↓2008/11 MONTHLY NEWS




NEW RELEASES SCHEDULE



(2008.11月20日現在) 
★発売日は全てアメリカ現地時間です。
★全て輸入盤のみでの発売です。
★輸入盤につき、価格は店頭により異なります。
VP1831
STRICTLY THE BEST VOL.39 / V.A.
VP1831 / 11月25日発売

 VP RECORDSの最長寿レゲエ/ダンスホール・コンピレーション・シリーズの『STRICTLY THE BEST』の本年度盤発売決定!本年度は昨年までの「DJ編」「シンガー編」の2タイトル同時発売ではなく、人気DJ/シンガー作品が『VOL.39』一枚に共存。また注目すべきは、恒例のジャケット・イラストに、日本を代表するレゲエ・イラストレーターのMURASAKI氏のオリジナル・イラストが起用されていること!01年/02年に続いて、6年振り3度目のMURASAKI氏起用が決定し、今年夏の『REGGAE GOLD』にMIGHTY CROWNのミックスCDが付いたことと同様に日本レゲエ・シーンが世界に誇れる「世界基準」であるということ!是非ご注目を!
VPPH2390
PENTHOUSE SHOWCASE VOL.2 / V.A.
VPPH2390 / 12月9日発売

 〈PENTHOUSE〉の今年からのヒット&最新音源満載! QUEEN AFRICAの「Below The Waist」、現在ヒット中のROMAIN VIRGO「Mi Caan Sleep」、BUSHMANがPETER TOSHのカヴァー「You Can't Blame The Youth」、さらにBERES HAMMOND、DA'VILLE、RICHIE STEPHENS等人気シンガー達を中心にした名作集。〈PENTHOUSE〉らしく、レゲエの王道スタイルをしっかりと受け継ぐサウンド作りが魅力。名プロデューサー、DONOVAN GERMAINの魅力と真骨頂が発揮された全14曲。是非ご注目を。
coming soon! 
VP4149
MR.McGREGOR / FREDDIE McGREGOR
VP4149 / 2009年1月13日発売

 FREDDIE MCGREGORの初アルバムがボーナス7曲追加で再発!
大ヴェテランにして、現在もシーンの最前線で活躍し続ける名シンガー、FREDDIE MCGREGOR、本作はレゲエ・ファンにとってはよく知られた名作。70年代末に"NINEY THE OBSERVER"のもとからリリースしたヒット曲を網羅。FREDDIE MCGREGORのラヴァーズ・ロックと、ルーツ・ロックをブレンドしたオリジナル・スタイルを提示した作品で、ジャマイカだけではなく、特にイギリスをはじめとする海外で絶賛され、イギリスのレゲエ・チャートで上位に喰い込むなど、その名前と存在を一気に知らしめた作品。とにかく、当時の大ヒット盤でブレイク作品、ファンにはたまらない豪華仕様、是非ご注目を!
coming soon! 
VP4148
ROOTS WITH QUALITY - REGGAE ANTHOLOGY
NINEY THE OBSERVER

VP4148 / 2009年1月27日発売

 VPのベスト盤シリーズ『REGGAE ANTHOLOGY』から70年代レゲエを代表するNINEY THE OBSERVERの〈OBSERVER〉の2枚組レーベル・ベスト盤!
“NINEY THE OBSERVER”は渾名で、本名はWINSTON HOLNESS。「指が9本だから」というNINEYの作品から40曲を厳選収録したベスト盤。収録されている曲はどれもファウンデシーション・ヒットで名曲で、膨大なNINEYのヒットの極一部だけど、NINEYの素晴らしさを知る上では実に役立つ、好ベスト& 好サンプラー。コレクターにもビギナーにも対応した好内容。「Blood & Fire」、DENNIS BROWNの「Here I Come」「Wolf And The Leopards」、FREDDIE MCGREGORの「Tease My Love」「Lover's Rock JA Style」他、70年代レゲエの重要曲多数収録。是非ご注目を!
coming soon! 


(2008.11月20日現在) 
★発売日は全てイギリス現地時間です。
★全て輸入盤のみでの発売です。
★輸入盤につき、価格は店頭により異なります。
GRE2000
MR VEGAS / THE HITS
GRE2000 / 11月4日発売 ←※10月7日発売より変更

 大人気ダンスホール・スターの激強力ベスト登場!
90年代半ばにヒップホップ・シーンでも大人気となったご存知「Heads High」の爆発的ヒットでアイドル的な人気を獲得した後、メジャー進出等を経て、ココ近年も「Hot Wuk」「Tek Weh Yourself」「Do You Know」など激現場大ヒット・チューンを連発し、常にシーンのトップ・アクトとして活躍し続けてきたMR VEGAS。前記のヒット曲は勿論、「Nike Air」「Jack It Up」「Pull Up」「She's A Ho」等、歴代のヒットを網羅。またSEAN PAULとの大ヒット「Hot Gal Today」、ELEPHANT MANとの「Bun It」、JOVI ROCKWELLとの「You Gonna Need Me」、ALOZADEとHOLLOW POINTとの「Under Me Sensi」等、コンビネーションでのビッグ・チューンも網羅。そのこれまでの華々しいキャリアを詰め込んだ豪華内容は、 間違いナシ!

GRE2002
FANTAN MOJAH / STRONGER
GRE2002 / 12月9日発売 ←※11月18日発売より変更

 04年の「Hail The King」「Hungry」等のビッグ・ヒットで知られるラスタ・シンガー、FANTAN MOJAHの新作登場。本作は05年のGREENSLEEVESからのデビュー作『HAIL THE KING』に続く、セカンド・アルバム。本年度『REGGAE GOLD 2008』にも収録の最新ヒット「Stronger」をアルバム・タイトルに、前作以降のシングル・ヒットを中心に構成。あの濃厚で熱い歌声で、ラスタ・マンとしてのポジティヴなメッセージと、慈愛に満ちたコンシャスなメッセージが大爆発。見た目から抱かれるイメージよりもずっと「分かり易く」「聴き易く」、そして「響く」内容。是非ご注目を!



(2008.11月20日現在) 
★発売日は全て日本現地時間です。
VICP64534
VYBZ KARTEL / THE TEACHER'S BACK
VICP-64534 / 日本先行11月19日発売

リアルなジャマイカの日常と現実を教えてやるー。
 強力なヴァイブスと確かなスキルでダンスホール・シーンの頂点に君臨するスーパースター、VYBZ KARTEL。待望の新作は「『TEACHER』=VYBZ KARTELのジャマイカの現実」をテーマとした壮大なコンセプト・アルバム。ガン、ポリス、ダンス、ガンジャ、ガールズ ー トップDJが生きるジャマイカの日常をリアルに伝える『物語』。 そして制作は、現行シーンの大ヒット・メーカー/トレンド・セッターとして大活躍中のプロデューサー、STEPHEN McGREGOR!全曲未発表曲、ヒット曲を7曲収録した豪華ボーナス特典付、日本先行で発売決定!




NEW RELEASE SCHEDULE

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VP RECORDS
VP RECORDS / INFORMATION


STRICTLY THE BEST 本年度盤登場!


STRICTLY THE BEST #39 STRICTLY THE BEST VOL.39 /V.A.
VP1831/IMPORTS
NOV.25 OUT!


MURASAKI

  VP RECORDSが誇るご長寿シリーズ『STRICTLY THE BEST』は、毎夏の『REGGAE GOLD』シリーズと兄弟シリーズで、毎冬に登場する「最新レゲエ/ダンスホール・ヒット集」。『REGGAE GOLD』と同様にその時期の「旬」のみを厳選収録した、タイトル通りに「マジでベストなヒットだけを収めた作品」。長寿シリーズとなっているのはその確かな内容と信頼性から。 毎年、ヒット曲が満載なのはもちろんですが、収録楽曲の中から改めて脚光を浴び、ヒットへ繋がっていく曲も珍しくありません。


 今年ご注意頂きたいのは、これまでの多くの年では『DJ編』と『シンガー編』の2タイトルが同時発売されてましたが、今年は1タイトルのみで、DJとシンガー楽曲が混在した『VOL.39』のみになった事で、さらに内容が凝縮され“鉄板”と言えることは間違いありません。


 また本年度盤の大きなトピックは、日本を代表する人気イラストレーターのMURASAKIがジャケットのイラストを描いているというコト。 現在、MIGHTY JAM ROCK関連をはじめ、数多くの日本人レゲエ作品を手掛けて、またウエア・ブランドの「MURAL」を運営しているMURASAKIが『STRICTLY THE BEST』のイラストを担当するのは6年振り3度目のコト。ジャマイカ勢の活躍により本国を熱狂のうずへ巻き込んだ北京オリンピック、それに目をつけないはずがない、VP RECORDSが急遽依頼したテーマはもちろん「オリンピック」。それを見事にレゲエのエッセンスを加え描いてくれた渾身の作品にも、ぜひご注目頂きたいところ。


 本年も期待通りの強力楽曲が目白押し!
 是非、ご注目 & サポートをヨロシクお願い致します!

購入者特典ステッカー!!



STRICTLY THE BEST VOL.39

TOWER RECORDS、TSUTAYA、HMV等各店頭で『STRICTLY THE BEST VOL.39』をご購入者頂いた方に先着で、特製ステッカーをプレゼント!!

イラストレーターMURASAKI氏のジャケット・イラストの迫力そのまんま!先着ですのでお早めに!

配布のお問い合わせは、各店頭まで!!

STRICTLY THE BEST/stores






S.T.B発売企画!MURAL × VP RECORDS
限定コラボTシャツ発売決定!!



今年度盤『S.T.B』のジャケット・イラストを担当したイラストレーターMURASAKIが、
自身のブランド『MURAL』から、VPRECORDSとのコラボTシャツを制作 & 発売決定!
枚数限定! このTシャツの為だけに、描き下ろされたイラストはレゲエ・マッシヴ要チェック!さらに、MURASAKIによるサイン会も企画中!!
詳細は随時アップですので、お見逃しなく!


発売日:12月6日(土)
価格:税込定価6,300円
サイズ:M / L / XL / XXL
カラー:WHITE / BLACK
販売についての問い合わせ:E.S.P. TRICKSTAR
tel.03-3462-0003
www.esptrickstar.com


※ 枚数限定ですのでお早めに!






STRICTLY THE BEST VOL.39 全曲解説


01 NUH LINGA / ELEPHANT MAN
 お伝えしてます通り、本年度『S.T.B』のジャケットはレペゼン・ジャパンのムラサキ画伯によるもの。で、VP RECORDSが画伯に依頼したテーマは「オリンピック」。ええ、当初は別のテーマでしたけど、USAIN BOLT選手とかの北京オリンピックでの大活躍を受けて急遽変更。で、このELEPHANT MANのチューンはUSAIN BOLT選手に贈られた応援歌ヴァージョンもあって、オリンピック以降は特にジャマイカの国民的人気チューンとして大人気。オリンピック後のオリンピック祝賀会でも、ELEPHANT MANとオリンピック選手と集まった大観衆が大合唱&大ダンスするなど、また各ジャマイカ・チャートで1位を獲得するなど、とにかく今年のジャマイカ・シーンを代表するビッグ・チューン!

02 BACK IT UP / MR. EVIL & SEAN PAUL
 人気プロデューサーとしても、アーティストとしてももマルチな活躍をみせるLEFT SIDE& ESCO。[THROW BACK GIGGY]リディムを作ったり、同リディムでの「Tuck In Yu Belly」のヒットでお馴染みのハズ。その片割れLEFT SIDE a.k.a MR.EVILが贈るイケイケ・ダンス・チューン。もちろんセルフ・プロデュースで自身のレーベル〈KEEP LEFT〉からのヒット、世界のレゲエ貴公子SEAN PAULとの掛け合いもナイス。SEAN PAULの待望の最新アルバムは来春予定?、とか。お楽しみに!

03 PLAYING GAMES / SERANI
 [ANGER MANAGEMENT]リディムでのヒットとかで知られる現行レゲエ・シーンのトレンド・セッター・レーベル〈DASECA〉。DAVID、SERANI、CRAIGの3人によるチームでその3人の名前から付けられたレーベル名。MAVDOとか、BUGLEのブレイクにも大きく貢献している重要レーベル。で、その中心的存在であり、プロデュース業と歌い手を見事にこなすSERANI。MAVADOとの「Dying」、Bugleとの「Doh」とかでも知られてますけど、本作は最新ヒットで、DAVE KELLY制作の[UNFINISHED BUSINESS]リディムで歌ったスウィート・チューン。

04 GIMMIE LIKKLE / BEENIE MAN
 KING OF DANCEHALLのBEENIE MAN。ゴシップだらけのシーンの顔役&永遠のアイドル。最近にずーっと係争していた脱税疑惑裁判を「無罪」で解放されて、ファンも本人も一安心。本作は女性DJのSEXY Pがプロデュースのギャル・チューン。ダンスの現場でソカ・テイストとノリノリなフローで踊らせまくっている激大人気のビッグ・チューン! BEENIE MANの「俺様」節が炸裂した「らしい」一曲。

05 SWEEP / ELEPHANT MAN
 本作2曲目のELEPHANT MAN。「すうぇーーー」と、こちらも大流行りのニューダンスになっていて、ジャマイカでは「NUH LINGA」同様踊りまくり。"Sweep〜"とは"掃く"とか"払う"という意味で、ダンスもモップで床を掃くイメージです。PVではみんなでほうき持ち合ってお掃除してる感じ。今年始めまではP.DIDDYとのメジャー盤『LET'S GET PHYSICAL』に大忙しだった象男も、今年の夏以降はヤード帰還な感じで、またまたエナジー全開のご様子。今後のブッ飛ばし具合にも大期待!

06 MUS COME A ROAD / VEGAS
 今年の「横浜レゲエ祭」でのステージで3万人の観衆を踊り狂わせたダンスホール・シーンの伊達男、VEGAS。最近に「来年で引退しまーす」とか発言して、ビックラ。ホントか? で、このBARRINGTON LEVYの〈VOLCANO〉での「Prison Oval Rock」をサンプリングしたこの新曲も現在大人気中で、「引退するなんて言うなよー」な気分。DJとしても、シンガーとしても超一流の本物のスター。まだまだ楽しませて欲しいところ。そのスゴ過ぎる才能は出たばかりのベスト盤『THE HITS』を確認するのが最適。全曲がヒットでダンスホール重要曲という驚愕の内容!

07 OVERCOME / MAVADO
 あのJAY-Zも喰らってる現行シーンを代表するスーパースター&バッド・マンのMAVADO。今年もヒットを量産して、さらにはゲーム界・映画界にも進出したり、NIKEとコラボレートしたりと、ジャマイカのみならずインターナショナルに大活躍。ただのギヤングスタとは違う男っぷりを見せつけてくれてます。本曲は現在のシーンのヒット・メーカーでいつもMAVADOと相性バッチリの〈BIG SHIP〉の、ご存知STEPHEN “天才少年”McGREGOR君プロデュースによる最新ヒット曲。なお、噂されるMAVADOの『GANGSTA FOR LIFE』に続く新作は来春登場予定。夜露死苦DEATH。

08 WINNER / KONSHENS
 「Pon Di Corner」のヒットで知られるダンスホール・ユニットのSOJAHの片割れのKONSHENSの大人気チューン。こちらもオリンピック絡みの曲として、ジャマイカのメディアをはじめ現場でもヘヴィー・プレイ中のチューン。もちろん「Winner」とは、USAIN BOLT選手ほか、オリンピックで活躍したジャマイカ・チームのことで、「金メダル」と「金/お金」を掛けていて、「みんなも勝ち上がっていくどー。金を獲りにいくどー」とハッパをかけている感じ。R&B風のリディムを作ったのは[GULLY SLIME][RICE & PEAS]でお馴染みの〈NATURAL BRIDGE〉。

09 SORT DEM OUT / DEMARCO
 見た目はまるでSEAN KINGSTONだけど、実は歌えて作れるマルチ才能野郎のDEMARCO。「Fallin Soldiers」の大ヒットでお馴染みのハズ。続編の「Standing Soldiers」も人気。本曲は最近ではMAVADOの「On The Go」もヒットさせている勝ち上がり中のSHANE BROWNがプロデュースした人気チューン。リディムは[WARNING]。SHANE BROWNは最近では自身の〈JUKE BOXX〉を運営しつつ、BUSY SIGNALのマネージメントもしてたりしてます。ええ、もの静かでクール&スマートな出来る男。こちらもDEMARCO同様にご注目を。

10 I AM NOT AFRAID / ETANA
現在のレゲエ・シーンで最も注目を集めている新進女性シンガーの一人、エターナ。「Wrong Address」でブレイク以降、「Roots」、最近ではALBOOSIEとの「Blessing」等々ヒットを続けているルーツと言うか、オーガニック、レゲエの枠に留まらない表現力と歌声を持ったニュー・スター。今年にリリースされたデビュー盤『THE STRONG ONE』も依然ロング・セールス中で、本曲も同作収録のロング・ヒット曲。

11 ANOTHER BILL AGAIN / TONY REBEL
 90年代からDJとして活躍する一方、最近はあのビッグ・ラスタ・イヴェントの「REBEL SALUTE」の主催者として、、またQUEEN IFRICAをプレイクされたプロデューサーとしても有名なTONY REBEL。本作は久々のヒットで、自身のブレイクを後押しした名門[PENTHOUSE]からの作品。勿論、プロデュースはDONOVAN GERMAIN。TONY REBELの「泣き節」とアコースティック感溢れる仕上がりがバッチリ。

12 LOVE CREATED I (MARCUS TEACHING) / TARRUS RILEY
 『PARABLES』の成功で、シーンのトップに駆け上がったTARRUS RILEY。今年初夏の来日公演も記憶に新しいところ。本曲はそのTARRUS RILEYの才能を見出した名サックス奏者にして名プロデューサーのDEAN FRASERとのチューン。DEAN FRASERがプロデュースした“幻のデビュー盤”=『CHALLENGES』が今年に再発されたが、そのボーナス・トラックとしても追加収録され、人気を集めているコンシャス・ラスタ・チューン。

13 JUST AS I AM / L.U.S.T
 90年代に結成された美声コーラス・ユニットのL.U.S.T.。メンバーはLUKIE-D、THRILLER-U、SINGING MELODY、TONY CURTISのソロとしても大活躍の面々。一時期は活動休止状況にもあったが、ココ最近は再びグループとしてちょこちょこ活動していて、本作は今夏からロング・ラン・ヒット中の大人気曲で、グループとしては久々のビッグ・チューン。とにかくハンパ無く歌が上手い強者4人で、ショーも激素晴らしいだけに、是非今後もタイトに活動して、世界レベルで活躍してもらいたいところ。

14 LOVE YOU LIKE THAT / BERES HAMMOND
 今年活動30周年を迎えたレゲエ界の良心、ジャマイカの歌心のBERES HAMMOND。もう「良いに決まっているベレス」でヨロシク。今回の『STB』の直前には待望の最新作『THE MOMENT IN TIME』をリリース。30周年記念大作としてDVD付きの豪華2枚組仕様で、これまた素晴らし過ぎる内容で要チェック。本曲は、その新作とは別にリリースされて人気を集めている哀愁ラヴァーズ・ロック。プロデュースは[DIWALI]で知られるSTEPHEN "LENKY" MARSDEN。

15 BROKEN MELODY / TEASSANNE
 あの美人ジャマイカ白人女性シンガー、TAMI CHINの妹、TESSANNE。姉ちゃんほどは美人ではないけど、才能は負けない感じ。『REGGAE GOLD 2007』にも収録された「Hide Away」のヒットでも知られるハズ。もうこの姉妹の場合は、レゲエとかなんとかではない独自のスタンスで活躍中だけど、何よりも良いのはそれでも自分で曲を作って、ちゅんとジャマイカをボスしちゃえるところ。そのオリジティナリティが魅力で、本曲もそこが聴きどころで、ジャマイカで受けている理由。

16 RIDE OR DIE / CECILE
 幾つになっても「BAD GAL」と言い続ける根性がまずは素晴らしいCECILE。永遠ギャルの最新ヒットはJAH CUREも所属する〈DANGER ZONE〉制作のミディアム系で、これまでのCECILEとはまた違った印象の好曲。ジャマイカのラジオでずーっと流れ続けている人気コンシャス・チューン。「BAD」とは「悪い」って意味だけではなくて、「ヤバい」って意味もあるので、「BAD GAL」を「悪道小娘」とか「馬鹿女」とイメージしてたら大間違い。その誤解の方がヤバいぐらい悪い。

17 TIC TOC / BUSY SIGNAL
 もう『「Step Out」〜』の説明は不要なハズの大人気バッド・マン・DJ、BUSY SIGNAL。今夏には「Jail」「There Are The Days」「Wine Pon Di Edge」「Unknown Number」他強力ヒットを詰め込んだ最新作『LOADED』をリリースして、現在の勢いを見せつけたばかり。またBOUNTY KILLER、ELEPHANT MANと共にも来日して、以前と比べ物にならないほどの進化と成長を感じさせたショーの記憶も新しいところ。とにかく『LOADED』は本年度シーンの重要作の一枚。要チェック。で、本曲はその『LOADED』からカットされた現在大人気のビッグ・チューン。ギャル・チューンと言うかややエロい。「Tic Tocと時計の針の動きに合わせて腰を振る」って感じ。是非皆さんも気分はBUSY SIGNALでお試しして。


VP RECORDS

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24×7 RECORDS24×7 RECORDS

VYBZ KARTEL新作登場!



 スティーヴン・マクレガーとどれだけ曲を作ったのか気になって来る。「スタジオに入っている時はまるで一人の人間みたいだ」とカーテルが言っていたほど気が合うのは確かで、本作は天才と天才が組んだ時にだけ生まれるマジックにあふれている。

池城美菜子(CD解説原稿より抜粋)


 強力なヴァイブスと確かなスキルでダンスホール・シーンの頂点に君臨するスーパースター、VYBZ KARTEL。 待望の新作は「『TEACHER』=VYBZ KARTELのジャマイカの現実」をテーマとした壮大なコンセプト・アルバム。ガン、ポリス、ダンス、ガンジャ、ガールズ ー トップDJが生きるジャマイカの日常をリアルに伝える『物語』。


THE TEACHER'S BACK


VYBZ KARTEL
THE TEACHER'S BACK

2008年11月19日発売
VICTER ENTERTAINMENT
VICP-64534 / ¥2,310(taxincl.)
解説:池城美菜子

TRACK LIST >>
 01. TEACHER INTRO
 02. DREAM
 03. COURT CASE
 04. ADDI ADDI ADDI
 05. FLOP DJ (SKIT)
 06. IMAGINE
 07. COSANOSTRA
 08. BUSS MY GUN
 09. TEACHER SAYS (SKIT)
 10. THE TEACHER SAYS
 11. SEXY SEDUCTIVE WINE
 12. SOLOMONIC (SKIT)
 13. SOLOMONIC CHRONIC
 14. LUXURY LOVE
 15. LOVE (SKIT)
 16. LOVE
 17. WHERE MI COME FROM (SKIT)
 18. LIFE STORY

 ADDITIONAL
 BONUS TRACKS FOR JAPAN

 19. BROAD DAYLIGHT
 20. NAH GO NUH WEH
 21. TIGHTEST PUNANI
 22. WHAT A BOY CAN
 23. WORK OUT
 24. BRUK OUT
 25. MONEY FI SPEND

 「THE TEACHER」とはVYBZ KARTELの愛称で、「ゲットーやジャマイカのリアリティを伝える先生/ゲットー・ピープルにサヴァイヴしていくことを伝える先生」という意味で、「THE TEACHER」の愛称が付けられている。



 本作はその「TEACHER」として、VYBZ KARTELがジャマイカの現実を伝え、自らの意見を発信したコンセプチュアルな作品で、アルバム冒頭から最後まで様々なインタールードやスキットを挟みつつ、一つの物語/世界観をアルバムを通じて伝えるもの。「BACK」には、VYBZ KARTELの「背後」にある現実を指すと同時に、「背負っている現実」を指すもの。ジャマイカで生きる一人の男としての現実と、トップ・スターとしての使命が含まれている。



 手掛けているのは、現行シーンのヒット・メーカー、 <BIG SHIP>レーベルの天才プロデューサー、STEPHEN McGREGOR、若干17歳。両者の最強タッグにより実現した、全未発表曲に加え、ヒット曲7曲がボーナス・トラックとして収録された超豪華盤。全ダンスホール・マッシヴ待望の新作であることは間違いありません!
追加収録された7曲は近年のVYBZ KARTELの〈BIG SHIP〉からの強力ヒット曲のオンパレード、全て初CD化となる楽曲。[SHADOW]リディムの「What A Boy Can 」、[DAY BREAK]の「Broad Daylight」「Tightest Punani」、さらに[WORK OUT]の「Work Out」等々の人気曲がずらり。



 レゲエはもちろん、HIPHOP要素も加味した卓越したトラックと、ストーリー性のある構成と展開がこの作品の大きな魅力。 進化したレゲエ・ダンスホールの形、現行シーンの最先端と言える作品が、日本先行で遂に登場決定!



詳細はコチラー→




VYBZ KARTEL Tシャツ 限定発売決定!!!



ニューアルバム『THE TEACHER'S BACK』の発売を記念し、
枚数限定で<BIG SHIP>×VYBZ KARTELのTシャツ発売が決定!!
アルバム発売日と同日の、11月19日(水曜日)正午12時より、24×7ショッピングサイトにて販売開始予定!乞うご期待!!

発売日:11月19日(水曜日)正午12時
価格:税込定価3,150円
仕様:Lサイズ・XLサイズ/BLACKのみ
販売:24×7 RECORDSショッピングサイト http://247reggae.shop-pro.jp/

※ 枚数限定で追加販売はありませんので、お早めに!
※ 発売前の予約等の受付はございません。

REGGAE GOLD DISCOGRAPHY

新感覚コンピレーション・シリーズ『COLORS』好スタート!
新作『BROWN』リリース決定!



COLORS

COLORS-BROWN
COLORS-BROWN
VARIOUS ARTISTS

2008年12月17日発売
VICTER ENTERTAINMENT
VICP-64636 / ¥2,520(taxincl.)
解説付

TRACK LIST >>
01. JAMELODY / RIBBON IN THE SKY
02. LUKIE D / DROWNING
03. TERRY LINEN / WHERE DO BROKEN HEARTS GO
04. SINGING MELODY / RESCUE ME
05. MORGAN HERITAGE featuring RAE RAJKUMAR
06. ABIJAH / THE ROCK
07. FREDDIE McGREGOR / CHOICES
08. ZIGGY MARLEY / LOVE IS MY RELIGION (ACOUSTIC)
09. ETANA / LIVE AND LOVE LIFE
10. DUANE STEPHENSON / DREAM WEAVER
11. TARRUS RILEY / AFRICA AWAITS
12. SANCHEZ / LOVE & UNITY
13. BARRINGTON LEVY / ONE DAY SOON

 9月からスタートした新シリーズ『COLORS』の新作がリリース決定しました。確認しておきますと、『COLORS』は日本独自コンピレーション企画盤で、発売元はビクターエンタテインメントさん。ウチはシリーズの監修を携わらせて頂いてます。まっ、コンセプト/選曲/デザインとか色々とやっている感じです。


 で、シリーズのコンセプトとしては、「ヒットとかトレンド以外にも存在するレゲエの名曲・佳曲にスポットを当ててみましょ」「日本人的な感覚とか感性でハマる曲にスポットを当ててみましょ」といったところで、特に「ジャマイカ・シーンを核に動く現在のレゲエ/ダンスホールにイマイチ興味を持てない方に対しても、『こんな曲があるんか? 良いじゃん』と響くような「良い曲」をお届けしよー」なところ。


 レゲエ・マッシヴが求める作品をお届けしていくのがウチとしては基本ですけど、非レゲエ・マッシヴに対して、「どーやったらレゲエを聴いてもらえるのか?」とその「入口」を作っていくのも大切なコトと考えてまして、『COLORS』はどちらかと言うと後者の考え方で取り組む感じ。


 仕事柄VPとか色々な作品を聴くんですけど、アルバムだけにしか収録されていない曲とかに「良い曲だなー」というのも多かったりして、その自分達の普通な日本人の感覚で聴いて「良い曲だなー」はきっと一般にとっても「良い曲だなー」になるかな、と思ったりして、それをもっと知って欲しいのもある。あと、そういう曲の中には、そのアーティストの持つイメージを変えるような曲とかも多かったりして、そうした部分も伝えたいとかも。そんで、レゲエ・アーティストがやる非レゲエ・チューンにも良い曲がいっぱいで、それはそれでまとめて「こんなんも有るよ」と知ってもらいたいとかも。


 まっ、レゲエ好きが自分達の周りには多いんですけど、逆に「レゲエは嫌い」と言う人達も多いです。「嫌い」ってスゴいでしょ。でも、聞くと大抵は聴いてもいなくて、現在のレゲエが持っているイメージとか、そういうのが嫌いみたい。あと、全部がダンスホールや、ワン・ドロップと思い込んでいるみたいで、「退屈」とか言われるんです。「夏の音楽でしょ」とかも。「放っとこ。聴かんで結構」と言うのも有りなんですけど、ドS魂が「聴かせてみてぇぜ」ともさせるんですな。ただ、縄で縛って鞭とかで引っぱたいて聴かせてもしょーがないので、聴いてもらえるものを考えようと思うんです。


 で、「リディム」「時代」「レーベル」とか言い出すと、多分難しい話になるんだろうとも思って、「こういうレゲエもあるよん。詳しいこと知らんでも構わんから、まずは聴いてみてちょ。そっから判断してみて」と言える様なシリーズを始めた感じ。


 まっ、こう書くと、なんか安易で軟弱に思われるかもしれませんけど、そこはちゃんとしておきます。ええ、ちゃんと「レゲエ」な作品とします。聴きやすさとかは重視したとしても、聴けばちゃんと「レゲエ」が残る、伝わる楽曲しか選びませんし、作品単位にテーマ性を持たせて、レゲエの裏側に存在するカルチャーのスメルも込めるようにしてます。聴くうちにそれを感じてもらえて、慣れてけば、きっと「嫌い」って言ってる現在のレゲエも聴けるようになるかな、って


 あと、レゲエ・マッシヴにも「最新ヒット」しか聴かない人達も多くなってる気がしてるので、そういう皆さんにも聴いてもらいたいかな。きっと新しい発見があるハズ。「シングルだけじゃなくて、アルバムとかも聴いてみよ」とかなるかも。


 まっ、長々と書いてますけど、「チト聴いてみて。良い曲ばっかよ。ずーっと聴ける曲ばっかよ」って感じなので、是非気にして下さい。


 えー、新作は『BROWN』です。前2作と違って、最初に色が決まってました。そのお題をテーマに選曲と曲順と世界観を練り倒しました。茶色いチョコレートのようなビター&スウィートなイメージと、ジャマイカの土の色と彼らの肌の色をイメージを読み取った内容になりました。実にコンシャス。美曲・美メロだらけで、アコースティックな感じの曲も多く聴きやすいと思いますけど、内容は実にコンシャスっす。レゲエです。


 まっ、選曲とかしていてまた思いました。ジャマイカで出来た良曲は、それがレゲエ直球な仕上がりでも、ノン・レゲエな仕上がりでも、「骨」が強いな、と。口当たりや喉ごしはスムースでも、ちゃんと「骨」があって、歌う理由と意味と意志と目的が存在してますな。その強さがあるから、こういうカタチにしてみても、絶対変にならないと言うか、変に出来ないですな。「レゲエ風味」なものとは違うんですな。うん、レゲエは良いです。信じれる音楽ですし、聴き方も色々とあるその包容力と柔軟性も素晴らしい。入口は一つじゃないから、好きに入って、「骨」に引っかかってもらいたいっす。


COLORS
COLORS -GREEN
VICP-64398/VICTOR ENTERTAINMENT
発売中



COLORS
COLORS -PURPLE
VICP-64399/VICTOR ENTERTAINMENT
発売中


TRACK LIST >>
01. INTERLUDE from LOVE HAS NO BOUNDARIES / BERES HAMMOND
02. JOY / JAMELODY
03. GOTTA BE / MORGAN HERITAGE
04. WRONG ADDRESS / ETANA
05. PARADISE LAST / LUCIANO feat. ROCHELLE BRADSHAW
06. LION PAW / TARRUS RILEY
07. WHAT A DAY / TANYA STEPHENS
08. AND SO I WILL WAIT FOR YOU / DA'VILLE
09. MISTY MORNING / DUANE STEPHENSON
10. SIMPLY BEING ME (ACOUSTIC MIX) / SANCHEZ
11. FIRST TIME / SHINEHEAD
12. SERIOUS TIMES / GYPTIAN
13. TRUE REFLECTIONS / JAH CURE


SELECTED BY:24×7 RECORDS.,INC.
解説原稿: 大石始

TRACK LIST >>
01. LET THERE BE LIGHT / DENNIS BROWN
02. LIKE A LOVE SONG / COCOA TEA
03. SOME GUYS HAVE ALL THE LUCK / MAXI PRIEST
04. AND SO I WILL WAIT FOR YOU / FREDDIE McGREGOR
05. ONE STEP AHEAD / BERES HAMMOND
06. I WAS BORN A WOMAN / PAM HALL
07. YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW / J.C.LODGE
08. I HOPE / SANDRA CROSS
09. THERE IS A REWARD FOR ME / FREDDIE McGREGOR
10. DON'T THROW IT ALL AWAY / BARRINGTON LEVY
11. LOVE HAS FOUND IT'S WAY / DENNIS BROWN
12. I'M STILL WAITING / COURTNEY PINE FEAT. CARROLL THOMPSON



SELECTED BY:24×7 RECORDS.,INC.
解説原稿: 米光達郎

24×7 RECORDS

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JUST MY IMAGINATION

/ 第七回〜BOUNTY KILLERのコト

BOUNTY KILLER

 えー、「JUST MY IMAGINATION」。今回は久々に来日をしたBOUNTY KILLERのコトにしましょ。



 まっ、BOUNTY KILLERに関しては説明不要だと信じますけど、個人的にはなんか結構重要アーティストです。その活動や作品を通してもあるんですけど、現在の自分の活動と言うか、生業を考えた時にも一つのターニング・ポイントとなっている存在でもあるんですな。



 直接BOUNTY KILLERと知り合うと言うか、初めて会ったのは1999年でした。確か夏前ぐらいのタイミングで来日ツアーを実施したんですけど、その時に日本でリンクしました。きっかけは暇だったから。



 ええ、その年の3月に自分は以前勤めていた会社を退社/リストラされまして、暇していたんです。月に一回だけ目覚まし時計を鳴らしてハローワークに行く以外は何の予定も無く、ただひたすら毎日ボケーっとしてました。朝から晩までテレビを見たりしてるだけで、完全な引きこもり状態でした。



 まっ、失って分かる仕事の有り難みとか、「もうレゲエの仕事にもう就けないかもしれんな」とか、なんか色々と考えつつも、何をどう動くべきか考えるフリをしたりしてました。一人で「今はチト考えてる時なんだ。せっかくの機会だし、失業保険も全部貰いたいぜ」と嘯いてました。ただ、ホントは「辞めても何とかなるわい」とか、「どっかから声でも掛かるだろ」とか思ってたのに、何ともならないし、仕事関係どころか、友達と思っていた人達からも、ギャル・デムからも一切連絡とか無くなって、こっちから連絡するのもなんか悔しかったり、惨めだったりして、なんかフテくされていてました。プライドだけは一人前だったので、自分から「ういーす」って連絡も出来ずに、なんかフテくされて、やる気も何もかも失って、ただボケーっと、ひたすらボケーッとしていたんですな。不安でしたな、とっても。



 で、そんなある日に携帯がブルル。見たら、ポジティブ・プロダクションの佐川恵社長。自分との関係から言えば、知り合いでお仲間で戦友であるには違いないけど、かと言ってめちゃ友達って感じでも無し。一年に一度でも会えば良い方ぐらい。なので、その着信を見た時は「?」だったけど、取ってみたら「おおーっ」だった。早い話、「BOUNTY KILLERが来日するけど、ツアーの通訳の仕事しない?」だった。格好つけて「検討します」では無くて、「やります、やります、やらせて下さい」とか即答したハズ。BOUNTY KILLERがどうとかでは無く、誰かに、社会に、この世界に、自分が求められたこと、佐川さんの頭に自分のコトが浮かんだコトが嬉しくて、ただただ感謝したハズ。



 で、その電話と依頼があったおかけで色々な人に自分から連絡出来た。「今度仕事するんだ。決まってるじゃん、レゲエ関係の仕事さ」って。アホはすぐに格好つけるもんだ。まっ、それまでレゲエの仕事してたとは言え、会社員で保証や守られていた中でしていたに過ぎなかったし、その会社を辞めた瞬間に誰も居なくなった通りに、自分の名前や価値で仕事していたわけでは無く、振り返れば会社の信用とか名前でやっていたに過ぎなかったので、ある意味初めて、自分個人を信用して仕事を貰えたことがとにかく嬉しくて、なんか嬉しかったんだな。初めてバイトして金もらった中学の時と同じ気分。



 で、それから何週間かして、BOUNTY KILLERは日本にやって来た。JAZZWADとTONY MATTERHORNと、その当時のBOUNTY KILLERの当時のガールフレンド、実兄、あとマネージャーだとかボディ・ガートとか称する実際は何もしない人達と一緒にやって来た。成田空港に向かいに行って、ずっと彼らと一緒に過ごす日が続いた。



 ただ、通訳と言っても、実際にはBOUNTY KILLERはホテルとかに入ると一歩も部屋からも出て来ないし、自分が相手するのは他の人達ばかりで、マネージャーと称する人に時間とかを伝えたり、JAZZWADとかとリハーサルに立ち合って機材とかの確認をしたり、あと食事を一緒に買いに行ってあげたりとかで、BOUNTY KILLERとは挨拶はするけど、話はしない感じ。舎弟が周りに居ると、話しかけるのもウザかったりしたのもある。



 で、ツアーは横浜と東京と大阪の三公演だったんだけど、最後の大阪公演は現在は無くなった泉佐野のりんくうタウン、ジョグリン・シティだった。まっ、大阪マッシヴは馴染み深いある意味画期的なダンスホール・パークだった。



 そんで、羽田から関西空港に移動して、ホテルに入る前に会場をチェックしに行ったんだけど、そこで他のスタッフの方は、ステージ設営とか準備のために会場に残ることになって、自分が全員をホテルへと連れて行く様に頼まれた。でも、「了解しましたー」と簡単に引き受けたら、そこからが結構大変。



 ホテルに入る前に「腹減ったー」と全員大騒ぎ。マクドナルドの看板を見つけると、「連れてけー」と大騒ぎ。で、「ハイハイ、分かりましたよ」と連れて行くと、全員バラバラに勝手に注文を始めて店員さんもパニックになって、アタフタ。「JAZZWADは何頼むの?」「MATTERHORNは何にするの?」とか、通訳らしい仕事と言えばそうなんたけど、結構大変。そんな中、気付いたらいつもは人に食事のオーダーを伝えるBOUNTY KILLERが、レジにドーンと立っているから、「あらら」と思って、横に付いて、「KILLERは何を?」と聞いたら、しばらく考えたまま動かない。BOUNTY KILLERの後ろには、一般の客が並んでいるし、「早く決めて欲しいな」とか思っていたら、突然あのダミ声で、「レタス・バーガー!」。軽く喰らいながらも「ああ、やっと決まったよ」と思って店員さんに伝えると、さらに「レタス・バーガーをバーカー抜きで!」。「ええっ? はぁー?」と思って、「KILLER、そしたらレタスとパンだけになるよ」と言ったら、「ああ、その代わりにレタス多めで頼むー!」とのこと。まっ、しゃーないです、通訳ですから、そのまま店員に伝えたら、かなり困惑した顔をしつつも、こちらの状況を理解して頂いて、「かしこまりました」とタダでスマイルをくれた。



 そんで、「やれやれ」と思っていたら、マクドナルドで自分の食い物をゲットした連中は、そのまま全員どっかに勝手に移動。TONY MATTERHORNがそれ以前の来日で来ていた場所でもあったらしく、「確かあそこにゲーム・センターがあるー!」とかで、全員勝手にそこに行っちゃって、パラパラだよ。「あー、かったりー。どーすんだよー」とか思うも、「しばらく戻って来ないな」と判断して、とりあえず自分は移動車に戻って待機することに。



 そしたら、その移動車の後部座席で、一人でレタス・バーガーのバーガー抜きを食べているBOUNTY KILLERが。「みんなは?」と聞くので、ありのままを伝えると「そっか」と言うだけ。で、二人きりになったので、何となく色々と質問とかしてみた。レゲエのこと、ダンスホールのこと、ジャマイカのこと、BOUNTY KILLERのこと・・。ずっと無口だと思っていたBOUNTY KILLERは実に饒舌だった。何も構えること無く、何でも話してくれたし、聞かないことも話してくれたし、自分の生い立ちとか、暮らして来たゲットーのコトだとか、歌う理由とか夢とかも話してくれた。あと、自分のコトをプロモーターだと思っていたみたいだったので、単なる通訳だと言うことと、それまでしてきたこと、何も決まっていない今後のことも話したら、「言葉も違うこの国で、ジャマイカのレゲエを伝えるのは大変だろうな。ただ、その熱意こそがレゲエの持つ魅力なんだと思う」と言ったのを忘れない。



 TONY MATTERHORN達が遊び疲れて戻ってくるには時間がかなり掛かる様子だった。待たされた男二人で夕陽が落ちて行くのをボケーっ。たわいも無い話がタラタラと。で、そんな感じで、1時間ぐらい話したところで、BOUNTY KILLERは「もう、行こうぜ。待ってられないぜ」と言うので、他を残してホテルに移動することに。で、その車の中でBOUNTY KILLERからジャマイカの連絡先を教えられた。なんか、知らんけど、仲良くなった気がした。あと、自分が横浜で、ずっと男連中に囲まれて暇そうにしていたBOUNTY KILLERのガール・フレンドを可哀想に思って、少しだけ中華街とか案内したり、買い物に付き合ったのしてあげたのを聞いていたらしく、「あっ、そうだ、彼女をケアしてくれて、アリガト」とも言われた。



 大阪公演はオールナイトで、自分は他とは別に一人だけロンドン経由で帰るJAZZWADを成田空港から出国させる役目を頼まれていたので、公演終了と同時にJAZZWADと関西空港に急いで、成田空港へ移動した。だから、BOUNTY KILLERの移動には立ち合わなかった。ツアー中はさんざんのワガママで甘えん坊のJAZZWADに悩まさせれたけど、帰りは徹夜明けもあってか大人しかった。二人とも爆睡していて、成田に着いてもスチュワーデスさんに起こされるまで気付かなかった。で、目が覚めるなり、JAZZWADが「腹減った」と言って、またマクドナルドに行くことになった。JAZZWADはなんか知らんけど、自分の分も奢ってくれた。朝マックしながら、色々と話したり、連絡先を交換したりもした。「なんだ、ホントは良い奴じゃんよ」と思ったハズ。



 で、JAZZWADが出発ゲートに消えて、なんか安堵していたら、携帯が鳴った。見たら、同じツアーのスタッフの方からで、「BOUNTY KILLERのガール・フレンドから伝言です」と言われて、彼女とBOUNTY KILLERの連絡先と、二人からの御礼の言葉をもらった。



 なんかうまく伝えられないんだけど、このツアーを経験させてもらって、忘れかけていたわけではないけど、「仕事って良いな」「仕事してぇな」、「もう、やっぱレゲエの仕事しかねぇだろうよ」と思うようになった。引き籠ってねぇで動き出すことにした。



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VP1741NAH NO MERCY-WARLOAD SCROLLS
(2CD) / VP1741/ 2006

 で、実はこのツアーに一緒に参加していたのがMIGHTY CROWNだった。そこで初めて彼らと直接リンクした。「横浜」って、ちょっと東京からすると構えるところあるんで、ずっと「横浜のよく分からん強面サウンド」って思ってたら、全然そんなことなかった。この時は挨拶とか飯喰う程度、でも、ココでの出会いがその後の自分ところからリリースする『MIGHTY CROWN TRIBUTE TO VOLCANO』に繋がり、彼らとの幾つかのリリース、そして現在までの関係に繋がって行くことになる。



 で、さらにこの時にBOUNTY KILLERはアメリカの〈TBT〉という準メジャーから作品をリリースしていたんたけど、その日本盤をリリースして担当していたのが、ビクターエンタテインメントの田村明洋さんで、ココで知り合って、自分とビクターとの関係がスタートする。



 MIGHTY CROWNも田村さんも共通していたのは、どちらも当時にプータローだった自分を信用してくれたこと。会社時代の外部との関係がほとんど切れていた中で、初めて作れた新しい関係だった。で、そうして「初めて自分を信用してくれた人達」ってことを、現在でも大切にしている。そんで、その人達と出会った時に何かが新しく始まる感じがしたこと、何かを新しく始めようと思えることが出来たことの不思議な感覚に感謝している。会社を興すことにしたのは、この出会いから。田村さんが「個人では無くて、法人じゃないと契約出来ないよ」と言われたから、会社にすることにして、それが続いてる。



 で、自分が「何かを始めよう」と動いたことで、今度はVP RECORDSとの思いがけないリンクが生まれて、コトが進み出して行く。まっ、この話はまたいつか。あと、この後のBOUNTY KILLERとの色々もまたいつか。



 まっ、てなわけで、振り返ると、この99年のBOUNTY KILLERの日本公演というのは、自分にとっては大きなターニング・ポイントでして、そこに色々なチャンスやヒントや出会いが詰まってた。それが無ければ、まだフテくされていたかもしれないし、何がどーなってたか、分からない。



 今回の来日時にBOUNTY KILLER、あとJAZZWADとも軽く会えた。「99年の来日」の時の話をした。彼ら二人が忘れてなかったことが嬉しい。あと、単純に自分みたいな人間が、現在もレゲエに携わった仕事をさせてもらえているのが嬉しい。そんなスペースが与えられている偶然に感謝。そんで、それ以上に望むものはそうは無い。アリガト、BOUNTY KILLER。アンタが居たことに感謝しているよ。それと佐川さん、アナタにも。忘れたこと無いです。



八幡浩司(24×7 RECORDS., INC.)

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