD(LIVE AT REGGAE SUNFEST 96 + SPECIAL FEATURES)

pagetopへ戻る


VP1724

AFTER 30 YEARS-LIFE IS JUST FOR LIVING
ERNIE SMITH

VP1724 / IMPORTS / 2CD
US現地1月29日発売

大ヴェテラン・シンガー、シンガー・ソング・ライターのERNIE SMITHの2枚組ベスト盤が再発!


 

 97年に自らの〈EARNIE SMITH MUSIC〉で一度リリースされるものの、その小規模でインディペンデントな流通だっために、もしかしたら広くには認知されていない作品かもしれません。

 ERNIE SMITHは、67年に「Can't Take It」で初レコーディング。この曲は後にJOHNNY NASHが「Teras On My Pillow」としてレコーディングして大ヒットした曲。これで注目を集め、その後も「Pitta Pitta」「Duppy Gunman」「Ride On Sammy」「One Dream」他ヒットを連発。60年代末から70年代中盤のシーンの人気アーティストとして大活躍します。

 また72年は当時日本で開催されていた「世界歌謡祭」(ヤマハ主催で90年代中期まで毎年日本武道館で開催。ニュー・ミュージック/邦楽系アーティストの登竜門的イヴェントとしても有名だったハズ)に参加。「Life IS Just For Living」で最優秀楽曲賞を獲得したことも。海外の音楽祭でジャマイカのミュージシャンが受賞するのは初めてのことだったので、帰国後にジャマイカ政府から表彰されたりもしたとか。

 シンガーとして活躍と並行して、シンガー・ソング・ライターとしても活躍。とくに名プロデューサー、LLOYD CHARMERSと組んで、数多くのヒットを生み出します。TINGA STEWARTが「ジャマイカ・ソング・フェティヴァル」で優勝した「Play De Music」もアーニー・スミスの曲、またKEN BOOTHEや、JUDY MOWATT、RITA MARLY等になんと約200曲以上制作したとのこと。その後はカナダに移住して、シンガー・ソング・ライター、そして主にゴスペル・レゲエ・シンガーとして現在までマイ・ペースに活躍中。

 特に70年代に活躍したアーティストですが、その功績は偉大。「Pitta Pitta」はその後CHAKA DEMUS & PLIERSもカヴァー、また「Duppy Gunman」はINNER CIRCLEやYELLOWMANもカヴァーする等、現在まで受け継がれている名曲を多数リリースした名アーティストです。

 今作は2枚組で、ディスク1は67年から74年のヒットを収録。ディスクは74年から96年までの代表曲を収録。1997年に自らの〈EARNIE SMITH MUSIC〉からリリースしたものと同内容。ジャケットも同じで、ブックレットにはERNIE SMITH自らが寄稿した解説原稿を掲載しています。


■ SONG LIST
Producer(s) :VARIOUS
DISC1
01. CAN'T TAKE IT
02. BEND DOWN
03. RIDE ON SAMMY
04. GIRL
05. ONE DREAM
06. SUNDAY MORNING
07. PITTA PITTA
08. LIFE IS JUST FOR LIVING
09. BAD WOMAN
10. FOOTPRINTS ON THE CEILING
11. HAIL THE MAN
12. DUPPY GUNMAN
13. PLAY DE MUSIC
14. ELSAIDA
15. ALL FOR JESUS
DISC-2
01. label MUSIC
02. WE DE PEOPLE/ THE POWER & THE GLORY
03. DON'T DOWN ME NOW
04. TO BEHOLD JAH
05. TIME
06. STAY A WHILE WITH ME
07. LET THE CHILDREN PLAY
08. SINGER MAN
09. MR. MUSIC
10. NEW YORK, YOU'RE GOING CRAZY
11. I'M ON YOUR SIDE
12. GHETTO MONDAY
13. DIDN'T KNOW WE WERE POOR
14. DON'T WORRY MAMA
15. SISTER
16. DIDN'T KNOW WE WERE POOR (ACCAPELLA)

pagetopへ戻る


VP1807

D'SOCA ZONE 8th FETE
VARIOUS ARTISTS

VP1807 / IMPORTS
US現地1月29日発売

VP RECORDSの人気ソカ・コンピレーション・シリーズ『D'SOCA ZONE』の2008年度盤


 

 今回で8年目/8作目で、今回のサブ・タイトルは『8th FETE』。「FETE」とは「催し」とか「祭典」の意味。「8回目のパーティー」って感じの捉え方でよいと思います。

 『D'SOCA ZONE』シリーズの魅力は最新のソカ・ヒットを厳選収録しているところ。本場トリニダッド・トバコは勿論、多くのアーティスト達が活動の拠点としているニューヨークやマイアミでの最新のソカ人気曲をガッチリと収録。ダンスホールよりも高速&イケイケで、独特のメローな哀愁も効いている、とんでもないエナジーに満ちたソカの息吹をパック・アップしています。

 MINMIやHEMO & MOOFIRE等、女性陣の活躍による日本でも「ソカ」の存在は広くに認知されてきていますけど、なかなか伝わって来ない現地シーンの動きを確認するためのサンプラーとしても大いに役立つハズ。ある意味、日本人に分かり易い音楽でもありますので、是非チェック。


■ SONG LIST
Producer(s) :VARIOUS
01. WHERE WILL YOU BE - EDWIN YEARWOOD
02. BASHMENT FREAK - JAMESY P
03. GO DOWN LOW - ZOELAH
04. AH NOT GOING - BOMANI
05. PUMPIN - PETER RAM
06. HIGH - RITA JONES
07. CAN'T WAIT - L'IL RICK
08. DOWN LOW - LIMA CALIBO
09. GALARYTIS - PROBLEM C
10. I KNOW CARNIVAL - IGNITION feat. MS. ALYSHA
11. OVER & OVER - PETER C.LEWIS
12. WATER - BERBICE
13. DON'T MESS WID ME - TAXIK
14. ON ME - KROSFYAH feat. ADRIAN DUTCHIN
15. I GOING DOWN - SUPER P
16. MR.DJ - SHELDON DOUGLAS
17. FLY MIX 2008 - VARIOUS ARTISTS

pagetopへ戻る


VP RECORDS

NEW RELEASE情報
2015 / 2014 / 2013 / 2012 / 2011/ 2010 / 2009 / 2008 / 2007 / 2006 / 2005
1月-2月-3月-4月-5月-6月 - 7月-8月-9月-10月-11月-12月
NEWS/LIVE/EVENT情報
SHOPPING
ABOUT
CHAKU-UTA
DISTRIBUTION

Google www.247reggae.com

レゲエ・レーベル/プロダクションでVPレコード/グリースリーヴス/ビッグ・シップ等の海外レゲエ・レーベルの日本正規代理店
24×7 RECORDS | REGGAE TEACH ME EVERYTHING

Copyright(C) 2015 24×7 RECORDS All Rights Reserved.